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更新日: 2021年1月30日

糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合

目的

糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合(以下「財産組合」という。)は、篠栗町、福岡市、宇美町、志免町、須恵町、久山町及び粕屋町の共有に係る森林その他の財産の管理(新たな財産の造成を含む。)及び処分に関する事務を共同処理することを目的に設立された一部事務組合(特別地方公共団体)です。

沿革

財産組合の歴史は、2百余年前より関係村民の労力提供によって現在の篠栗町大字篠栗一帯に造林を行ったことにより始まりました。天明9年(1789年)には、黒田藩より「凶荒の際は伐採を認める」との確証書が授与されました。
明治9年には、地租改正に先立つ官有地区分事業により、造林地が、当時の表糟屋48ヶ村の共有林として認められました。これを受けて、関係村は、「糟屋郡南部落48ヶ村連合」を組織しました。その後の町村合併により48ヶ村は11町村となり、更には7市町に再編されました(うち9村は箱崎町及び多々良町となり、その後、福岡市に合併)。
昭和33年、7市町の議会の議決と福岡県知事の許可を経て、地方自治法第284条に基づく一部事務組合となり、現在の名称へ改称されました。

構成

現在の財産組合の構成地方公共団体は、福岡市を含む1市6町です。
(篠栗町、福岡市、宇美町、志免町、須恵町、久山町、粕屋町)

明治9年当時の表糟屋郡48ヶ村と現在の市町の位置関係
組合共有林(緑色):約450ヘクタール

明治9年当時の表糟屋郡48ヶ村と現在の市町の位置関係

※旧箱崎町及び旧多々良町は、後に福岡市に合併されました。

事業

財産組合では、主に以下のような事業を行っています。

  • ・共有林の管理・処分(植林、下草刈り・枝打ち・間伐、伐採、立木の売却など)
  • ・その他の財産の管理

組織

財産組合の執行機関は、篠栗町に所在地があり、組合規約により組合の基本的事項が規定されています。また、議決機関として組合独自の議会を有しています。

※組合の規約はこちら (116kbyte)pdf 

財産組合の財産

土地、建物及び立木財産等の財産所有権があります(平成24年3月31日現在)。財産組合の財産は、構成地方公共団体の共有となります。

  • 1 山林(立木を含む) 451.4ヘクタール
  • 2 山林を除いた土地及び建物(事務局庁舎・番宅ほか) 995平米
  • 3 森林組合への出資金 約46万円
  • 4 物品 車両 5台
  • 5 基金 約9,372万円

共有林の役割と福岡市との関係

森林には主に、次の二つの機能があります。近年、森林の公益的機能の重要性はますます高まってきています。

1 経済的機能

樹木を育成し、育成した樹木を伐採し木材を生産し収益を得る。

2 公益的機能

森林がもつ水源かん養機能により、環境保全や災害防止を図り、地域住民の福祉増進に寄与する。

【水源かん養とは】

水源を保ち育て、河川流量を調節する機能。水分を常に地中に一定量をたくわえることで、雨水が一時に下流域に流出することをある程度防止できる。水資源の確保に寄与するだけでなく、洪水や地滑りなどの水害防止に役立つ。

共有林の約93%は、農林水産大臣により水源かん養保安林に指定されています。
財産組合の共有林は、福岡市において取水できる水道水源である多々良川水系の上流域に位置しています。