水揚げ
搬入
全国各地から、また外国からも水産物が入荷します。市場には、鮮魚市場の突堤に接岸した船から、水揚げされ、場内の荷役会社により小分けされ、卸売場に並べられたり、いろんな大きさのトラック、コンテナで陸送され、トラックの運転手や卸売会社の社員の手で卸売場に並べられたりしていきます。
下見
せり開始前に、仲卸業者は卸売場に置かれた生鮮水産物を綿密に調べます。
産地や大きさ、品質などから値段を見積もり、せりに備えます。
せりの始まりは午前3時からです。
仲卸業者や売買参加者がせりに参加します。
鮮魚市場のせりは、「移動ぜり」です。
広い卸売市場の中を移動しながら次から次に「せり」をしていきます。
福岡市の鮮魚市場では、せりは卸売会社の「せり人」が3人1組で行っています。
搬出
仲卸業者が仕入れたものは、小口にして売買参加者に販売したり、量販店や飲食店に配達されたりします。
売買参加者が仕入れたものは、それぞれのお店で販売したり、得意先に販売したりするため、せりが終わると素早く市場からお店へと搬出します。