しつけのつもりで叩いても虐待になるんですか?
虐待かどうかの判断は、保護者の意図にかかわらず子どもの立場に立ってされなければなりません。
「しつけ」とは子どもの健全な成長発達のためのものですから、子どもの体や心に傷を与える「叩く」という行為は、たとえそれが「しつけ」のためであっても虐待となります。
なお、児童虐待防止法において、「児童のしつけに際して体罰を加えてはならない」と明記されています。
しつけの方法や子育てに思い悩んで、いっぱいっぱいになっているお父さん、お母さん。
「もしかして虐待かな?」と思う子どもを見かけたり、SOSが聞こえたそこのあなた。
189は、そんな皆さんからの相談・連絡に24時間対応する、児童相談所虐待対応ダイヤルです。
※連絡・相談は匿名でも行うことができ、その内容に関する秘密は守られます。
※児童相談所(福岡市の場合は、えがお館)では、
虐待に関する相談以外にも、子どもに関する様々な相談に応じています。
下記の相談専用ダイヤルへお気軽にお電話ください。
しつけのつもりで叩いても虐待になるんですか?
虐待かどうかの判断は、保護者の意図にかかわらず子どもの立場に立ってされなければなりません。
「しつけ」とは子どもの健全な成長発達のためのものですから、子どもの体や心に傷を与える「叩く」という行為は、たとえそれが「しつけ」のためであっても虐待となります。
なお、児童虐待防止法において、「児童のしつけに際して体罰を加えてはならない」と明記されています。
児童相談所に相談したら、子どもと離れ離れにされると思っていました。
まずは、どのようなことでお困りなのか、お話しをお伺いいたしますので、気軽にえがお館(福岡市児童相談所)にご相談ください。その上で、できるだけ、お子さんが家庭で過ごせるよう、今後どうしたらよいかを一緒に考えていきます。
何をしても泣いているから、もう何もしてあげたくない。どうしよう…。
日々の子育ては大変ですよね。子育て中はいつも子どもをかわいいと思えるとは限らず、育てていく自信がなくなることは多くの人が経験しています。
つらい気持ちを一人で抱え込まず、まずはお住まいの区の子育て支援課など、お近くの相談窓口に相談してみてください。一時的にお子さんを預けて、息抜きやリフレッシュすることができるサービス等をご案内します。
相談窓口はこちら
子どもを叱るときに、つい手が出てしまいます。
叩いて、たとえその時は子どもの不適切な行動が止まっても、毎回不適切な行動が止まるわけではありません。そうすると、結局、次に叱るときはより強く叩かなくてはならなくなります。叩くことがエスカレートすることによって、子どもの健康や命にもかかわります。
また、叩かれて育った子どもは、暴力で相手を支配できると思ってしまい、お友達を叩いてしまうなどの問題行動が起こりやすいとされています。なぜいけないのかを言葉で根気強く教えていくことが大切です。しつけの仕方に悩んだ時も、えがお館にご相談ください。
わたしが通報したって知られたら、やっぱり気まずいな。
児童虐待防止法では、「通告を受けた児童相談所等は、この通告をした者を特定させるものを漏らしてはならない」と定められており、通報(通告)した人やその内容についての情報が漏れることはありません。秘密は守られます。
また、通報は匿名で行うことも可能です。
アザができている子を見ても、「転んだだけだよね」と自分に言い聞かせてしまいます。
「児童虐待の防止に関する法律」第6条で、虐待を受けたと思われる児童を発見した場合、(児童相談所または福祉事務所に)通告しなければならない、と定められています。
虐待かどうかの確信がないから、と通告をためらう方もおられると思いますが、虐待の可能性が否定できないと感じたら、ぜひ189までお電話ください。
虐待の疑いを見過ごすことの方が、後に取り返しのつかない結果を生じさせるおそれがあります。ためらわずに通告することが重要です。
なお、虐待の事実が認められなかったとしても、通告した人が責任を問われたり、処罰されることはありません。
こんな時間に、こんな小さな子がひとりで?と思ったことがあります。
寝ているから、ちょっとの間だから、と乳幼児だけで過ごさせると、以下のようなことが起きてしまう可能性があります。
などなど…
乳幼児が長時間一人で放任されていると感じられたら、速やかに189までお電話ください。
虐待のニュースを見るたびに、「近所の人は気づかなかったのかな?」と思っていたけれど…。
ひとり一人が地域の子どもたちに関心を持つことが大切です。社会全体で子どもを見守ることが、子どもの命を守ることに繋がります。