カラスのひな鳥が巣立ちの時期を迎える5月から6月は、親鳥はひな鳥を守るため、特に神経質になります。
人が巣やひな鳥に近づくと、親鳥は▽大きな声で「カッカッ」と鳴く▽頭上を鳴きながら飛ぶ▽枝をつつく―などして威嚇します。それでも気付かずに近づくと、頭をかすめて飛んだり、時には後ろから頭を蹴ったりして攻撃することがあります。カラスに襲われたら、慌てずにその場を離れてください。
巣立ちを終えると威嚇などは次第に収まりますが、しばらくの間、注意が必要です。
●巣やひなに近づかない
巣がありそうな樹木のそばには近づかないようにしましょう。また、巣立ち直後のひなはうまく飛べず、一時的に地面に下りてしまうことがあります。親鳥が近くで見守っているので、近づかないでください。
●近くを通る時は頭を守る
帽子をかぶる、傘を差す、カバン等で防ぐなどして頭を守りましょう。
●餌を与えない
カラスだけでなく、野生動物に餌をやると、人に慣れ、その場所に居付いてしまいます。
■問い合わせ先/イノシシ等地域営農対策担当
電話 092-711-4852
FAX 092-714-4033
カラスやイノシシにごみを荒らされないために
日没前にごみを出すと、カラスなどがごみ袋を荒らすことがあります。ごみはルールを守り日没後に出してください。
カラスなどを寄せ付けないよう、生ごみはしっかり水気を切って、見えないように包んでください。ごみを荒らされないように、ふた付きのポリ容器に入れたり、ネットを掛けたりするのも効果的です。
■問い合わせ先/収集管理課
電話 092-711-4346
FAX 092-733-5907