博多小知识　13

因福冈市的请求而开始的“集团山见”

博多祗园山笠是商人之城博多夏日的庆典活动。其中“肩扛山笠”在活动期间从博多进入福冈一边的仅在每年7月13日下午3点半开始的“集团山见”时。这个“集团山见”活动还是在昭和37年(1962年)阿部源藏担任市长时，因福冈市政府的请求才开始的。大家都知道正式的“追逐山笠”是在7月15日凌晨4点59分开始，所跑的路线也仅限于博多部分。抱着“为了让更多的市民和游客能看到山笠”的愿望，开始了“集团山见”的活动。
 “集团山见”的路线为从博多区吴服町的十字路口开始，穿过横跨那珂川的西大桥，直跑到阿库罗斯福冈后向左转，终点为福冈市政府前面。抬着山笠的队伍沿着明治路奔跑，沿途经过博多座、中洲等地，奔跑距离约为1.3公里。和正式的“追逐山笠”所跑的5公里路线相比要短得多，而且“集团山见”不比赛速度。即便如此，由于是奔跑在宽阔笔直的大路上，因此速度极快，让人感觉就像一阵风似的掠过。
唯有在“集团山见”的时候才由福冈•博多的知名人士登上肩扛山笠。预定由吉田市长登上第一山笠的东流山笠。在终点能够跟着唱“博多祝福歌”的也只有这第一山笠。众人在市政府前同声歌唱的情景极为壮观。登上山笠的通常为前面3人，后面3人一共6个人。原本这6个人都是整座肩扛山笠的行动指挥，责任极为重要。特别是坐在前面中央位置上的人更是起到总指挥的作用。
到了7月会公布登上“集团山见”山笠的知名人士。至今为止曾登上山笠的名人有软件银行的孙正义社长、建筑家的磯崎新先生等。穿上山笠服装参加过山笠的人似乎都会上瘾。听说美国领事在福冈任职时曾参加过山笠活动。后来即使是在被调离福冈后，每年7月为了山笠都必定会回到福冈。参加过山笠的人都那样，更不用说是曾登上过山笠的人了。那种兴奋应该是永生难忘的吧。


 广告科长　佐佐木喜美代

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福岡市の要請で始まった「集団山見せ」

　毎年7月13日午後3時半からスタートする「集団山見せ」。商人の町・博多の祭りである博多祗園山笠のかき山が、城下町・福岡に乗り入れる唯一の行事です。この行事は昭和37（1962）年の阿部源蔵市長時代、福岡市の要請で始まりました。ご存じのように本番の追い山は7月15日の早朝4時59分にスタートし、走るコースも博多部だけであるため、「市民や観光客にも広く山笠を見てもらいたい」という願いから始まりました。

　博多区呉服町交差点をスタートして那珂川にかかる西大橋を渡りアクロス福岡まで一直線に走り、左折して福岡市役所前がゴールとなります。博多座、中洲などのある明治通りを道いっぱいに広がって全長約1.3キロのコースを走りますが、タイムを競うことはありません。本番の「追い山」は5キロほどを走るので、それに比べると短い距離ですが、広い直線道路を走るのでスピードが増して、まさに駆け抜けるといった様子となります。

　この集団山見せに限って、台上がりは福岡・博多の知名士が務めます。吉田市長は一番山の東流に台上がりする予定です。到着地点で「祝いめでた～の」と唄われる「博多祝い唄」を唱和できるのは一番山だけ。市役所前で一斉に唄われる姿は圧巻です。台上がりは通常前側に3名、後ろ側に3名計6名で、本来は、かき山の全体指揮を執る重要な役割を持つ人たちです。特に前側中央に座る人が実質的なリーダーと見なされています。

　7月に入ると台上がりする知名士が発表されます。これまでにソフトバンクの孫正義社長や建築家の磯崎新さんらが台上がりしました。一度でも山笠の格好をして参加すると病みつきになるようです。アメリカ領事が福岡時代に山笠に参加して、それからは毎年転勤しても7月は福岡に戻ってくるという話を聞きました。ましてや、台上がりした人は、その興奮が忘れられないのではないでしょうか。


　　福岡市広報課長　佐々木　喜美代