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博多小知识 18

三年一度福冈亚洲美术展之由来

三年一度福冈亚洲美术展之由来画像

开馆于1999年的福冈亚洲美术馆,是世界上为数不多的、系统地收集与展出亚洲近代和现代美术作品的美术馆之一。该美术馆与三年一度的福冈亚洲美术展,起源于1979年在福冈大濠公园开馆的福冈市美术馆所举办的“亚洲美术展”(当时为五年一度)。具有独特艺术风格与文化传统的亚洲美术作品,现在广为人知、备受世人注目。而福冈市美术馆早于30年前已注意到其独特性,并着手开展了各种推广活动。

上世纪70年代,在日本全国,由各地方政府兴建的美术馆和博物馆相继落成,福冈市的美术馆建设也被提到了重要日程上。美术馆必须成为所在城市的象征。凭着这一理念,福冈市美术馆开办了“亚洲美术展”作为开馆纪念。因为自古以来福冈市不但是历史上还是地理位置上都与亚洲有着深厚的渊源与联系,是日本接受亚洲文化的窗口。然而,在上世纪70年代后期到80年代,美术界中最有影响力和最受关注的是美国的现代美术作品,人们普遍对举办以亚洲美术为题材的展览觉得难以理解与接受。

一切从零出发!在艰难的环境背景下,组委会从13个国家收集到471位艺术家的作品,成功地举办了首届亚洲美术展。从一开始他们就把由参展国家自荐画家和作品改为亲自奔赴亚洲各国作实地考察、挑选优秀作品出展,从而发掘了许多无名但才华横溢美术工作者。从此,与亚洲各国的国际交流活动成为了美术馆各项活动的重要支柱之一。

通过五年一度“亚洲美术展”的定期举办,福冈市积累了大量的调查研究成果和国际交流活动的宝贵经验。进入上世纪90年代,当亚洲概念风靡日本上下时,福冈市美术馆作为无论是日本国内还是世界上为数不多的、具有丰富的亚洲近代与现代美术积蓄的美术馆而渐露头角。因此,也就产生了为亚洲美术建立新美术馆的构思。


 广告科长 佐佐木喜美代


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福岡アジア美術トリエンナーレ前史

 1999 年にオープンした福岡アジア美術館。アジアの近代・現代美術作品を系統的に収集し、展示している世界でただ一つの美術館。この美術館とトリエンナーレが始まることになったのは、1979年に大濠公園に開館した福岡市美術館がオープン以来開催してきた「アジア美術展」がきっかけです。独自の文化と伝統を持つアジアの美術作品は、今でこそ注目を集めるようになりましたが、福岡市美術館は30年前からアジア各国の美術作品に着目してきたのです。

 1970 年代、全国で地方自治体による美術館、博物館の建設が相次いでいて、福岡市でも美術館建設が重要な案件となっていました。美術館は福岡という都市を象徴されるものでなくてはいけないと企画されたのが開館記念の「アジア美術展」です。福岡市は昔からアジア文化の受け入れ窓口であり、歴史的にまた地理的にもアジアと深い関係にあったのですから。しかし1970年代後半から1980年代、美術界においてはアメリカ現代美術が最も刺激的で世界から注目を集めていたこともあり、アジア美術をテーマとする企画は周りの理解を得ることが難しかったようです。まさにゼロからの出発。それでも、開館記念展覧会では13カ国から471作家の作品を集めています。

 当初は相手の国に作家や作品を選んでもらっていたのを、学芸員自らアジア各国、現場に出向いて調査し、埋もれた作家を掘り起こす、アジア諸国との国際交流活動を美術館活動の柱の一つと位置づけました。

 5 年ごとに開催してきた「アジア美術展」を定期的に続けることで、地道な調査研究、交流活動が積み重ねられてきました。1990年代に入って、アジアが全国的なキーワードになったときには、日本はもちろん、世界の中でも有数のアジアの近代・現代美術に関する蓄積が福岡市美術館にできあがっていました。そうやって、アジア美術に関する新美術館構想が生まれてきたのです。


  福岡市広報課長 佐々木 喜美代