LastUpDate: June 4, 2020

博多小知识 160

「夏越之祓」和穿越茅草環

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毎年6月到7月,在全國各地的神社舉行被稱為「夏越之祓」、「夏越祭」,或者「穿越茅草環」的活動。這原來是神道的儀式,被稱為「大祓」,消除人們的災禍,祈禱健康。「大祓」半年舉行一次,6月末舉行的「大祓」被稱為「夏越之祓」,12月末舉行的「大祓」被稱為「年越之祓」,兩者成為一套。


這種儀式不可缺少的是用茅草編的茅草環,三次穿過神社院子設置的茅草環,以此消除災禍。穿越茅草環的起源是日本書紀中出現的蘇民將來的故事。蘇民將來雖然貧窮,但熱情款待僅求一夜之宿的旅人。實際上這位旅人是「素戔嗚尊」,據說按照他的教導,將茅草環戴在身上,就避免了疫病之災。


筥崎宮作為福岡市内有名的神社,6月30日舉行大祓儀式,7月末的星期六、星期日舉行夏越祭。此外,在住吉神社、愛宕神社、鳥飼八幡宮等各種神社都舉行大祓和夏越祭。夏越之祓和穿越茅草環並不是特定神社的祭祀活動,因此,在各位身近熟悉的神社也舉行這種活動。若您在附近的神社看到茅草環,敬請一定試試穿過去。


然而,在京都自古以來就有一種習俗,在「夏越之祓」這一天吃日式糕點「水無月」驅除邪氣。效仿這一習俗,福岡的日式糕點店也在此時期製作季節限定的糕點,取名為「水無月」。這種糕點的基本規則是「以紅豆和蕨粉為主要原料,用竹葉捲起來」,只要遵守這一規則,就可以進行自由調配加工。各店都反復鑽研,製作出富有創意的「水無月」,享用這樣的美味糕點也令人感到樂趣無窮。



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夏越の祓(なごしのはらえ)と茅の輪(ちのわ)くぐり

毎年6月から7月にかけて、全国各地の神社で「夏越の祓」「夏越祭」、あるいは「茅の輪くぐり」と呼ばれる行事が行われます。もともとは「大祓(おおはらえ)」と呼ばれる神道の儀式で、人々の厄を払い、健康を祈願するものです。大祓は半年に一度行われ、6月末に行われるものが「夏越の祓」、12月末に行われるものが「年越の祓」と呼ばれ、2つでセットになっています。


この儀式に欠かせないのがチガヤで編んだ茅の輪で、境内に設置された茅の輪を3回くぐることで厄を払います。茅の輪くぐりの起源は日本書紀に出てくる蘇民将来(そみんしょうらい)の話です。蘇民将来は貧しいながらも一夜の宿を求めた旅人を温かくもてなしました。実はこの旅人はスサノオノミコトで、その教えに従って茅の輪を身につけたところ疫病から逃れたというものです。


福岡市内の有名な神社としては、筥崎宮で6月30日に大祓式が行われ、7月末の土日に夏越祭が行われます。このほかにも住吉神社、愛宕神社、鳥飼八幡宮など、いろいろな神社で大祓や夏越の祭が行われています。夏越の祓や茅の輪くぐりは特定の神社の祭ではないため、身近な神社でも行われていることがあります。近くの神社で茅の輪を見かけたら、ぜひくぐってみましょう。


ところで、京都には昔から夏越の祓の日に和菓子「水無月(みなづき)」を食べて邪気を祓う風習がありました。これに習って、福岡の和菓子屋も「水無月」と名づけた季節限定のお菓子をこの時期に作るようになりました。「小豆とワラビ粉を主原料にし、笹で巻く」という決めごとを守ればアレンジは自由。各店が創意工夫を重ねた「水無月」を食べるのも楽しいものです。