現在位置:福岡市ホームの中の市政全般の中の市長のオフィスの中の市長会見から市長会見2021年11月1日
更新日: 2021年11月2日

市長会見|市長のオフィス

11月1日市長会見

発表内容

会見動画

動画を見る


発言・質疑要旨

公立夜間中学の説明会を開催します(教育委員会教育政策課)

市長
 ご苦労さまです、よろしくお願いします。

記者
 では、11月幹事社RKBの小畠と申します。それではまず、市長から発表のほうよろしくお願いします。

市長
 はい、分かりました。まず最初にですね、今日から11月になりますけれども、10月、つまり昨日までのワクチンの接種率ですね。これは接種対象者のうち、2回打った方が全体の80.5%、8割を超えましたのでご報告をさせていただきます。
 これにはですね、本当に多くの医療関係の皆さん、もちろん市の職員もですけれども、たくさんの皆さんの協力のおかげで、早期の接種がですね、福岡市スムーズに進んだということで、関係された皆さんに心から感謝を申し上げたいと存じます。
 今日以降なんですけれども、今後はですね、会場は縮小するんですけれども、KITTEがモデルナ、それから中央体育館がファイザーということで、接種自体はまだ、気が変わった、とか、やっぱり受けよう、という方のためにですね、この会場は残しておこうと思いますので、また今後、やっぱり受けようという方いらっしゃれば、そちらのほうで受けていただくことができます。
 今日なんですけれども、会見として、実は九州で初めての夜間中学校が、福岡市にできます。募集がこれから始まっていくわけなんですが、この件について教育長からお話をいただきたいと思っておりますのでよろしくお願いします。
 では、おねがいします。

福岡市教育委員会 星子(ほしこ)教育長
 はい。教育長の星子でございます。
 【フリップ (260kbyte)】いよいよ夜間中学の本格的な準備が動き出しましたので、今日は皆さまにこれからの動きや流れについて、ご説明をいたします。
 先日9月議会において、夜間中学の設置に向けた準備のための予算をお認めいただきました。現在カリキュラムなどをはじめとする、開校に必要な細部について検討、作成をしております。今日は最初の動きとなる、市民の皆さまへの説明会についてお知らせをいたします。公立の夜間中学がどういったものかを広く知っていただくための開催です。
 夜間中学はさまざまな事情により義務教育を修了していない人や、不登校などの事情により義務教育が十分に受けられなかった人に、学びの機会が提供できる学校です。夜間中学に通ってみたい方、まわりの人に夜間中学へ通わせたいと思っている方など、どなたでもご参加いただけます。
 説明会は今月11月20日土曜日に2回行います。どちらも同じ内容です。会場は夜間中学の設置予定である、早良区百道の福岡市教育センターです。内容としましては、4月に開校する夜間中学の概要について説明をいたします。説明会終了後は個別の相談もできます。
 説明会では感染防止対策のため、各回60人を定員とし、参加にあたっては事前の申し込みをお願いいたします。またオンラインでの配信も予定しています。詳しい情報は教育委員会ホームページなどにも掲載します。
 最後に夜間中学の設置に向けた、今後のスケジュールについてお知らせします。令和3年12月から生徒の募集を開始する予定で、入学希望者への説明会は来年1月に開催する予定です。その後2月には入学者を決定し、4月の開校を迎えたいと考えております。
 私からの説明は以上です。よろしくお願いいたします。

市長
 はい。ということで、この後も4月に向けての、いよいよ動きが始まるんですが、なかなか情報が届きにくい方もいらっしゃると思うんです。やっぱりこう、夜間中学へ行きたい方がですね。なので、ぜひ皆さんのご協力をいただいて、実際こういったところで、もう1回勉強したいというような方に届くようにと思いますので、ぜひ広報のほう協力よろしくお願いをいたします。
 最初に今日は、教育長に対する質問からお受けしたいと思うので、そこだけ先にお願いします。



質疑要旨

記者
 では幹事社から質問をさせていただきます。この説明会についてですが、これは現地での人数は60人に絞られて、オンラインは特に人数制限はないという感じですかね。

星子教育長
 はい、事前のですね、申し込みによってオンラインでも配信いたしますし、もし60人ですね、定員を超えても、そこでぜひ聞きたいという方がいれば、ちょっと別室をですね、オンライン授業のように、そこでもオンラインを使って受け入れたいと考えております。

記者
 今回の1月に入学希望者の説明会がまた別途あるということなので、今回とにかくどういうものなのかというのを知ってほしい、という説明会ということですか。

星子教育長
 そうですね。1月にございますのは、直接入学する生徒さんに向けてですね、話をしますので、もう少し細部の学校の内容であったり、それから行事だったりとかですね、そういうことをお話をいたしますが。
 今回は幅広く市民の方に知っていただいて、まわりに夜間中学に行かせたい、とかですね、この人に勧めたいとかという方にも、分かりやすく夜間中学そのものについての説明をですね、いたしたいと思っています。

記者
 分かりました。幹事社からは以上です。各社さんお願いします。

星子教育長
 はいどうぞ。

記者
 すみません、読売新聞の遠藤と申します。今回その説明会を経て、またどういう形にしていくか検討も深めていくということなんですが、実際の受け入れられる規模感というところは、説明会の参加者とかによって左右されるものなんでしょうか。実際の数は。

星子教育長
 そうですね。もともとですね、来年度開校時の定員は約40名というように決めておりますけど、これからいろんな方のお話聞いたりですね、実際に入学希望者が多いということであればですね、それらに対応もできるような教室の準備も、今しております。
 はい、どうぞ。

記者
 西日本新聞の小川と申します。今の質問に関連してなんですが、定員を超えたとしても、ある程度準備できると。なんといいましょうか、希望の調査、もし夜間中学校あれば行きたい人という調査をされていたと思うんですが、想定外の人数、多すぎるとあそこの施設で収容しきれないとか、そういうことというのはあるんでしょうか。もしあったら何か。

星子教育長
 そうですね、実際はですね、今ちょっと内装に、もう工事に入っているんですけど、40名ということで教室用意しますが、それの1.5倍くらいの規模感で今、別の教室も用意していますので、人数的に多いということでもですね、受け入れられるんじゃないかなと思っています。
 またその数はですね、実際に他都市等で、希望を取ってそれから実際に入学した数をですね、割合からだいたい算出していますので、おおよそそのくらいの人数の方が入学されるかなと、今では予想しております。

記者
 分かりました。

星子教育長
 はい。

記者
 KBCの児玉と申します。年齢以外にこの夜間中学に入学できる条件とかがあったら、教えていただけますでしょうか。

星子教育長
 あのですね、特にございませんが、やっぱりご自分がさまざまな理由によって義務教育をですね、修了できなかった。または不登校で実際には中学を卒業したけれども、もう一度中学校に行ってですね、勉強をしたいというお気持ちがあればですね、受け入れさせていただこうと思っております。

記者
 基本は福岡市在住の方ですか。

星子教育長
 そうですね。今のところはですね、そのような形でしております。

記者
 ありがとうございます。

記者
 そのほか、よろしいですか。
 はい、ではありがとうございます。

記者
 では引き続き、市長のほうに質問させていただきます。
 まず先ほどお話があった、そのワクチンの接種率が80%を超えたというところですけれども、これは福岡市自体が、政令市で一番早いという話でしたが、その状況は変わっていないですか。

市長
 国からは9月末にお話を伺って以降は聞いていないんですが、日々上下はあると思います。ただ多分ここからはですね、結局福岡市は、10代20代の率が全国で一番多いんですよね。ですから高齢者が、高齢者って福岡市も90何%が打っているわけですよね、接種しているので。
 ここから先というのはもう、要するに高齢者数の割合が多いところとか、若い人が少ないところのほうが、最終的な接種率自体は高くなってくると思います。
 ただいずれにしても多分、ゴールとなる数字というのは、これ今回のワクチンについては100%ではなくて、希望者なので。およそ福岡市について希望者はもう、誰でも打てるという状況になっていて、余裕がずっとある状況が続いているので、およそここゴールに、言ってみればたどり着いたのかなと思っています。
 それがだいたいもう11月になる前というか。10月くらいには、もうある程度、打ちたいという方は、もう終わっているような状況だったと認識をしています。

記者
 分かりました。今後どうなるか分からないですけれど、3回目の接種とかとなった場合はその接種会場等、何か考えていらっしゃることあるんでしょうか。

市長
 ええ。もちろん3回目の接種について詳細が決まり次第にはなるんですが、およそ多分前回と同じように、まず医療従事者で、高齢者という順番になるだろうと思うわけですね。
 ですから詳細については、そこが決まり次第ですが、ただ違うところがあるならば、その医療従事者は、前回は県の担当だったんですが、やはりこれはもう政令市が打ったほうが早いので。そこは多分、次回の3回目の接種になったときには、医療従事者は福岡市が打つことになるんだろうと想定しています。

記者
 分かりました、ありがとうございます。発表案件と関係ないことで伺っても大丈夫ですか。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 昨日投開票が行われましたけれども、今回のこの選挙結果について、どのように受け止めてらっしゃるか教えてください。

市長
 選挙の結果について言うと、自民、維新が健闘した。そして立憲、共産が議席を減らしたというのが全体像だと思っております。ずいぶん最初の報道によるとですね、与党が非常に苦戦をするというような報道もあったんですが、実際の投票行動を見てみると、そうではなかったなと。
 ずいぶん枝野さんの当確が出るのが遅かったことからしてもですね、批判より提案、思想より行動というところを有権者は選んだのかなと思いますけれども。いずれにしても当選された方はね、しっかり公約を実現してほしいし、特に今回の場合は、いわゆる与党が、絶対安定多数を取りましたよね。
 ということは、公約を絶対実現できるという力を持ったということですから、今後しっかり、その公約というものをですね、今度は実際の政権運営の中で、実現をしていただきたいと思います。

記者
 分かりました。それともう1点ですね、関係ない全くまた別の話ですけれども、Google(グーグル)が、ビジネスセンターに入ってくるというような報道が一部ありましたけれども、これに関してどのように捉えてらっしゃるか。

市長
 私から言えることはないです、はい。万が一、それはもう守秘義務なんていう話があって、これが報道されることによって、この話がなくなってしまうとこれは大きな、福岡にとっての損害になってしまうし、個々のテナントにとってもこれは損害賠償というような話にもなりますし、そこは何か発表があるんであれば当事者からあると思いますので、私から話せることは何もないです。

記者
 分かりました。幹事社から以上です。各社さんお願いします。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 西日本新聞の塩入と申します。
 昨日の選挙の結果についてお伺いしたいんですけれども、昨日選挙ではですね、自民党の甘利幹事長や、立民の小沢一郎氏とかですね、いわゆるその大物の政治家が小選挙区で落選するようなことも注目されました。
 世代交代をですね、印象付けるような結果となったんですけれども、市長、この世代交代についてですね、どのように評価しておりますでしょうか。

市長
 はい、まず長年勤めてこられた政治家の方に対してはですね、これは本当にこれまで長い間ご苦労さまでしたという気持ちと、また同時にやっぱり世代交代をしていくって、すごく大事だと思うし、私個人としては、やはり政治家というのはもうできるだけ若い人がなったほうがいいと。
 40代とかですね、30代とかいう人もどんどん、出てきてほしいなと思っているので、そうした世代が変わっていくということについてはですね、これまで長年されていた方に敬意は表しつつも、私は若い人がどんどん政治家という道も選んでみる、もしくは人生のある一時期に政治家というのをやってみるという形で、街づくり、国づくりに貢献するということは、すごくいいことだなと私は思っています。

記者
 市長に関連することなんですけれど、市長は昨年ですね、例の国政転出のことで、2万%ないという否定をされておりましたけれども、今回の結果を受けてですね、そのパーセンテージがちょっと下がるとか、ちょっと心が揺らぐとかですね、そういったことはありましたでしょうか。

市長
 どこをどうしたら、私の心が揺らいだり、何か変化がある? 昨日の別に受けても何ら、別にさざ波一つ、別に自分の心には特に起きてないですけども。選挙前に聞かれるならまだしも、選挙もう終わっていますからね、はい。別に何も変わっていないです。

記者
 分かりました、ありがとうございます。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 読売新聞、遠藤です。投票率がどっちにコロナが転ぶのかなと思ったら、微減という感じであって、あんまり変化がなかったんですけど、その理由をどう見ているのかということと、あと若い人に、ずっと課題ですけど、どうしたら政治に関心持ってもらえると思いますか。

市長
 今回新型コロナウイルスによって、例えば緊急事態宣言みたいな形で、やっぱり政治や行政が、どう判断するかによって、市民生活に多大な影響が及ぶということを多分実感したはずなんですよね。だから私は投票率って上がるのかなと思っていたんです。でも下がってしまった。
 もしかするとちょうど今が、緊急事態宣言が続いている状況下での投票だったら、もしかすると投票行動、ないしは投票率も少し影響が、これはあったのかもしれないし、それはなかったもしれない。これは分からないんですが。
 いずれにしても、投票率が半分というのはね、世界で投票したくてもできない人とか、もしくはこの1票によって命が懸かっているようなね、国もあるわけで。そういう意味でいくと、もしかすると、もう今のままでいいと思っている方が多いのか。それとも、そもそも今回、立憲、共産党、それから自民とか与党、どちらも入れたくないという人が多かったのか。事情は分かりません。
 いろいろ、いろんなものが複合的に合わさった結果、今回の投票率になっていると思うんですが。ただ上げればいいわけではないと思います、よくわかんないけどとりあえず入れてみたでいいとは思いませんが、やっぱり政治家をね、批判するんだったらやっぱり投票率も、国民も上げなきゃいけないと思うんですよ。
 だから、しっかり国民自体が、ある程度のやっぱり投票する前に、それぞれがどういう主張をしているのかということを考えた上で、投票できるというだけのリテラシーをつけるということがあって、そしてやっぱり素晴らしい政治家というのも生まれるのかなと思うので、やっぱり政治家だけを責めるんじゃなくて、国民自体もやっぱりしっかり投票に行く。
 そして、その投票に行くための事前のある程度の調べということをするとかね。こうやってどちらもが、やっぱりレベルを上げていくということは大事なのかなと思うので、やっぱり次回また選挙があるときは、それぞれの方がどういう主張をしているのかという、ある程度はやはりいろんな形で公表されているんでね。見て、その上で自分に一番近い考えの人に投票して、そして投票率自体が上がってくれたらいいなと思います。

記者
 もう一ついいですか。

市長
 はい。

記者
 あの、前も聞いたけど、井上さんのところに市長、昨日も行かれていて、演説の中では自民党が議席を持っていることというのが、市政運営にもプラスだというような趣旨のこともおっしゃられたと思いますが、2区、3区の先生たちとは関わりが薄いようですが、どういうところに期待されたり、あるいは注文があれば教えてください。

市長
 うん。ご本人からね、しっかりこれ応援に来てほしいという強い要望があったので、もちろん行くには行ったわけですけれども、もちろん福岡市内選出の国会議員、これは衆議院も参議院もですね、比例の人も含めてしっかりこの地域の声を、しっかり国に反映させるということ。それから国全体としての全体最適の中で、どんな国づくりをするのかというところに力を発揮していただきたいと思います。
 福岡市政についていうと、これまで非常に街づくりでいくと順調に進んできている中で、今回の選挙においてもですね、その方向性が大きく変わることなく、継続性を持ってできるということは市政も安定的に運営できるということですので、引き続き国ともしっかり連携をしながら、市政運営を行っていきたいと思います。

記者
 ありがとうございます。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 西日本新聞の小川です。ちょっとワクチンの話に、すみませんちょっと戻るんですが、先ほど高齢者、医療従事者。医療従事者のほうは、福岡市のほうが打ったほうがいいんじゃないかという一つの反省点とか、教訓だと思うんですけども。
 今回80%を越えて、一つの節目を迎えますが、そのほかに何かこうワクチン接種1回目2回目ずっとやってきて、これを変えたほうがいい、ここを改善したほうがいいというような大きい部分ってありますでしょうか。

市長
 次のワクチンがちょっとどうなるかというところが、今例えばまたモデルナ、ファイザー使うのか、それともまた別のもの使うかですが、結構ルールが途中でいろいろ変わったりするわけですよね。
 例えば保管期間は2週間以内じゃないといけないと言っていたのが、すごく長くなったりとか、もしくは最初はクロスで打っちゃいけないという話だったのが、これがクロスになっていいとかですね、というように、ちょっとルールが変わったんで。
 でもルールが変わったといっても、これ別に海外ではやっていたことを日本だけしてなかったとかですね、そういうこともあるわけで、なのである程度今回の反省点を活かしてですね、最初から途中でルールがいろいろ変更するというようなことがないように、今回の1回目2回目でやったさまざまな、これはロジスティクスの面から、それから実際現場。現場についてはこちらがやっているんで、現場については改善をしていきたいと思います。

記者
 そのオンラインの予約で、なかなか繋がりにくいとか、やっぱりそういうところというのは何かこう改善の仕方とか、その3回目の予約の仕方によるんでしょうけど、なんか反省してこうこう改善するというのはなんか今のところ案とかあるんでしょうか。

市長
 福岡市はどこよりもできていると思うので、国が福岡市のそうしたいいところを真似していただければですね、例えば電話じゃなくてうちはそのオンラインで、ずいぶん予約というのもできる方についてはやってきたし、ずらして回線がパンクするというようなこともなかったしですね。
 そういう意味では福岡市のロジに関しては非常にうまくいったと思うので、そういったところは真似していただければと思います。

記者
 分かりました。

記者
 そのほか、質問ありますか。よろしいですか。では、これで。

市長
 はい。ご苦労さまでした。

記者
 ありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。