下水道施設の縦軸ポンプの劣化状況確認
道路下水道局 下水道施設部 施設整備課
下水道施設に使用されている縦軸ポンプ(口径450mm~1000mm)は受注生産であり,点検・整備はポンプの製造メーカーに委託しています。振動値や軸受温度,異音の有無などにより時期を判断し,8~12年程度ごとに部品の摩耗度等を想定し修理を行っています。事前にポンプ本体を整備工場において分解して,各部品の摩耗度,劣化度を確認し交換や整備の方針を決定することが望ましいのですが,それには数百万の費用がかかります。点検により,不具合が見つかる場合もあれば,結果として何も異常がなかったというケースもあります。
一度の点検費用が高額であるため,これを抑制するため,より適切なタイミングで整備・点検を行いたいと考えています。
主に摩耗する部分であるスリーブと水中軸受の間隙や羽車とケーシングの間隙などについては,水中部の機器内部であるため,ポンプ本体を引き上げ分解しなければ確認できません。ポンプ本体を取り出すことなく水中部(汚水)で部品の摩耗度(機器と機器との間隙,ミリ単位)を測定する技術があれば,より適切な時期に整備することができ,経費削減に繋がると考えています。
(下記写真参照)
想定している既存のソリューションはありません。課題を解決できるようなソリューションを福岡市と共働で開発していただければと考えています。
部品交換時期の適正化による整備費の削減
令和元年12月6日(金曜日)
○募集の締め切り後,提案者の皆様と個別に協議いたします。
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提案シート (15kbyte)
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