現在位置:福岡市ホームの中の市政全般の中の市長のオフィスの中の市長会見から市長会見2020年2月14日
更新日: 2020年2月21日

市長会見|市長のオフィス

2月14日市長会見

発表内容

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発言・質疑要旨

令和2年度当初予算案について

2020年2月14日定例会見の写真

市長
 よろしくお願いします。
 
記者
 幹事社の毎日新聞です。まずは、市長のほうから発表案件をお願いします。
 
市長
 はい。いよいよ2020年の予算発表の日がやってまいりました。
これから、また新年度、市民の皆さんにはとても大きく関係をしてくる予算の発表ですので、どうぞよろしくお願いをいたします。

 【フリップ 1 (585kbyte)】令和2年度、2020年度の予算のテーマは「次世代に誇れるまちへ」まあ、一言で言うとですね、今回の予算、あまり派手な部分というのはなくて、かなりこう、地道な部分が多くなっています。ただ、これから福岡も、やはり同じように少子高齢に向かっていくわけですね。いろいろ前提条件が変わっていく中で、やはり安心して住み続けられる。そして、たとえ高齢化をしたとしても住み慣れた地域に安心して住み続けられる。そんなまちづくりのために必要な予算を集中的に、今回は配置をしたというようなつもりでございます。
 これまで福岡市としては、特に経済の政策を一生懸命、力を入れてきたわけですね。それは都市を成長させて、そこで得た果実で生活の質を良くしていこう、ということで経済の政策を一生懸命頑張ってまいりました。
 それで、税収に関しては過去最高というものを6年連続更新、これは全国の政令市で唯一であります。これぐらい経済も成長していますので、しっかりその果実を福岡市内隅々まで行き渡らせて、そして生活の質を良くしていこうという取り組みを、これまでも進めてきたわけであります。そうした中で、今回はですね、ひとつ福岡を次のステージへ、ということで、その質もですね、大きく上げていけるような、そんな予算を組んだイメージでございます。

 【フリップ 2 (479kbyte)】基本的なお話のおさらいなんですが、都市の成長、都市を大きく成長させる、そして、そこで得た果実で生活の質を良くしていくという、この好循環をつくっていくということがこの福岡の、福岡市の市政運営の基本方針なわけなんですね。30年度決算では6年連続で、その税収過去最高ということですが、非常にまあ、この好調が続くようにですね、新年度もチャレンジをしていきます。そして、その果実を市民の皆さんにお届けできればというふうに思っています。
 
 【フリップ 3 (446kbyte)】今回の予算の最大のポイント、これは着実に市の収入が増加をしていること、そして子ども・教育での、教育面での支援というものが非常に大きな額、ウエイトを占めてございます。また、個人市民税ですとか、それから固定資産税の増加ということも特徴があります。これは市民の皆さん、そして企業の皆さんが一生懸命頑張っていただいて、税金を納めていただいている、まさにこのおかげだというふうに思っております。
 この例えば、子ども教育に関してはですね、例えば学校のトイレの洋式化などを含む施設の整備ということもそうですし、それから教育の ICT環境の整備にも非常にお金をかけているということです。それから、このあと出てきますが、例えばその第3子優遇の副食費、こうしたものですとか、保育園の、まあ、いわゆる先生ですね、を補佐をするような、そういう役割の方を新たに、ここにお金をつけるというような形で、いわゆる今まで同様、預けられる人の数というのはですね、増やしてきているのですが、さらに質のほうも、さらに上げていこうというようなことに力を入れているというのが今回の特徴になります。

 【フリップ 4 (414kbyte)】で、その保育環境の充実、具体的にはということで、保育支援員というものを新たに、これは配置をし、そして予算化をしてございます。
 例えばですね、子どもたちがお昼寝中の、例えば見守りだとか、もしくは例えばいろんな運動会、行事があるときのその準備、それから園内の掃除、こうしたものは保育士の資格がなくてもこれはできることなんですね。よく、その何て言うのかな、介護の分野でも医療的な知識が必要な部分と、周辺サービスというふうに分けているようにですね、保育園でもその保育士の資格がなければできないことと、それ以外でもできる部分ってあると思うんですね。こういうところに人を配置することによって、保育士の皆さんはさらにその仕事に、自分の仕事にまた集中できるというような環境ができるわけですね。これまでも福岡市は保育の受け皿として、毎年2,000人分の新たな、その受け入れ枠を拡大し続けるというような形で人数も増やしてきたわけでございますが、まあ、実際に働かれる保育士の皆さんが働きやすくて、そして仕事を続けやすい環境づくりということにも今回、力を入れているということでございます。
 ちなみに、去年、滋賀のほうで保育園で、外に散歩に連れて行っているときに、車が突っ込むというような事故がありましたけど、ああいう例えば外で、園外保育をするようなときにも、例えば子どもの見守りとか、交通整理とかいうところにも、こうした保育支援員の皆さんには活躍をしていただきたいというふうに思っています。
 それから、保育士の皆さんにですね、経済的な支援も拡大をいたします。家賃、それから奨学金の返済の補助、この対象をですね、さらに広げます。企業主導型保育所、さらに長時間預かりを行っていただいている幼稚園にも拡大をしたいと思います。実はこれは、学生さんをこう集める上で、非常にこれは魅力的な制度だということで、保育園の関係の方からも、保育連盟(正しくは、保育協会)の皆さんにもですね、すごく好評をいただいて、ぜひということでお話はあったんですが、これの対象範囲を今回、拡大をするということを行っていきたい。家賃に関しては、月上限で1万、それから奨学金に関しては、大学が上限月15,000円、そして短大・専門学校上限1万円ということで、毎月その返済の部分にですね、この補助が入るということになりますから、これは非常に大きな、これは福岡市として、保育の関連で働く学生さんを集める上でも実際に効果があるということがもう既に実証されていますので、拡大をいたします。

 【フリップ 5 (399kbyte)】それから、保育環境の充実でいくと、もうひとつ、障がいのある子どもたちについてはですね、これ1対1で、これは保育士を配置できるようにということで、保育士の配置の基準というものを見直しまして、その保育士を雇用するための費用というものを、助成をスタートいたします。こうしたことによって、障がいのある子どもたちも預けられるし、その親にとっても、その負担軽減というような形で、できればというふうに思っています。それから、子どもがたくさんいらっしゃる世帯への支援も充実をいたします。これまで第3子以降の児童への副食費の助成、これは保育所に通う児童が対象だったんですけれども、幼稚園、それから企業主導型保育施設、それから認可外の保育施設に通う児童にも助成を拡大いたします。これは保護者の皆さんにはね、すごく喜んでいただける制度になるんじゃないかというふうに期待をしております。
 こうした形で、子どもたちを見守る環境の整備というところにもですね、特に質の向上という部分にも、今回、結構力を入れているというのが、今回の予算の特徴になっています。

 【フリップ 6 (417kbyte)】さらに医療的ケアが必要な子どもたちに対してなんですけれども、医療的ケア児を、これまでは福岡市立、市立の保育所でこれはお受けをしていたんですけれども、さらに私立の保育園、それから幼稚園でも子どもの受け入れが進むように看護師の配置、それから、その雇用のための支援ということを行ってまいります。民間も含めて、より多くの保育所で安心して子どもを育てられる、預けられるような環境づくりを進めていきたいというふうに思っています。既に市立、福岡市立のほうでは、これはもう既に行っていますんでね、こうしたときのノウハウ等もまた生かしながら、これは民間のほうにも広げていきたいと思っています。
 さらに医療的ケアが必要な子どもたちについては、保育所だけではなくて、それぞれのご家庭に看護師を派遣する場合にも、新しい支援を行います。訪問看護を利用される場合はですね、例えばたんを吸引する、こういうような医療行為にはですね、医療保険というものが適用されます。ただ、これを回数を例えば増やそうとか、時間を延ばそうとか、例えば親戚の家に行くとかいうことで、いわゆる自宅外で受けるときは、これは全額が自己負担になるんですね、現在のところ。そこをですね、いつも子どもを見守っている親の身体的、また経済的な負担を減らしていくためにですね、これはこの保険適用外の費用についても、福岡市として助成をしていきたいというふうに思いますので、そうした保護者の皆さんのね、負担軽減になればいいなというふうに思います。
 さらに不育症、いわゆるその妊娠についても、とにかく、福岡の場合こう、晩婚化、晩産化ということが、他都市と同じように福岡でも結構やっぱり多くて、で、そうした、そこに伴って不妊とか、もしくは不育などに悩む方がたくさんいらっしゃるんですね。ですから、妊娠しても流産を繰り返してしまうというような、不育症と診断をされた方についてはですね、その原因を調べるための検査ですとか、治療するためにかかった、その医療保険適用外の費用というものを、福岡市として助成をしていこうというものでございます。やはり今、女性の活躍とともにですね、晩婚・晩産というとこにも、しっかり福岡市として対応をしていきたいというふうに思っております。

 【フリップ 7 (410kbyte)】さて、もう少し大きくなりまして、子どもたちが学校で勉強をするようになる。そこでの生活の質の更なる向上ということなんですが、ついに普通教室だけではなくて、特別教室にもエアコンを設置するための検討をスタートしたいと思います。
 これまでは普通教室はですね、全ての教室にエアコン設置をしたんですが、例えば理科室とか音楽室のような特別教室には、まだ準備できてなかったんですね。そこで、こうした教室にもエアコンを設置をして、より快適な学習環境をつくっていきたい。で、来年度はですね、工事の方法、いろんなスケジュールとか、こうしたことを検討を始めて、実際に各学校に本当にエアコンがつくというような時期はまた改めて、その検討結果を踏まえてお知らせをしていきたいというふうに思います。
 そして、その下のですね、放課後学習受入増とありますが、これは教育会議、教育委員会の皆さんと首長との会議の場が設けられるように、新しくなっているんですが、そうした会議の中でも話に出ました、ふれあい学び舎事業。これは要するに小学生を対象に放課後学習を充実をしていてですね、そういった受けたいという子どもたちには、放課後にその学力の向上、それから家庭学習の定着ということを目的にして行っていたんですが、実はこれを受けたいという子が非常に多くてですね、逆に多すぎて受け入れられないというですね、いい状況が生まれておりまして、これをぜひ拡大してほしいというのは、これは教育委員会の皆さんと首長との正式な会議があるんですが、そこの場で意見が非常にたくさん出ていましたんでね、まあ、それならばということで、本当にぜひこれは受けたいという人は、皆さん受け入れられるように時間、それから指導者の数も増やして、学びたいという子どもたちをしっかり受け入れて、フォローして応援をしていきたいというふうに思います。
 それからひとつ、これ新しい動きでいくとですね、福岡市の全ての、まあ市立の小学校で ICTの環境を整備していきます。具体的に言うとですね、小・中学校全ての子どもに一台ずつ、まあタブレットですね、パソコン、タブレット、こうしたものを用意できるように準備を進めていきますし、こうしたものを使うための、これは Wi-Fi の整備ですね、無線 LAN の整備等も同じく進めていくということを行います。
 先日「TSUNAGARU Cloud(つながるクラウド)」の記者会見させていただきました。実際に、ああしたプラットフォームの中で子どもたちがもう一度学び直したいとか、非常に理解が難しい部分を前でも後でも、家でもどこでも勉強しなおせるようにですね、動画で分かりやすく勉強できるような、こうしたソフトの面を充実をさせていったんですが、新年度の予算ではハードのほうも、このような形で整備をスタートしていきたいというふうに思っております。
 子どもたちの、学びのアップデート、それから先生たちの働き方改革、それからクオリティの向上というところにもですね、つなげていきたいという思いがあります。

 【フリップ 8 (386kbyte)】さて、育児に不安を抱えている方のためのサポート体制なんですけれども、例えばですね、予期せずに妊娠をしたとか、それから非常に若くして子どもを産んで、その後育てていく上で非常に不安があるとか、こういうような方ってやっぱりこう、まあ、たくさんね、いらっしゃると思うんですね。そういう方への支援として、母子生活支援施設に専門の支援員を派遣(正しくは、配置)をいたします。
 不安に思っていることへの相談ということはもちろんなんですけれども、親子で暮らすための、その住まいの、住まい探しとか、もろもろの契約について、いろんな手続きを代わりに行ったり、もしくは金銭の管理とか、もしくは家事を手伝うとか、とにかく安心してその母子が暮らしていけるためのサポートをしていきたい、というふうに思っています。
 それから、産婦健診なんですけれども、これは費用の助成をスタートします。産婦健診、これまで全額自己負担でした。新しく助成をスタートして、産後間もないお母さんの母体の回復、それから授乳、こうしたものの状況とか、産後うつということになっていないかっていうような精神的な健診も含めて行っていきたいというふうに思っていて、もし、そんな中で支援が必要だということがあれば、例えば産後ケア施設の利用ですとか、こうした適切なサポートのほうにつなげていけるような体制をつくっていって、子育ての不安等、解消していきたいというふうに思います。
 そして、一番下なんですけれども、これ全国で初めての取り組みになります。「子どもの村福岡」という里親の取り組みを福岡市で行っている NPO法人があるんですが、ここでは実際の家庭環境に近づけるために、家をですね、実際に5軒ほど家を建てて、そこで子どもを受け入れているわけなんですが、今回はですね、そのうちの1軒を、例えば育児疲れなどで支援が必要と、こういうご家庭に対してですね、ショートステイで受け入れる専用のハウスとして提供してくれることになりました。
 こうしたショートステイ専用として行政と連携をして取り組むということは、これは全国でも初めての取り組みとなります。こうした子どもをフォローするだけではなくて、親もフォローしていくというのを、これを産前・産後、そして子育て中、こうした部分に切れ目なく、しっかり親も支援をしていくということで、まあ親子の絆を守ったりとか、虐待の防止にもつながればというふうに考えております。
 ちょっと、お茶でも飲みながら。じゃあ、次いっていいですかね。

 【フリップ 9 (400kbyte)】続いて、みんなが暮らしやすいまちへということで、重度障がいがある方がグループホームに入りやすいように、ホームの運営費の補助をスタートをしたいと思います。
 これグループホームについてはですね、十分にスタッフを用意できないということで、重度障がいの方の受け入れがなかなか進まないという、これ現状があるわけなんですね。そこで、特に人件費を補助をすることによって、支援が必要な方が入りやすくなるような環境づくりのために、新しいこうした補助をスタートしたいというふうに思います。
 そして高齢者でいくと、ちょっと新たなこれも取り組みなんですけれども、AI を使ってケアプランをつくっていく。その方の、例えばどういう若い頃から、例えば病気とか症状があって、そして現在このような状況になっている。そうした方のケアを、どのようなケアプランをつくったらいいかということは、これはやはり相当、専門的な医療的な知識もあれば、実際にじゃあそうしたケアをしてくれる場所がどこにあるのかっていうところまで幅広くあるわけですが、そうした取り組みに AI を活用するということによって、その膨大なデータを基にして質の高いケアプランを作成をして、介護予防だったり、また現場の職員の働き方の改革につなげたり、それから認知症も AI を使って早期に発見できないかというチャレンジ、こうしたことも行っていきたいと思います。
 これから高齢化も進んでいく中で、介護をする人というものも、数もなかなか足りなくなってくるっ
ていうようなこともあるでしょうし、また専門的なずいぶん知識が必要ということもあります。そうした中で福岡市としては「福岡100」の取り組みを進めていますが、AI を活用することによって、こうした部分のサポートをし、そして、より質の高いサービスの提供へとつながることを期待をし、今回新たなチャレンジをスタートいたします。
 それから、海外の方へのサービスという点でいくと、現在、福岡市には4万人の方、海外からの方が住んでいるんですね。で、当然これから国のビザの緩和の動き等も含めると、福岡に住む外国人の数も、これ今後も増えていくことが予想されるわけですね。それに伴って、区役所の窓口というものも多言語化対応しなければいけない。
 で、現在でもタブレットを使った多言語対応というのはもう既に行っていますが、それだけではなくてですね、もっと強化をして、外国人専用の相談窓口というものを新しくつくって、タブレットで、これはテレビの、テレビ電話を使って通訳ですね、こうしたことをしながら海外の方にも分かりやすく、そしてタブレットで、その通訳だけではなくて、いろんなサポートをね、そんな中でしていきながら、分かりやすいお知らせ、または例えば生活の上でのごみ出しのルールだとか、生活に必要な情報というものをしっかり海外の方にも届けられるようにということで、チャレンジをしていきたいと思います。

 【フリップ 10 (387kbyte)】さて、昨今ですね、災害というものがやはり非常に、自然災害が甚大化をしてきている。特に去年の千葉ですとか、その前の北海道の災害のときに、大きな問題としてクローズアップされたのがブラックアウトですね。で、福岡市としても、災害対応もやはり次のステージにということで、新しく避難所に電力を確保するために、具体的にいうと、例えば必ず避難所になる公民館、こうしたところはですね、いわゆる水素カーとか、電気自動車とか、そうしたものを使って、逆にこれらをバッテリー、充電器代わりにして電力を外から、避難所となる公民館等へ供給できるような仕組みというものを、これ新たにつくっていきたいというふうに思っています。
 大体去年の台風15号でいきますと、千葉県では停電、これ2週間もかかってしまったという状況があるわけですね。もし停電がこのように発生をしたとしても、市役所としても持っている電気自動車、こうしたものから電気を取り出してということで、しっかり、多くの方が避難をされる公民館の照明とか、それから今スマホっていうのがものすごく皆さんにとって大事になっているので、こうしたものの充電などに使えるようにすることによって、少しでも避難生活が、苦しいものが少しでも緩和できればというふうに、こういったことも行っていきたいと思います。
 それから、電気が使えなくなるということはですね、これは実は、水が使えなくなるってことにも関係をしてくるんですね。一見すると関係がないように見えるんですが、水だって、これ電気のポンプで吸い上げて、水を供給しているわけですから、電気使えなくなったら水も使えなくなる。で、そうしたことがないように、実は今年度から福岡市では、ポンプ場に非常用の発電機というものを設置をしていて、これがいよいよ主要なポンプ場への設置が完了するということになります。
 こうしたことによって、仮に停電になったとしても、福岡市では水が止まらないというような体制を完全に構築をしていきたいというふうに思っています。やはり、命をつなぐ上での水というのが大切なんでね、こんな取り組みも福岡市として行います。そして、もちろん福岡市には、災害がもし仮に起きたとしても、住んでる住民の方だけではなくて、たまたま仕事や観光で福岡に来ていたという方もたくさんいらっしゃると思うんですね。ですから、福岡市内のホテルとか旅館と連携をいたしまして、観光客に避難情報を伝えるための連絡の体制をつくって、宿泊施設の非常電源ですとか、また備蓄などの状況というものをしっかり調査をします。それから、こうした、もし足りないものがあれば、設置まで含めたですね、支援というものを行っていきたいと思います。
 それから、福岡市の観光案内所でも非常用電源ですとか備蓄、それから、まあ毛布などの災害対応をするときのための機能強化することによって、万が一、福岡に来て災害がちょうどあったというような方にもね、しっかり対応できるような体制づくりを行っていきたいというふうに思っています。

 【フリップ 11 (433kbyte)】宿泊の話が出ました。宿泊税ということになるわけですが、いよいよ4月から新しく宿泊税がスタートをいたします。この宿泊税による税収は、およそ18億円を見込んでいます。
 九州のゲートウェイとして、福岡を訪れる旅行客のみなさん、それから仕事でいらっしゃる皆さんをしっかりお迎えをして、そして、おもてなしできる環境をつくっていきたいというふうに思っています。特に、福岡市は九州全体のゲートウェイ機能を高めるという大事な役割がありますので、こうした取り組みにはしっかり力を入れていきたいというふうに思います。今回、財源ができるということによって、福岡市民の皆さんの税金ということだけではなくてね、宿泊税を活用できるようになったということでございます。
 具体的にはですね、例えば去年のラグビーワールドカップのように、何か福岡市内で大きなイベントがあるということになった場合には、移動式とか、もしくは臨時の観光案内所をつくったりですとか、それから、やはり先ほどもスマホの話出ました。Wi-Fi が今もう必須の、これは基礎インフラといえると思いますが、こうした部分で福岡は「Fukuoka City Wi-Fi」をしていますが、これをですね、通信速度を向上させて、さらにアクセスポイントを増やして、よりこの Wi-Fiを使いやすい環境というものをこの宿泊税の中でも整備をしていきたい、というふうに思っていますし、また宿泊というか、外からいらっしゃった方もね、お手洗いを使うときの公衆トイレですね、やっぱり汚かったり臭かったりしたら嫌ですよね、使いたくないと思うんですが、こうしたものも宿泊税を使ってですね、しっかりきれいに整備をしていきたいというふうに思っています。
 また、民泊についても、より安全な仕組みにしたいというふうに思っていまして、例えば違法な民泊サイトをチェックしたりですとか、外国人宿泊者とトラブルが起きてしまったというときに通訳を派遣したり、もしくは新しく民泊を始めたいという人が地域の中で理解を得やすいように、調整役としての民泊アドバイザーを置くなど、安心して民泊ができるような取り組みということもしていきたいというふうに思っております。

 【フリップ 12 (415kbyte)】さて、この宿泊税というところで、これまでのおもてなし環境の、もちろんアップデートということもそうですけれども、やはりこうした宿泊税を使ってですね、これ福岡の例えば真ん中だけではなくて、まさにいい意味で隅々というか、福岡というのは都市部と、それから自然が非常に近接をしているというのが福岡市の大きな魅力なわけですね。
 こうした中で、福岡の一番東の端と、そして西の端にはとても魅力的な観光できるポイントがあります。それは東はまさに志賀島とか、それから右も左を見ても海というような、道切(みちきり)、こうしたものはまさに日本のモンサンミッシェルといえる志賀島ですね、こうした部分ですとか、あと北崎、いわゆる二見ヶ浦ですね、まさにハワイか二見ヶ浦かというですね、この絶景の部分、もう既にたくさんの方が訪れていますけれども、こうした福岡にせっかくある、その魅力のブラッシュアップ、磨き上げ、まさに東と西のちょうど端っこになるわけですけれども、こうしたところにもですね、細やかにこういった宿泊税ということで、魅力のブラッシュアップをしていきたいと思っています。
 具体的には、これ Fukuoka West Coast と Fukuoka East Coast ということで、これらのエリア観光周遊コースとして、例えば自転車のね、サイクルスタンドというものを整備したりとか、それから志賀島に行くときのきれいな、道切ありますよね、ここをですね、ついに無電柱化というところの整備に取りかかっていきたい。
 もちろん海の中を走っている、あの道を無電柱化するってなかなか結構大変だし、お金もかかるわけですけれども、これもしっかり事業者の皆さんとも連携をして、地域の皆さんとも協力をいただきながらですね、福岡が持つ魅力をしっかりブラッシュアップをしていきたいというふうに思いますし、また本当にたくさんの人が今、二見ヶ浦に集まっています。で、結構みんな糸島市かと思っているんですが、実は福岡市西区の北崎というところもありますのでね、ぜひそうした部分に関しては、多くの方がその魅力を写真等に撮ってアップをしてくれたりというのがあるんですけれども、しっかりそのあたり、皆さんが歩きやすいような歩道をきれいに整備をしていったりとか、無電柱化、こうしたものも進めていきながらですね、ひとつ東と西の象徴的なポイントを、しっかりその魅力をブラッシュアップをする。こうしたことにも宿泊税ということを活用していければというふうに思っています。
 
 【フリップ 13 (402kbyte)】さて、今年はなんといってもオリンピック・パラリンピックの年になります。ぜひ福岡市でもね、市民の皆さんと一緒に盛り上がっていきたいというふうに思っているわけですけれども、福岡でも5月には百道のエリアで、10キロの距離を泳ぐというマラソンスイミングの世界最終選考会が開催をされます。
 およそ40カ国の選手の皆さんが、この福岡に集結をするわけでございます。で、また同じく5月には聖火リレーが、これ福岡市内で行われまして、祇園の交差点あたりをスタートして、大博通りからマリンメッセのほうまで聖火を運ぶというですね、こういったことも行われます。
 ほかにも福岡を事前の合宿の場所に選んでいただいたスウェーデンやノルウェーの選手団の受け入れ、それから交流イベント等も行いたいというふうに思っていますし、またオリンピック本番が始まりましたら、市内のね、みんなでこれを盛り上げていこうということで、全国で展開されます応援村、福岡市でも一緒に参加をしてですね、例えば JC の皆さんと協力をして、人が集まるようなエリアの賑わいに関しては、JC と一緒になって盛り上げの応援村を行っていきたいと思いますし、例えば老人ホームとか、こども病院とか、こういう部分については、行政が応援できるようなスペースをつくって、実際に足を運ぶことができないご高齢の方とか病気の方とか、そんな方もね、一緒になって応援できるような、そんな環境整備をしていければというふうに思っています、応援村です。

 【フリップ 14 (880kbyte)】今回、まあ、もろもろお伝えをしたんですが、全部言い出すと、これきりがないのでこの程度にしておきますが、何しろ福岡市に関しては、ここまでもう矢継ぎ早に経済政策、から都市のアップデートのためのいろいろなプロジェクトをこれまでも発表してきていて、特にまあ「天神ビッグバン」については、今、本当に実際の民間の動きが極めて盛んになってきていることは、皆さんご承知のことというふうに思います。
 また「博多コネクティッド」のほうにも、去年も大きな動きもございましたし、こうしたプロジェクト、今後も着実に進めていきますけれども、やっぱりこれは民間の皆さんの頑張りというところが非常に大きいわけですね。税収も過去最高を更新していますし、そこで得た税収で、市民の皆さんの生活の質をより良くしていくために、そして、これからも福岡に住み続けたいと思っていただける方が増えていく。そして、福岡で安心して産んで、そして育てられる、そして高齢化をしても安心して住み続けられる、そんな福岡をつくっていくために、これからも今、出ているような福岡を元気にする、経済的なプロジェクトもどんどん進めていきながら一方で、そこで得た果実でしっかり市民の生活の質を良くしていく、そんなことをこれからも続けていければなと思っています。

 【フリップ 15 (347kbyte)】最後になりますけれども、市債残高は今年も着実に減少させていくつもりでございます。令和2年度は昨年度と比較をして、およそ454億円の減額となる見込みでございます。しっかり健全な財政運営には、一方で着実に取り組んでいきたいというふうに思っています。私からは以上です。


質疑要旨

記者
 ありがとうございました。先に質問させていただきます。
 宿泊税収入18億円の見込みで、あと観光関連予算もほぼ倍増というような形になっているかと思うんですが、一方で今、新型コロナウイルスのほうが、全国でもありまして、そういった影響というのが税収にどう影響してくるのかということと、たとえ減ったとしても着実に事業っていうのが実施されていくかどうかを教えてください。
 
市長
 今のこの18億円というものは、これは現在のコロナウイルス等の影響は入っていません。
福岡の場合は、一番影響が大きいのは、これはやはりクルーズ船なんですね。ですから、一番影響が大きいのはクルーズに関連をする、例えばバスですとか、それからランドオペレーターのような方々というのは、特に厳しい状況があるというふうに思います。
 一方で、クルーズの場合は宿泊がそもそもないんですね。ですから、今、例えば去年は韓国、今年は中国ということで、お客さんが減る傾向というのはもちろんあるわけですけれども、一方でほかの、例えば東南アジアですとか、エリアからのお客さんが増えているという部分もありますので、これは今、その分析を急がせていますし、また今回の予算というか、新年度予算とは別にもですね、もう既に状況の分析をして、必要な経済対策があれば速やかに打つようにという指示は既に出していますので、それはそれでしっかり取り組んでいきたいと思います。
 
記者
 各社さん、あればお願いします。
 
記者
 すいません、関連でクルーズの件なんですけれども、ウォーターフロントの再整備がこれから進んでいこうとしている矢先にですね、こういうクルーズ、コロナウイルスのこういう状況が発生しているんですけども、ウォーターフロントの再整備についての今後の考え方を改めて教えていただきたいんですが。
 
市長
 分かりました。まずですね、例えばクルーズなんですけれども、福岡がやはり観光というか、インバウンドでいきますと、やはり大きいのが中国や韓国のお客さんが多いわけですね。
 ただ、これは当初からいっているとおり、非常にカントリーリスクのある国々を相手にしているわけですから、例えば政府との関係とか、もしくは今回のような感染症のようなものがあればですね、大きく影響を受けるというのが、これがもう宿命なわけですね。ですから、これはクルーズの例えば施策をするとか、もしくは観光の振興を図っていくという上で、もうそれに関しては前提としてありますので、こうしたことは今後も、例えばこのコロナウイルスがなくなったとしても、何かの感染症っていうものがまた新しいウイルスが出てきたとかいうことになれば、影響を受けてくる、これが観光だろうというふうに思っています。
 ですから、これによって例えばウォーターフロント等がですね、急にこう、大きく何かかじを切るとか、こういうようなことを考えているということはありません。
 
記者
 スケジュール感でいえば、クルーズ船社の考え方とかもあるんでしょうけど、再整備に向けたスケジュールなので、どうしてもちょっと遅れてくるような感じにはなるんでしょうか。
 
市長
 コロナウイルスの影響は、ではなくって、それは要するに、あのウォーターフロントエリア外への交通をどうつないでいくのかという議論が止まっているので、これを新年度しっかり方向性を検討をして、ということのほうが影響が大きいというふうに思っています。
 予定が、要するに去年から変わってますんで、そうすると、やはり投資をするというですね、サウンディングでさまざまな企業が、やる気があった人たちが、要するに今、引いている状況になっているので、これは当然、やっぱり域外の交通があってこそ、普段からの滞留人口というものが変わってくるんでね、そうしたことのほうの影響のほうが大きいかなと思っています。
 
記者
 いいですか。
 
市長
 はい。
 
記者
 産経です。冒頭いろいろご説明あった市民生活の向上というので、質って、いったん上げちゃうと、なかなか下げにくいじゃないですか。で、こう固定費で、クーラーとかは1回やっちゃったら終わりなんでしょうけど、その固定費で積み上がっていくものを拡充していく。それは一方でいいことだけど、将来の足かせにもなりかねない。それをしないために、まあ都市は成長して、させていかないといけないというお考えだと思った。
 改めてそのあたりの関係とか、将来的にどうなりそうかという見通し等々、お伺いしたいんですけれども。
 
市長
 これって、すごいやっぱりジレンマなんですよね。特に「次世代へ誇れるまちへ」ということなんですが、一方で、例えば現世代も含めてですね、例えば給付的なものを増やしていけばいくほど、もちろん現世代のお困りの方にとってはいい話、ありがたい話なんですが、これがこれから高齢化に向けてどんどん積み上がっていくとなれば、それは将来世代へのこれは負担にもなってくるという、非常に難しい関係があるんですね。どちらも大事という、これをやっぱり選択をしろって、みんな迫られたときにみんな困ると思うんですね。
 ですから、やみくもに、例えば給付を増やすという形ではなくて、いかに持続可能な形にしていけるかというような視点も、併せて考えていかなければいけないので、そのあんばいが大事だというふうに思っています。
 そうした中で、例えば重度障がい者の方であるとか、グループホームで受け入れを拡大をするために人を配置するとか、もしくは AI を使って介護予防ですとか、重症化予防の取り組みをするということは、それは一番、要するに費用対効果でいくとね、その場限りという話ではなくて、今後も非常にサービスの質を落とさず、それでいて一番負担が少ない形でチャレンジができるというような視点というのはね、常に忘れないようにしながらつけていくつもりです。
 
記者
 読売新聞です。宿泊税の関連で、やはり今年度までは宿泊税がなくて、新年度から宿泊税ができる。このメリットというか、宿泊税導入したから、これができるんだよというところを改めて、具体的に。
 
市長
 はい。観光の新しい財源ができたというのは、これ非常に大きくて、それは、私たちは基礎自治体なわけですね。基礎自治体なんですが、実際、福岡市がするしかないっていう中で、九州全体のゲートウェイとしての機能を果たしてきました。
 特に福岡の場合は、空港、駅、港、これ全て福岡市博多区にあるんですね。これだけ近接した半径2.5キロ圏内に、3つの主要な入り口があるエリアっていうのは世界的に探しても相当珍しいんですね。で、ですから、当然これは立地自治体として、たくさんの方がこれやって来るわけですから、その入り口のボトルが狭くなってしまうと、これはボトルネックになってしまって、九州全体のスムーズな回遊にもつながらないし、また利用者の方のご不満にも、これつながってくるわけですから、やはりいろいろ言っても、これは立地自治体としてですね、じゃあスムーズに人を流していくためのハード整備、それから市民の皆さんへの影響というものを最小化するための整備、そして九州全体に人を送り出していくための整備、こうしたことっていうのは非常に大事になってくるわけです。これをこれまでは全て、福岡市民の税金で行ってきたんですね。
 具体的などれぐらいの金額がかかっているかなんていうのは、以前、市政だよりにも、ちょうど1年ぐらい前にもお出しをしているんですが、こうしたものを福岡市民の税金だけで、要するに福岡市民だって、これは福祉も含めて、それから子どもの教育環境にしてもたくさんのお金がいる中で、そこを九州全体のために使っていた部分はあったんですが、これを外からいらっしゃる方からの宿泊税を取ることができるようになったということで、その財源が確保されて、当然これはいらっしゃる方にとっても、これは受益者の負担という意味でもですね、しっかり還元ができるような施策を打てるようになった。
 これがしかも継続的に、こうしたことをできるようになったというものは、今後、福岡が今の産業構造の中で交流人口を増やしていくという上でも、これは大きな推進力になったというふうに思いますし、実際に今回、今、予算の中で宿泊税を使ったさまざまな施策を発表しましたが、こうしたこともやはり、財源がしっかり確保されているということでできるようになったということで、それは非常に福岡市にとっても大きかったというふうに思います。
 
記者
 その宿泊税の導入と、まあ人口増によって、税収がまあ過去最大ということでよろしいんでしょうか。
 
市長
 はい。
 
記者
 冒頭おっしゃった、6年連続で更新とおっしゃった、5年だとお聞きしていたんですけど、どちらが正しい。
 
市長
 6年じゃないかな。
 
記者
 6年。
 
事務局
 決算は今、6年連続で、当初予算は5年連続。
 
記者
 予算は5年連続、決算が6年ですね。
 
記者
 すいません、西日本新聞です。市長として予算編成、今回が10回目となるかと。
 
市長
 もう10回なの、9じゃなくて10回なのかな。
 
記者
 回数でいうと10回、すいません、そのあたりまでいったのですが、まあ、いろいろ言葉の中でもそういった思いというか、入ってましたけど、改めてですね、それだけ回数を数える予算編成をやってきた中で、達成できてきたところと、より見据えていかなければいけない課題とかをですね、教えていただきたい。
 
市長
 まあ、一言で言うと、9回ないしは10回予算編成やってきて、この好循環が回ってきたっていうところが、やっぱり一番自分としては、毎年予算編成していますんで、実感として感じるところです。
 やっぱり、これから福岡をどう元気にしていこうかって、今から10年前に思い始めたときに、やはりまずは経済を、福岡の経済を元気にする。そして、市民皆さんのマインドっていうものを上向きに、チャレンジングに変えていく、空気を変えていくということをやっぱりすごく大事に考えて、そしてまずは交流人口を増やして、そして雰囲気を良くしながら、その都市の、まあ大きな改変へとつながる「天神ビッグバン」をはじめとした、さまざまなプロジェクトにつながってくるわけですが、こうしたものが、非常に大きく力強く前進をすることによって、この都市の成長、そしてその果実を、例えば今年の予算もご覧いただいて分かるとおり、生活の質の向上に大きく振り向けることができている。で、こうした住みやすい、そして住み続けたいと思っていただけるようなまちをつくることによって、それがまた人を呼び込み、企業を呼び込み、都市が成長するというですね、この好循環が力強く回ってきたというのが、それが10回ほど、この福岡市の予算を任せていただいて、予算編成をしてきている中での実感であります。それがひとつ、今、予算編成しながら思う、そして成果として思うところで。
 もちろん今後に向けてですね、取り組まなければいけないことっていうのは、まだまだたくさんありますし、特にこれから、福祉に対するニーズっていうのは増えてくるんですね。
 これを先ほどの質問でもありましたように、どういうふうに持続可能性を担保しながらいい形にしていくか。自助・共助・公助をしっかり、その三つがしっかりしたまちをつくりながら、そこに新たに来た、要するにテクノロジーや ICTっていうようなものをうまくミックスさせていきながら、最適化できるかっていうようなこと、これはもうまさに、他都市に先駆けて「福岡100」などの中でも、ぜひ実現をしていきたいというふうに思っています。
 
記者
 そろそろ時間となりそうなんですけれども、質問はいいですか。すいません、1点だけ、じゃあ最後、大丈夫ですか。
 ウォーターフロントエリア外の交通議論、新年度しっかりと方向性を検討してというふうに言われたんですけれども、市長としてはどういう形で、どういったスケジュールでこう、していきたいというふうに考えているか、改めて。
 
市長
 もちろん、できるだけ早くがいいんですけれどもね、これが方向性がまとまるのかどうか。
 もう、例えば議会の中でまとまらない、もしくは、もう交通いらないとかね、今でいいじゃないかぐらいで、理解が広がらないんだったら、またそれはそれで考えなければいけないし、ただ、そのウォーターフロントの未来に向けてですね、できるだけ税金を使わずに大きなしっかりとした機能を次世代に渡すためには、民間投資をいかに大きくするか。そのためには域外とつながっていることが大事なんだ。
 地下鉄っていう方もいらっしゃいますけど、それはもう、これは、それでできるんだったら、とっくの昔にやっているわけですね。ただ、やっぱり B/C(ビーバイシー)的にも合わない、要するに赤字がどんどん広がっていく、「ワニの口」のように、広がっていくという形であれば、これは次世代に向けて、まさに大きな借金を次世代に残すことになるんで、じゃあ実際 B/Cも合うような、どういう交通をあそこに描けるのかっていうことで提案をしていたわけですけれども、それが否決されたわけですから、そのあとは議会がもちろん決めていただければいいんですが、そこでも結局、実はアイデアがないっていうことになればですね、そうなるんならば、じゃあもう交通できないってなったら、もうその規模のウォーターフロント整備をするしかないとかですね、もう、そういう点でいくと、まあ私は、できるだけ民間投資を最大化するために、やはり今の民間が求めているものっていうのは、域外への交通、そのウォーターフロントから外につながって、例えば具体的にいうと、博多駅までどう移動手段が確保されているか、公共交通が確保されているか。
 これが、要するに今のバスだけじゃだめだって、タクシーだけじゃだめだっていうことですから、それを、そうした公共交通が描けるのかどうかっていうところを議会もしっかり、新年度投げかけをして、議論を深めることができればというふうに思っていますので、それ次第になりますかね。
 
記者
 公募っていうなら、もうそれのめどがある程度つかないとなかなか、そのコンセンション、民間の投資、民間が入ってくるための公募っていうのはなかなか。
 
市長
 だから、どういう形で行うかというようなことにもよってくるので、一概に今の質問には答えにくいんですけれども、ちょっとまあ、そういった議会も含めた雰囲気を見ながらね、みんながそこにやる気があるのか、それとも、何となくみんな、ふわっとしたまんまなのか。
 まあ、その辺の状況を見ながらね、やっぱりもう、ずっと立ち止まっているわけいかないので、もうどっかの時点で、何かの決断しなければいけないんでね。どういう規模感のウォーターフロントを次の世代に残したいかをまあできるだけ、とにかく新年度の間にね、しっかり議論できればと思っています。
 
記者
 どうもありがとうございました。
 
市長
 はい、ありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。