現在位置:福岡市ホームの中の救急医療・消防の中の福岡市消防局の中の防災センターから1月17日は「防災とボランティアの日」
更新日: 2021年1月17日

1月17日は「防災とボランティアの日」

神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真写真提供:神戸市 

 平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機に創設された「防災とボランティア週間」は、災害時における自主的な防災活動やボランティア活動の認識を深めるとともに、災害への備えの充実強化を図ることを目的としています。 
 毎年1月17日を「防災とボランティアの日」とし、毎年1
月15日から21日まで「防災とボランティアの週間」となっています。
 

「あの日」を忘れない。


~阪神・淡路大震災~
(1)阪神・淡路大震災における被害状況
平成7年1月17日火曜日、午前5時46分の冬の明け方、兵庫県南部でマグニチュード7.3、震度7の直下型地震が発生しました。阪神・淡路大震災の被害は、兵庫県を中心に大阪府、京都府など2府14県に及び、人的被害は、死者6,434人、行方不明者3人、負傷者43,792人という甚大なものとなりました。建物被害については、住家が全壊104,906棟、半壊144,274棟、一部破損390,506棟、合計639,686棟にのぼり、また住家以外の公共建物は1,579棟、その他40,917棟が被害を受け、293件の火災が発生しました(総務省消防庁調べ)。この地震による避難者は、ピーク時で約32万人に及びました。


阪神・淡路大震災 画像
写真提供:神戸市  



神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真1  
神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真2(高速道路倒壊)
神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真3(街の全景)
神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真4(ビル内の柱が壊れている)
神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真5
神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真6
神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真7
神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真8(火事の様子)
神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真9

今できることを「今」やろう!

私たちは過去、多くの災害で大切なものを無くしました。

しかし、残された私たちには、「今」出来ることがあります。
大切なものを守るために今できることを「今」しましょう。

福岡市消防局ではオンライン来館のページで、
地震対策、大雨対策、消火器の使い方を紹介しています。
ぜひ、ご覧いただき、活用していただければ幸いです。

福岡市消防局オンライン来館の紹介ページ画像


(1)地震対策ページ(映像あり)はこちらをクリックしてください。

(2)大雨対策ページはこちらをクリックしてください。

(3)消火器の使い方(映像あり)はこちらをクリックしてください。


※引用サイト
内閣府「防災ボランティア活動の基礎情報」ホームページ
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/bousai-vol/info/index.html
ボランティアプラットフォームホームページ
https://b.volunteer-platform.org/emg/preparation/




ボランティアについて

神戸市提供の阪神・淡路大震災の被害写真(ボランティアの様子)

写真提供:神戸市


防災について


「防災」とは、「災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、及び災害の復旧を図ること」をいいます。<災害対策基本法> つまり、「予防(訓練・啓発)」から、「応急・避難生活支援」、そして「復旧・復興・生活再建」など、事前から事後にいたる「災害の全ての局面」に掛かる用語です。

救援活動にかぎらず、復旧・復興の取組、また、平時の予防や訓練、防災意識の啓発など、
防災ボランティアには、さまざまな参加のしかたがあります。


※引用サイト
内閣府「防災ボランティア活動の基礎情報」ホームページ
http://www.bousai.go.jp/kyoiku/bousai-vol/info/index.html
ボランティアプラットフォームホームページ
https://b.volunteer-platform.org/emg/preparation/

災害が発生した被災地へのボランティアに行くなら


1 ボランティアに行くなら自分の身は自分で守ろう!

「安全第一」のイメージイラスト

(1)被災地では、状況は刻々変化しています。
  次の豪雨が迫っていたり、余震があったり、晴れていても地盤が緩んでいたり、避難指示が出されている 場合もありえます。
  テレビ、ラジオのニュース、気象情報、及び、災害ボランティアセンターのホームページ等で、最新情報を必ず確認し、事前に、装備や心がまえ等を予習・再確認しておきましょう。

ボランティア案内のイメージイラスト

(2)被災状況に応じた服装と準備を!
  ヘルメット・防塵マスク・ゴーグル・長袖・長ズボン・名札・安全靴・ゴム手袋・タオルや 季節に応じた服装を用意し、自分の身は自分で守りましょう。
  夏であれば、熱中症に気を付け、冬であれば、寒さ対策を忘れずに。


2 ボランティアに行くなら地元に負担をかけない!

ボランティアに行った際、地元に負担を掛けないのが大前提です。
間違っても自分が助けられる側にならないよう、体調の管理やケガの防止に万全を期してください。


ライフラインのイメージイラスト

(1)被災地のライフラインを確認しておこう。
  電気・ガス・水道・インターネットなどのライフラインが断絶されている場所には、簡易トイレ・寝袋・携帯の充電などの持ち物が追加で必要です。事前にインフラの状態を確認し、それに合った荷物を選択してください。

ボランティア募集中のイメージイラスト

(2)ボランティアを募集しているところに行こう。
 被災直後は現地が混乱している恐れがあります。確実にボランティアを募集している公共団体、またはそれにかわる団体の募集状況をサイトなどで経過を確認し、被災現場に勝手に踏み入らないようにしましょう。


被災地に行かなくてもできるボランティアがある


自分が被災地に行ったり、物資を送ることはもちろん尊いことですが、現地のボランティアが円滑に活動するためのお金も重要です。被災地でのボランティア活動のための募金に送ることも立派な活動です。

地域全体の活力の維持・回復のために、観光イベントへ参加することや地元産品の購入などを通じて、被災地を心の交流や経済面で支えることは、重要なことです。

平時からの活動の延長が重要です。普段から、お近くのボランティア・市民活動センターなどで、防災以外のさまざまなボランティア活動に参加されてみてはいかがでしょうか。


【福岡市の災害ボランティアについて】

福岡市ホームページには
「災害ボランティアに関する情報」ページに最新のボランティアに関する情報が更新されています。
コチラからご確認いただけます。
「災害ボランティアに関する情報」ページ
https://www.city.fukuoka.lg.jp/bousai/saigaiboranntia.html