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更新日: 2022年9月1日

市長会見|市長のオフィス

8月31日市長会見

発表内容

  • <<七隈線延伸事業>>七隈線(天神南駅~博多駅)が令和5年3月27日に開業!!(交通局計画課・経営企画課)  ※配布資料 (1,059kbyte)pdf
  • コンビニ等で証明書手数料が「100円」になります!(市民局戸籍住民課) ※配布資料 (662kbyte)pdf
  • 約350か所のバス停にベンチ設置を開始します!(道路下水道局道路利活用推進課、港湾空港局工務課、福祉局地域福祉課、農林水産局森林・林政課) ※配布資料 (314kbyte)pdf

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発言・質疑要旨

<<七隈線延伸事業>>七隈線(天神南駅~博多駅)が令和5年3月27日に開業!!(交通局計画課・経営企画課)

市長
 おはようございます。よろしくお願いします。

記者
 おはようございます。幹事社のTVQです。
 それでは、市長から発表案件について、お願いいたします。

市長
 はい。お待たせをしています、地下鉄七隈線、博多駅までの全線開通時期が決まりました。
 【フリップ1 (334kbyte)】来年3月27日になります。これによってですね、天神南駅から博多駅までが直通いたしますし、また、櫛田神社前駅という新しい駅もできますから、いわゆる博多旧市街のエリアとか、キャナルシティも含めてですね、こうしたところにも非常にアクセスがよくなるということになります。
 この地下鉄七隈線についてはですね、地下鉄の陥没ですね、博多駅前の陥没事故等もあって、およそ2年ぐらいお待たせをすることになったわけですけれども、間もなくということです。とにかく全線開通の日まで安全第一で、工事を進めるように指示をしているところであります。
 今回、七隈線、博多駅まで直結することによって、七隈線の各駅から博多駅までという時間がですね、およそ14分、14分、短縮できることになります。この、七隈線沿線ですから、福岡市西南部ですね、この地域の皆さんから博多駅までのアクセスというのは、これで格段によくなると思いますので、期待をしています。
 また、これによってですね、地下鉄のほうに乗り換える方も非常に増えることを試算しておりまして、これは例えばマイカーから地下鉄に変わることによる脱炭素も含めてですね、こうした効果も期待をされるわけであります。
 間もなくということで、あと半年ちょっと、7カ月ぐらいかな、でありますので、ぜひ期待をされてください。
 では、次です、続いてが。そうだ、そうだ、一個、一個。今の駅の状況をちょっとお見せしますね。
 【フリップ2 (370kbyte)】これが、今の状況の櫛田神社前駅。新しい駅の現在の状況を、せっかくなんで写してきたものです。今、どういう状況になっているかというと、線路は完成しました。それで、今、新しい駅の内装工事とか、電気工事をしているところになります。中の電気工事のほうは、こちらであるんですけど、地下鉄を走らせるほうの電気が今後、工事によって通るようになってくると、実際に中に電車を走らせるというような試運転にも入るということになります。
 現時点の今、工事がどうなっているかというのは、今もう、安全第一でとにかく進めていますので、中のほうは、なかなか見る機会もないと思いますので、工事の関係の方に、これは写真を撮ってきていただいたということになります。これが現在の櫛田神社前駅の、今、様子ということになります。


コンビニ等で証明書手数料が「100円」になります!(市民局戸籍住民課)

 では、続いて、【フリップ3 (269kbyte)】福岡市ではマイナンバーカードを使うと、コンビニでの証明書の発行をワンコイン、100円でできるようになります。期間は10月の1日から3月31日、今年度いっぱいということになります。
 区役所に来るよりね、近くにあるコンビニで証明書、例えば住民票とか、戸籍謄本とか取るのは、もう近くのコンビニで取ったほうが絶対楽というかね、身近で。しかも24時間取ることができますのでね、ぜひマイナンバーカードを使って、こちら、ぜひ利用していただければと思います。
 なんといっても、この手数料ですよね。住民票とか、印鑑登録については、これは300円かかる。そして、戸籍謄本は取るのに450円かかるんですが、これが一律で全部100円で済むということですから、絶対的にこれはお得であります。ぜひコンビニのほうでね、こういった証明書は取っていくということに、皆さん、だんだん移行していただければね、区役所のいわゆる密というのも避けることができるようになりますので、ぜひマイナンバーカードで、コンビニで証明書を取っていただくことを皆さん習慣化していけばいいなと思います。
 たぶん、まだ取ったことないという方ね、なんとなくコンビニに行って、ちゃんと取れるかしらと思うかもしれませんが、実際やってみたら、本当に簡単な手続きというか、簡単な操作で取得することができますのでね、ぜひ、ご利用いただければと思います。
 コンビニに行くと、マルチコピー機というものがありますのでね、そちらでの操作になります。
 ちなみに、マイナンバーカードのほうの話にいくと、こちらは、この機会に申請していただけたらですね、9月末までに申請していただければ、電子マネーに、最大2万円分の電子マネーがもらえることになりますので、こちらもすごいお得というか、使わないと損なんで、ぜひ使っていただければと思います。
 それから、区役所のほうなんですが、申請のサポート、それからカード用の写真の無料撮影も行います。仕事が忙しくて平日に時間が取れないというような方についてはですね、アクロス福岡、市役所の隣にありますけれども、こちらのほうで、マイナンバーカード臨時交付センター、これは夜間、それから土日でも同じようなサポートを受けることができるようになります。申請手続きが分からないという方は、こういったところも利用していただければと思います。
 できるだけ福岡市としては、こういったカードも使いながら、そして、また、このオンライン、スマホとか、パソコンも使いながらですね、区役所に直接来ることなくても、行政のサービスを受けることができる、ノンストップ行政というのをそもそも目指しているわけでありまして、ぜひこうした市役所・区役所の進化というのもね、ぜひ皆さんも、その利便の向上を体感いただければと思います。
 2件目は以上でございます。ちなみに、手数料の減額については、条例の改正と予算の補正を行いますので、議会にも諮りながら進めていくということになります。


約350か所のバス停にベンチ設置を開始します!(道路下水道局道路利活用推進課、港湾空港局工務課、福祉局地域福祉課、農林水産局森林・林政課)

 さて、今日、最後です。
 【フリップ4 (536kbyte)】福岡市が進めているベンチプロジェクトについてなんですが、今回、新たに福岡市内のバス停、およそ350カ所に福岡市として、ベンチを設置したいと思います。
 これまでもですね、このサルのマークの入った、「ユニバーサル都市・福岡」のサルのマークが入ったベンチを民間とも共同で進めてきたわけですね。ベンチプロジェクトということで進めてまいりました。
 本来、この設置、バスの事業者等が設置しなければいけないというところもあるわけですが、これ設置をとにかく加速してほしいという、市民の皆さんのご要望もあるという中で、地域の皆さんやバス事業者と協力をしながら、これまでおよそ550カ所のバス停に設置を進めてきた、このベンチプロジェクトなんですが、今年度はですね、この取り組みを加速すべく、およそ350カ所に新たにベンチを設けていきたい。
 特に道路の幅が狭くて、どうしてもベンチを置けないというような場所とか、国が管理するような場所、これを除いてですね、市が設置するバス停、設置できるバス停全てにベンチを、もう設置をしていくということになります。
 この350カ所のうち、屋根があるバス停ですね。屋根があるバス停65カ所あるんですが、そちらは、Fukuoka Green NEXTの一環として、福岡市内産の木材を使用したベンチを、設置をしたいと思っています。屋根があるほうが傷みが少ないので、合成の木にせずとも、そのまま木を使えますのでね、そちらのほうにしたいと思います。
 ぜひ、こういった市内産の木のぬくもりというものも感じていただきたいと思うし、なんといっても散歩中にね、高齢化社会の到来に向けて腰掛けたり、休憩をされたり、もちろんバスを待つ間に休憩をされるというような形で使っていただければということで考えております。
 はい、私からの発表案件は、今日は以上です。


質疑要旨

記者
 ありがとうございます。
それでは、各社さま、発表案件について質問があればお願いいたします。
 では、幹事社のほうからですけども、七隈線の延伸についてなんですが、改めて、この地下鉄延伸が、なることによって、福岡市のまちにどのような変化をもたらすのか、改めて期待感をお願いいたします。

市長
 はい、そうですね、福岡のまちは天神ビッグバン、そして博多コネクティッドということで、本当に100年に一度の都市の再開発が行われている。そして、都市機能が非常に充実をしてきているわけですが、それに合わせた交通ネットワークの整備ということが着実に進んでくるということ。
 特に、福岡市の西南部地域ですね、こうしたところから都心部へのアクセスの向上ということが、今回、図られるということは、これは非常に意義が大きいと思います。博多駅に直結できるということですから、そこからさらに、いろんな地域ともつながっていくということで期待をしています。利便の向上ですね。
 それからもう一つが、いかに都心部に車の乗り入れを抑制していくかということも大事な課題なんですね。今回の博多駅までの全線開業によって、マイカーから地下鉄へと乗り換えですね、こうしたことによる渋滞の少しでも解消につながること。それから脱炭素、こうしたものにつながることを期待をしております。

記者
 ありがとうございます。
 各社さま、ほかに発表案件について、質問ございませんでしょうか。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 読売新聞の池園です。
 七隈線延伸の関係でですね、先ほど市長、西南部からの博多方面へのアクセスがよくなるということで、これによってですね、西南部、特に七隈線沿線沿いのまちというのも、また便利がよくなる、博多まで便利がよくなるということで、人気が出てくるとかですね、そういったことも考えられると思うんですけども、沿線のまちづくりに関してはですね、橋本駅前は特に、また再開発というか、進んでますけれども、全体として、七隈線沿線のまちづくりに関しては、今どのようにお考えでしょうか。

市長
 そうですね、今ちょうど七隈線の西の端であります、橋本駅ですね、こちらのほうは区画整理の事業が進んでいますし、また、新しくできた早良区南部の交流拠点についてもですね、そうしたものもこの七隈線に近い場所に整備をするなど、こうした将来的な全線の開通に合わせてですね、それぞれの地域のまちづくりを進めてきているところでありますので、今後、間違いなく、博多駅までの全線開通となると、これは非常に、この七隈線延伸、沿線沿いの土地の価値というのは上がってきて、非常に人気が出てくるだろうな。それに合わせて、まちづくりが進む。
 また、住宅の建設も進んでくると、さらにそうした顧客を見込んだテナント、お店がですね、そこで賑わってくるということで、まさに西南部のほうの活性化につながってくるものと思いますし、これに合わせて福岡市も、よりマイカーからこの地下鉄、公共交通への乗り換えというような形で進めていければとも思っています。

記者
 ありがとうございます。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 西日本新聞の塩入です。よろしくお願いします。
 地下鉄の延伸の関連といっていいと思うんですけど、今、県のほうで、JRの福北ゆたか線と地下鉄空港線をですね、接続する構想を持って、基礎調査を進めているところなんですけれども、市長、こちらの福北ゆたか線と地下鉄空港線のですね、接続については、どのようにお考えでしょうか。

市長
 今、県のほうで試算などが行われていると聞いております。当然これ、採算含めてですね、きちんと収支が合うという計画がなされることが大前提ですが、本当に県のほうでそのような形で進めたいという形で、地下鉄のほうに対して相談があればですね、当然これは話をしっかり聞いていきたいと思うし、前向きに検討もしていきたいとは思っています。
 ただ、今、収支のほうが、B/C(ビーバイシー)が、結果がよくなかったと聞いていますので、これを県のほうでどのように扱っていくのかというところを、注視をしているという状況です。

記者
 ありがとうございます。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 毎日新聞の野間口です。
 延伸関連でちょっと、細かい点で恐縮なんですけれども、この七隈線各駅から博多駅までの移動時間が約14分短縮されるというのは、天神南駅から空港線の地下鉄駅に乗り換えたときに、14分短縮されるという意味でいいんでしょうか。

市長
 そうです。

記者
 それでいいですか。

市長
 そうです。

記者
 はい。すみません、ありがとうございます。

市長
 地下鉄系は何かお話ありますか。ほかにも何か、ご質問があれば。

記者
 すみません。

市長
 どうぞ。

記者
 ごめんなさい。読売新聞の池園です。一回で済ませればよかったんですが、すみません。

市長
 いいえ。

記者
 利用客の見込みのことでお尋ねしたいと思います。
 ちょっと、ずっと地下鉄はやっぱりこう、経営がなかなか公共サービスというところもあるんですけど、利用者もコロナで減っていたりというところもあって、なかなかこう、浮上するというのは時間がかかるということだと思うんですけど、このまま地下鉄の収支改善とかですね、あと、この全線開通による利用者増の見込みとかですね、そのあたりの見通しを少し教えていただければ。

市長
 分かりました。数字はありますので、担当から、今から答えますけれども、当然、今、この博多駅まで一本で行けるということになれば、乗り換えがなくなるので、それであれば、地下鉄のほうに乗ったほうが便利という形で、利用者の増につながると思っています。その数字については後ほどお伝えをします。
 一方で、これはそもそも公共交通自体がですね、コロナがあって、やはり密になりたくないとかですね、ほかの人とあまり近くにいたくないというような方の影響によって、地下鉄の利用を控える人、それから、今インバウンドがもう、ほとんどなくなっている状況になっているという、ちょっと異常事態が起きているので、それで、利用者が減っているという状況があります。
 ただ、これはコロナの前の状況でいくと、やはり福岡のまちがどんどん、こう、発展して元気になっていくにしたがって、地下鉄の利用者が相当増えてきていてですね、収支の改善も順調にきていたところが見えてきたところに、コロナが来て利用者減だったので、少しそのなんというか、コロナ中のこの状況、インバウンドも入ってこれていないような状況と、また、これができることによっての収支の改善というのは、少し分けて考えなきゃいけないかなとは思っていますが、いずれにしても、これが、コロナがですね、落ち着いてきて、かつてのような形でインバウンドが増えてくるということになってくれば、当然これまでよりも、新しいニーズの掘り起こしということはしっかりできてくると思います。
 じゃあ、数字についてお願いします。

事務局(交通局)
 交通局です。
今回の七隈線の延伸に関しまして、この区間で約8.2万人の方の利用を見込んでいると。新規で約2.3万人見込んでいるという状況で、今、試算をしております。この8.2万人につきましても、需要がある程度、定着した段階での見込みの数字となっています。
 現在、コロナの関係で、利用者の方がコロナ前からすると減少しているというような状況ありますが、これも徐々に回復している状況になっていますので、そのあたりの状況もですね、注視しつつ、これを開業を機に、利用者促進に交通局としては全力で努めていくという形で、もともと想定していた数字にできるだけ早く近づけるような取り組みをしていきたいと考えています。
 以上でございます。

記者
 ありがとうございます。

市長
 はい。地下鉄系はよろしいですか。
 じゃあ、それ以外の今日の発表案件で、どうぞ。はい、どうぞ。

記者
 読売新聞の林と申します。
 ワンコインの交付のことについて、伺いたいんですけれども、今、現状ですね、例えば窓口で、役所とかの窓口で交付を請求される方と、実際、コンビニで請求される方の件数の割合とかって、そういう数字とかというのはありますか。

市長
 じゃあ、担当、お願いします。

事務局(市民局)
 コンビニ交付で、対象となる証明書の有料分に占める割合で申しますと、令和3年度がコンビニ交付は15.8%となっております。
 以上でございます。

記者
 ありがとうございます。それは年々、ちょっとずつ増えている形なんですか。

事務局(市民局)
 経年で申し上げますと、令和元年度が5.4%、令和2年度が9.1%、先ほど申しましたが、令和3年度が15.8%と、年々増加している状況でございます。以上でございます。

市長
 5%ずつぐらい増えていると、年間に、ということなんですが、たぶんこれ、毎月、証明書取る人だったら、一回これをコンビニで使うと、もう2度目以降、絶対コンビニ行くと思うんですね。わざわざ、なんというか、待合で待つような区役所に行かないと思うんですね。
 ただ、証明書とか住民票もそんな頻繁に取るものじゃなくて、ごくまれに、普通取ると思うんですね。だから、なかなかこう、まだ使ったことがない人は、たぶん今日の話を聞いてもですね、突然、必要になったら、もうちょっと面倒くさいから、とりあえずちょっとよく分かんないから区役所に行こうみたいになっちゃうのかなとは思うんですが、一回使ってしまうと、こんなに、すぐ近くのコンビニで24時間取れるということが分かったら、絶対そっちのほうが便利ということが分かっていただけると思うので、今回のマイナンバーカードの、国が普及の促進をしているので、こうしたタイミングに合わせて、福岡市のこういったサービスについてもですね、知っていただいて、区役所等に来るのではなくて、コンビニで皆さんのニーズはしっかり満たされるんですよということをお伝えできればと思っています。

記者
 ありがとうございます。

事務局(市民局)
 すみません、一点。コンビニ交付の利用時間につきましては、リリース資料に記載しておりますが、住民票の写し等は毎日6時半から23時、戸籍関係証明書が平日の9時から17時となっております。

市長
 24じゃないということね、深夜はやってないと。

事務局(市民局)
 はい。住民票のオンライン申請は、24時間申請できるんですけども、コンビニについては、申し訳ございませんが、記載のとおりとなっておりますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。

市長
 今、オンライン申請という話があったんですが、ちなみにオンライン申請された場合には、今、送料無料で、自宅まで住民票が届くということになっていますので、こちらも合わせて、この際、もし周知いただけたら、ありがたいということになります。

記者
 ほか、発表案件について、何か各社さま、ございますでしょうか。
 なければ、発表案件以外の質問に移らせていただきます。
 じゃあ、幹事社のほうからですけども、全数把握について、ちょっとお尋ねします。県は当面、見直しを行わないという方針を出したんですが、このことについて、市長の受け止めをお願いいたします。それと、また、このことについて、何か知事と意見を交わされたのであれば、そのことについて教えてください。

市長
 そうですね、服部さんとは、この件についてもお話はしていますけれども、いずれにしても、全数把握についてはですね、これは医療現場の負担を軽減するという点から、進めていかなくてはいけないと思っています。
 ただ一方で、地方の判断で決めていいという話の数日後には、一斉にするというような話がありましたよね。ですから、例えば県独自で進めて、いろいろこれまでのやり方を、違うオペレーションということを医療現場に皆さんに周知をして、その直後に、また今度は全国一律の新しいやり方のルールを皆さんに周知してとなると、それこそこれは医療現場の、それこそ負担にさらになってしまうということになれば、これは本末転倒だと思うわけですね。
 ですから、こうした、そもそもの今の全数把握ということ自体は、医療現場の負担軽減の観点から進めていくべきものだと思いますけれども、その制度の進め方についてはですね、これは県のほうで、それこそ全国一律の時期がどうなるのか、それからどういうオペレーションになるのかということも踏まえながら、適切に判断をされると思いますので、そのように進めていきましょうということで、お互い話しています。

記者
 ありがとうございます。
 このほか、発表案件以外のことについて、各社さま、ありましたらお願いします。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 FBSの鬼丸と申します。
 今の全数把握に付随してなんですけれども、療養の証明書の発行をどうするかが課題になっていると思うんですけど、それについてもお答えをお願いできますでしょうか。

市長
 そこについては、特に服部さんと話したわけではありません。今、原局はいるかな。はい、お願いします。

事務局(保健医療局)
 今回、国の言われている見直しでいうと、低リスクの方についての情報が、直接、今までのような形では入ってこなくなりますので、今、言われた証明書の取り扱いをどうするかも含めて、今、検討しているというところです。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 毎日新聞の野間口です。
 すみません。しばらく、もう会見がなくなるので、今の段階でお聞きしたいんですが、9月27日に安倍さんの国葬が行われますが、最近の世論調査見ても、反対のほうが上回る調査結果も出ていますが、改めて率直に現時点で、今、世論が二分されている中で、安倍さんのご葬儀を国葬で行うことについては、どのようにお考えでしょうか。

市長
 まず、やっぱりどういう目的でどういうことを行う、ということの説明がたぶんよく分かってない状況の中で、判断ってなかなか難しいのかなと思うわけですね。私自身も、例えばどういう目的で、どういう方を呼んで、そして、何の目的で何を達成するということをですね、やっぱり政府のほうでしっかり説明するということが大事なのかな、と。それを踏まえて、そうしたことをするのがどうなのかということについて、皆さんも意見をしっかり持てると思うわけですね。
 なんとなく国葬っていったときに、国を挙げて、例えば葬儀を行うというような国葬の漢字のイメージからですね、そもそも国葬自体をほとんどの人、経験したことがないので、そういったイメージを持っている方もいらっしゃるし、それとも海外から来る要人が、弔意を示したい方に合わせて、しっかりその場をつくっていくということがメインなのか。
 そうした部分というのもよく分からないところがあるので、やっぱりこれは政府として、しっかり何のために、どういったことを行うのかということを説明していくということが大事なのかなと思います。

記者
 関連なんですけれども、どういうふうに参加基準が決められているのか、よく分かんないんですけど、一応、今の時点では、市長としては、国葬には参列なさるお考えでしょうか。

市長
 私は招待を受ければ、参加したいと思いますけれども、ただ現時点でまだ、そうした招待状が届いているわけではないので。来れば参加はしたいと思いますけれども。

記者
 ありがとうございます。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 読売新聞、池園です。
 すみません。これまた9月まで、9月中に会見があるか分かりませんので、毎度のことで恐縮なんですけど、市長の任期、あと2カ月、残り2カ月をですね、ごめんなさい。

市長
 12月まで。

記者
 12月までですね。

市長
 はい、はい。

記者
 進退について、改めて今の最新のお考えと、あといつ頃、どのようにされるというお考えをどこでこう、皆さんに明らかにされるのかという、めどをもし決めておられましたら、お伺いできますでしょうか。

市長
 はい、ありがとうございます。今、お話出ているのは、これから9月議会が始まって、そして、そのあとそのまま引き続き決算の議会が始まるということで、定例会見が当面ないということから質問しますという経緯だったと思います。
 選挙についてのお話だと思うんですけれども、今これからまさに福岡市としては、大切な9月の議会ならびに決算が行われます。これは一年間の予算の執行についてですね、を審議する非常に重要な責任があるものだと思っていますので、私としてはしっかり、こうした議会等に臨んでですね、その上で自分のその後の進退等については、適切に時期が来れば考えていきたいと思っていますので、回答はこれまでと変わっていないということでございます。

記者
 分かりました。ありがとうございます。

記者
 ほか、各社さん、ありますでしょうか。よろしいですか。
 では、市長、どうもありがとうございました。

市長
 はい、どうもありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。