1月25日(日曜日)に行われた、校区自主防災会主催の「自主防災イベント」に区長が参加しました。
終始和やかな雰囲気の中、災害時に備えて負傷者の救出訓練、簡易テントの設営訓練、炊き出し訓練が行われました。会場では、防災用品の展示も一緒に行われていました。
災害時に傷病者を担架で運ぶ訓練を行っています。息を合わせて運んでいます。
担架を使用した訓練には子どもたちも参加しました。
防災用品を備えておくことも大切です。
ビニールシートを利用して、寒さをしのぐための簡易テントを作りました。
炊き出し訓練も行われ、いも煮が振る舞われました。吉村区長も地域の人たちと交流しながら、おいしくいただきました。
引き続き行われた「こんにちは区長です」懇談会では、校区自治協議会の大森会長から「若久校区の活動の原点は公民館に来ない人や町内会活動に来ない人も含めた住民11,500人のために働くことである。そのためにも、今後も行政の力を借りながら活動していきたい」とのあいさつが行われた後、校区の防災に関する取り組みについて話し合いが行われました。
自治協議会が校区で行う若久まつりや運動会、ウォークラリー大会などの行事に防災に関する訓練や研修を盛り込み、日頃から住民への啓発に取り組んでいるとの発表がありました。また、校区自主防災会の協力のもとで校区で行っている防災に関する事業を町内で実施することが出来て、とても助かっているとの意見も出ました。
吉村区長は、「祭りやウォークラリー大会といった防災と関係がないようなイベントに防災に関連する訓練や研修を盛り込むことで住民に対する啓発に日頃から取り組んでおられる点、校区で行っている事業を、より住民に身近な単位町内会で行えるように工夫されている点が素晴らしいと感じた。単位町内会と校区と区がお互いに出来ないことを補完し合うなかで、単位町内会が果たす役割は大きいと改めて感じた。区も地域と役割を確認しながらしっかりとやっていきたい」と話しました。