現在位置:福岡市ホームの中の市政全般の中の市長のオフィスの中の市長会見から市長会見2020年1月28日
更新日: 2020年2月3日

市長会見|市長のオフィス

1月28日市長会見

発表内容

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発言・質疑要旨

新型コロナウイルス 外国人専用相談ダイヤル開設

2020年1月28日定例会見の写真(その1)

記者
 幹事社のRKBです。発表案件お願いします。

市長
 よろしいですか。はい。まずはですね、今日は、大変市民の皆さんも心配をされていると思います、新型コロナウイルスに関連する話なんですが。現在中国の武漢市を中心に新型コロナウイルス、それに関連する肺炎の感染が大変拡大をしているということで、市民の皆さんも大変心配されている、不安に思われていると思います。
 それで、福岡市では今日から新たな対策といたしまして、日本語が通じない海外の方のためにですね、多言語で対応できる外国人専用ダイヤルを開設をいたしました【フリップ1 (360kbyte)】。電話では、18の言語で24時間対応できるようにしてございます。保健所の職員が通訳を介するという形で三者通話によって、適切に医療機関への受診などをご案内をするという形です。
 この新型コロナウイルスは潜伏期間がありますので、水際対策といっても、入ってくる時点では潜伏していて、熱が出ていないということも当然あり得るわけでして、そういう意味ではですね、実際に日本に入ってきてから、症状がもし何かおかしいというときに、すぐに医療機関につないでいくということが肝要だろうと思っていますが、福岡市としては、そのサポートとして、このようなダイヤルを設置いたします。
 それで、またほかにもですね、市内全ての宿泊施設ですとか、観光客の皆さんに対しても、感染が疑われる症状があった場合は、保健所にお知らせをしていただくようにお願いをしています。福岡市全体としては、先週24日ですけれども、福岡市の副市長の荒瀬がですね、医師でもありますが、福岡市感染症危機管理対策本部の会議を開催して、関係部局で連携して対応するようにしています。
 感染が疑われるような場合は、当然、福岡の市民も含めてですね、保健所に相談をしていただきたい。で、福岡市では、昨日からこの肺炎について必要な検査を、市の保健環境研究所でできるようにしていまして、早期にこうした症状が何なのかということを発見できるような体制をとっています。
 ちなみにですけれども、クルーズに関しても、今日寄港予定だったクルーズ船、コスタセレーナがキャンセルをされましたし、また福岡市の岸壁のほうには、予約のキャンセルはまだ入っていないんですが、もう実際、中国側のほうのホームページを見ると、既にもう旅行中止というのが数件入っていますので。中国政府が団体旅行を禁止したというようなことがあったので、多分対応がかなりバタバタしているのかな。ですから、実際、福岡市として、そのキャンセルを受けているのは、今日の部分ですけれども、多分実際はもう、それ以降もキャンセルされるものと見込んでいますし、また配船の調整で、中に人は乗っていないけれども船だけ来るというような事例もこれからあるということになりますので、ずいぶん現場も混乱しているのかなと思います。
 いずれにいたしましても、市民生活、それから観光などへの影響について、引き続き情報収集をして適切に対応していくということになります。いろんな情報が飛び交っていますが、あまり過剰すぎる反応をせずに、しっかり冷静に情報をキャッチをしながら対応していただきたいと思います。
 ほかにも今日、発表案件あるんですが、ちなみにもう先に、この案件で何かありますか。

記者
 いいですか。産経なんですけど、その番号は福岡市外の方が仮にかけてきた場合って、どういう扱いになるんですか。多分対応はすると思うんですけど。

市長
 その場合はですね、窓口をまた別にお知らせをすることになります。ですから、基本的には福岡市に、例えば在住とか、もしくは滞在中とか、こういう海外の皆さんには、福岡市内の保健所にてご案内することになりますが、県外在住ですとか、滞在ですとか、こういう方になると、また別の場所になりますので、そのときは適切に、そうした場所にコールセンターからおつなぎをするという形になります。

記者
 分かりました。

記者
 すいません、朝日新聞の島崎ですけれども、オペレーターの方が相談内容を聞いて、保健所職員に伝えて、保健所職員からのまた返事をオペレーターが介するという形なんですよね。

市長
 最初に電話を受けると、その方の言語というのが何なのかというのが分かりますよね。そうすると、オペレーターの中で18言語、それぞれ担当できる方がいますので、まずその方が電話をおかわりします。そして、そのまま担当の保健所のほうに電話をつないでですね、そして、その方を介して3人で、通訳を挟んで会話をするということになります。

記者
 ただ、オペレーターの方によっても対応できる言語が違うと思うので、アジア圏の方がちょっと多めに配置はされているんですかね。

市長
 そうですね。

記者
 ちょっと混み合っていたら、待ってもらうかもしれないという。

市長
 アジアばかりとなればですね。

記者
 そうですね、分かりました。

記者
 すいません、毎日新聞の加藤ですけれども、このダイヤルの開設は、外国人の方にはどのようにこう、伝えるというか、どういうふうに周知を図るのか。

市長
 そうですね。これから、例えば福岡市のホームページはもちろんのことながら、さまざまな海外の方が目にするであろう媒体に対して、この情報を出していきたいと思います。また当然、今日のこの写真自体が使われるということも想定して、一応このフリップも英語にして、日本語が読めない方でも、この映像を見たときに分かればということで、これは当然、海外の方に見ていただいた上で、ネイティブに見ていただいたチェックの上で、今日出していますので、一応このまま、これが発信されても大丈夫という形にしています。いずれにしても、海外の方が目にしやすい場所に、この情報はどんどんこれから、今日から出していくということになります。

記者
 オペレーターの方は、何人体制とかというのはありますか。

市長
 18言語できるように、適切な人数をそのとき、要するにこれからしばらくは、当面の間こうした状況が続く間はしますので、確定で何人というわけではないですが、少なくとも18言語は対応できる程度の人をですね、常に置いておきたいと思います。

記者
 ごめんなさい、いいですか。もう1個、この条件の2つ目で、武漢訪問あるいは渡航歴がありうんぬんってあるじゃないですか。何かヒト・ヒト感染って話がでているので、もしかしたら、行ってなくてもということがこれから出てくる。その場合はもう、状況に応じて柔軟な。

市長
 そうですね。多分もう、ご本人もいろいろ自覚がおありでしょうし、そういう方は当然、そういう形でお受けしたいと思います。ただ特に、そうした武漢から直接帰った方とかはですね、これはもうぜひお願いしますということです。

記者
 全国的には、こういうものを設置している自治体というのはあるんでしょうか。

市長
 さあ、うちは分かりませんけども、お調べいただければ。

記者
 NHKの金子です。福岡市は交流人口というか、そういったとこを非常に大事にしてきたと思うんですけれども、その中で、今回のこの事案を改めてどういうふうに受け止めているのかというのがひとつと、例えば、これを発信するにあたってですね、もしかしたら「少しでも気軽に相談してください」みたいなのかもしれませんが、そのあたりのメッセージはありますか。

市長
 分かりました。福岡市としては、当然その交流人口、交流拠点都市として長きにわたって、それは鴻臚館の時代も、金印の時代も含めて、交流をしてきた歴史があります。そして、最近ではこうした感染症ですとか、まあ当時でいえば疫病ですけれども、こうしたことというのは常に、これまでも経験をしてきたことですね。ただ、こうしたことというのは、それはもう常に交流をしていくという上ではつきまとってくることですし、これはMICEも含めて、これからたくさんの国の方が集まってくるというときにはですね、テロ対策、それから感染症対策ですとか、こうしたことは非常に重要になってきますので。ですから、こうした状況というのは、絶対二度とないではなくて、また今後も起こりうることだと認識をしています。ですから、そうしたときにどういった対応、対策がとれるかということが非常に肝要だろうと思っていますので、福岡市としては、交流で福岡市にいらっしゃった方に対してですね、スムーズに病院につなげていくなどの対応をこれからも行っていきたいと思います。
 それから、海外の方に対してはですね、ぜひ、多分海外に行って病院に行くというのはひとつ、ハードルがやっぱり大きい、高いものだと思うんですね。我々も同じだと思うんですが。ただ、こうしたダイヤルを設置しているということで、ちゃんとあなたの言葉でも対応できますので、ぜひ不安に思ったら自分で抱え込む時間を長くするよりも、できるだけ早く電話をして検査をすれば、本人も周りも含めて、それは当然、安全・安心になるわけですから、ぜひ早めの、迷えば、迷う前に、まずはコールをしていただければと思います。

記者
 ありがとうございます。

記者
 すいません、読売新聞ですけれど、医療機関は大体どのぐらいの数があるものなんでしょうか。

市長
 はい。医療機関、まずは保健所ですね。7区の保健所に直接はおつなぎをするということになります。そして、状況に応じてですね、適切な医療機関につないでいくということになります。

記者
 基本的には、その医療機関に来て、検査をしてくださいねということになるんでしょうか。

市長
 そうですね。さっきも話しましたが、保健所の相談、そしてさらにですね、福岡市独自としては、昨日からこの肺炎についての検査をですね、保健環境研究所でできるようにしましたので、ここで独自に検査ができる体制も整えましたので、東京に行かなくても福岡で検査ができるようになっているということです。

記者
 先ほどもお話あったんですが、3人で通話ができるというのは、特に何かアプリとかを入れなくても、本当に普通の機能としてできますよね。

市長
 普通の通話の中で、グループ通話なんで大丈夫です。

記者
 あと、ごめんなさい。ちょっと、むちゃぶりかもしれないですけれども、原稿を書くときに、多分日本語で書いてもフリップは英語なんだけど、伝わらないかもしれなくて。

市長
 それは、むちゃぶりです。

記者
 むちゃぶり。「If you are worried,call me なんとか」って。

市長
 いやいや。新聞でしょ、大体その前に。いずれにしてもですね、適切に皆さんの会社にいらっしゃる優秀な方に、間違いなく訳していただければと思います。よろしいですか。じゃあ、また、この件に関して詳しくまたあれば、原局に聞いていただければと思います。


引っ越し手続きオンライン予約開始

2020年1月28日定例会見の写真(その2)

市長
 では話題を、ニュースを変えたいと思います。はい、いよいよですね、これから引っ越しのシーズンが始まります。ついに福岡市では、全国で初めてです。オンラインでの引っ越しの予約サービスをスタートしたいと思います【フリップ2 (510kbyte)】。
 これはもう、とっても便利です。もう区役所とか市役所に来る前に、事前にスマートフォン等で入力をしておけば、あとは引っ越しの手続きは区役所に行って、最短で1分程度でもう終わるんじゃないかと思います。市民の皆さんの市民サービスをですね、福岡市としてはとにかく向上させるために、さまざまなICTを活用した、「スマート行政」を進めています。
 もっと便利に、もっと簡単に、そんな中で「ハンコレス」ですとか、「キャッシュレス」というものも進めてまいりました。で、今回は、そのスマホですとか、パソコンで住所とか名前を事前に打って予約をしておけばですね、平日の区役所だけではなくて、土日は天神の市役所、それから博多駅の構内にある証明サービスコーナー、こういった区役所以外の場所でも、もう書類にサインなどするだけでスピーディーに、手続きを終えることができるということになります。ですから、引っ越しをされる方は、事前に入力をしておけば、あとは区役所に行けばですね、本人確認をして、そしてサインをすればおしまいですから、最短で1分以内ぐらいで終わる可能性もありますね。
 他都市でも、スマートフォンなどで引っ越しの情報を事前に入力をできるというシステムはあるようです。ただ、何が福岡市のこのシステムが全国初となるかというと、そのポイントはですね、入力した情報の事前確認まで済ませて、住民票の異動だけじゃなくて、児童手当とか、子ども医療費の助成とか、国民健康保険、介護保険、こうした手続きまで含めて全部一括でするというのが、こういうシステムをつくっているところは全国でもないということになります。事前に入力をして打ち出すだけということはできるんですが、福岡市の場合は入力したものを含めて不備がないかとか、きちんと受け付けられるかというチェックまで全部終わらせている、ということが非常に珍しいことになります。
 で、スマホとか、当然パソコンが苦手な人はどうするんだ、という話がもう常に、この話をするとついてくるんですが、そういう方のためにですね、電話で予約ができるコールセンターというものも設置をしますので、引っ越しをするときにどういう手続きをすればいいのかとか、それから区役所に何を持っていったらいいのか分からない方のためにもですね、こうしたコールセンターで丁寧にご案内をしますので、高齢者の方を中心に、スマホが苦手な方はぜひこうしたものもご利用いただければと思います。
 で、実際に、どう使えばいいかというものは、このあと11時からデモを行いますので、実際に記者の皆さんにも体験をしていただければと思います。めちゃくちゃ簡単です。もう選択肢が事前にあるので、例えば「1人で引っ越しをしますか」とか、もしくは「家族何人で引っ越しをしますか」というようなクエスチョンに選択をするだけでいいんですね。特に、単身で引っ越しをする方の場合は、そうした例えば児童手当だとか、そういうものもいらないということでしょうから、もう本当に窓口に来て全部終わらせておけばですね、自分の身分証を見せて本人確認をしたら、サインしたらおしまいということになるんで、これは非常に便利になるんじゃないでしょうか。はい。ということで、スマート行政、ひとつは引っ越しオンラインの予約。


粗大ごみ受付×LINE Pay 全市へ拡大

2020年1月28日定例会見の写真(その3)

市長
 そして、もうひとつがこちらの話になります。いよいよ、粗大ごみの受付&LINE Payの支払い。これが中央区だけではなく全区に拡大をいたします【フリップ3 (398kbyte)】。これまではですね、粗大ごみの受付をLINEで行えるというようなことでは、これはもう既に全区で行っていたわけです。で、特に中央区では申込件数がですね、5,000件を超えているという中で、LINE Payで支払いをすることができるようにまでしていたんですね。で、これはどういうやり方をするかというと、LINEのですね、「福岡市粗大ごみ受付」こういうアカウントがまた別にあるんで、このアプリをもう1回ダウンロードしていただく必要はございます。で、これをしていただいて友だち登録を、アプリというか、友だち登録だけでいいです。友だち登録をしていただければですね、案内のとおりに操作するだけで、申し込みから支払いまで全部終わるという仕組みです。
 で、これは、これまでのようにコンビニエンスストアに行って粗大ごみ処理券みたいなものを買ってくる必要がもうなくなるということですから、家にある紙に受付番号、それから収集日などを書いて、その紙をごみにベチャっと貼っていただければそれでいいということになりますので、これはもう、ものすごく便利になるかと思います。
 7月からの半年間で、LINEでこの粗大ごみの受付、申し込んだ方の割合が24%、半年間でもうそれぐらいになったんですが、中央区では29%ということで、より多くの方にご利用いただいております。それでLINE Payまでできるようにということで、実証実験をしていたんですけれども、特段大きな問題もなかったということで、特に新たなシステムの改修等もなしに、そのまま全区に拡大できるということで、もう早速拡大をすることにしました。
 実際に利用された方の満足度も非常に高うございまして、「コンビニに処理券を買いに行かなくていいので便利」とか、「仕事が忙しかったけど手続きがとても簡単でよかった」というようなバックをいただいています。今日から、福岡市全ての区で利用できるようになりますので、ぜひご利用いただきたいと思います。これから春の引っ越しシーズンです。今日最初にご紹介をした、このオンラインでの引っ越しの予約、シンプルな手続き、そして粗大ごみが出る時期でもありますんでね、こうしたオンラインでの粗大ごみの受付から支払いまでということで、それぞれ福岡市としては全国に先駆ける、こうした市民の皆さん、市民サービスの便利なロールモデルをどんどんつくっていきたいと思いますので、ぜひ活用して、皆さんの福岡市ライフをより快適に過ごしていただければと思います。私からは以上です。


質疑要旨

記者
 ありがとうございます。発表案件についての質問なんですけれども、幹事社からお願いします。引っ越し手続きのオンライン予約ということなんですけど、最短で1分ぐらいで終わるんじゃないかというお話でしたが、実際これまでどのぐらい時間がかかっていたかという話があったりしますか。

市長
 これまで、当然、人によってですね、一番短いのが単身の方ですね。要するに児童手当とか、子ども医療費助成とか、国民健康保険とかいう手続きも何もなしの単身世帯の方が引っ越す場合は、本当にもう行けば、今回は身分証明書を見せて、本人ですよという確認をして、それでサインをすればもうおしまいで何もすることはないんですが。これまででいけば区役所に行って、まず番号の受け付けを取りますよね。これは、今回の場合は予約ですから、当然同じ時間にかぶる人もいますが、ただ時間は第2希望とかまで書いてもらっているので、平準化するようにしているわけですね。で、これまでであれば、当然引っ越しシーズンで、みんなが集まるときに同じ受付票を取って、で、住所、名前とかをもろもろ書いて、で、自分の番号が来ました、不備がありました、これを書き直してくださいというような形で、それをああとかこうとか書いたりとかして、最終的に身分証を忘れていたとかですね、もういろんな状況があるわけですけれども、それがなくなるということです。
 ほかにも、子どもがいる方とかは特にね、いろんな手続き等々も、もうまとめて1回その住所を入力しておけば、ほかも全部同じような形で印刷をされているわけですから、そうした手間もなくなるということになります。

記者
 じゃあ、予約は大体時間で希望を出して、この時間でという指定になるってことですか。

市長
 そうです。この希望は、第2希望まで書けるようにしています。

記者
 分かりました。各社さん、質問があればお願いします。

記者
 すいません、ちょっと基本的なことなんですけども、この引っ越しのオンライン手続きについて、市役所でやらなきゃいけないのは対面でサインをすること、ということなんですか。

市長
 はい、そうです。

記者
 なるほど。なんか、それこそ、ハンコとかも要らないわけですよね。ハンコレスの話で。

市長
 はい。

記者
 分かりました。ありがとうございます。

記者
 すいません。引っ越しは、まあ土日に特別に開けたりとか、どっと人が来るので、こういう手続きをすると仕事量も平準化するんだと思うんですけど、引っ越し手続き以外にも、こういう窓口の予約みたいなのというのは広げていかれる考え、何かほかの自治体とかを見ていてどうですか。

市長
 そうですね、まだ、ほかの、これに関してはオンラインで全部手続きを終わらせることができるので、今回ここまでやってみました。それから、システムを改修したので、こういう入力までできるようになったというような、そういう条件が整ったということで、今回これを行ったんですね。
 ただ、私自身もやっぱりこの仕事になる前にですね、区役所とかに行くのがすごく嫌で、というのは、ほかのお店はレストランにしろ、お店にしろ予約ができる。でも、役所って予約ができないので、時間がたっぷりある、例えば高齢者の方であっても、仕事の合間に何とか来た方でも、同じように並ばなきゃいけないという部分があったんでね。ただ、今、福岡市としては、まずは今年度、それから来年度で、基本的に全てのハンコを必要ないという形で、国の法律で国が決めたもの以外は、もうハンコレスにしようと思っていますので、そうするとオンラインの手続きがやりやすくなる。もちろん、この引っ越しのように、ハンコはなかったとしても対面じゃなきゃいけないというハードルがあるものもあるので、こういう国に決められた、ハンコないしは対面原則みたいなものがないものに関しては、基本的にはもう予約もなにも、そもそも来なくていいという方向に、ワンストップじゃなくてノンストップの行政を福岡市は目指していますので。そういう方向でとにかく進められる、その前提条件のハンコレスだとか、こういうものをとにかく進めていって、そしてオンラインでできるだけ終わらせる。で、今回のように、対面の原則が国の法律で決められているものに関しては、そこだけは来てもらうけれども、福岡市としては、もう全部オンラインで終わらせておいて、というような方向性に今から持っていこうと思っています。

記者
 すいません。粗大ごみのほうなんですけど。非常に便利でぜひ使いたいと思うんですが、ただ、LINE Payだけ、現状それだけなんですけど、なんか今キャッシュレスはいろんな決済方法が登場していますけど、ほかの決済でも使えるようにという、そういったことは今後、検討されたりするんでしょうか。

市長
 まあ、技術的な部分ですとか、そうしたもの次第ということになります。これが、いろんな条件というか、技術的な部分もありますので、今回、公共の例えば窓口においても、福岡市では全部キャッシュレスで支払えるようにしているわけですね、通常の窓口でも。で、それも公募をして、そして福岡市として、技術的な仕様として大丈夫なものとか、こういう条件を付ける中で、今回LINEが選ばれているわけですから、ほかのペイメントに関しても、そうした条件をクリアするというような形で出していただければ、そういう可能性も今後広がってくると思いますが、ただ今のところは特に検討は、まだ現段階ではしてないです。

記者
 すいません、西日本新聞の坂本です。すいません、引っ越しの手続きのほうに戻るんですけど、引っ越しのピークのシーズンがこれからということで、市長としてですね、これまで引っ越しの3月とかにピークのときは区役所とか、そういったところの引っ越し手続きの窓口は、例えば昼休みの時間帯とか、すごく並んでいたりする可能性があると思うんですけど、最大何分待ちとかいう情報があってですね、それが今回の直近の引っ越しシーズンでは、どのくらいになるものを期待していて、まあ、この制度がもっと定着する来年度とかは、どのぐらいになると、まあ区役所の風景がどんなふうに変わるのを期待してらっしゃるんですか。

市長
 いずれにしても引っ越しシーズンはですね、例えば東区の区役所の周りに、駐車場に入りきれない車が列をなしているというような話ですとか、非常にやっぱり人口が今、福岡市は増えていますんでね、かなりの混雑というふうに聞いています。で、先ほど話しましたとおり、今の時代に、人が足を運んで取り組みを、まあサインをするとかですね、自分の字じゃないといけない、もしくは対面じゃなきゃいけない、ハンコを押さなきゃいけないというような部分というのは、もうアップデートしていかなくちゃいけないんじゃないかと思うわけですね。その安全とか、本人確認の担保というものが、技術的にこれが間違いなくできるというようなレベルが、当然大事になるんですが、かなり現時点で技術のレベルが追い付いてきたのかなと思うわけですね。
 ですから、例えば金融機関などにしても、本人確認を対面ではなくて、もうオンラインの対面ということで大丈夫にしていたりするわけですね。それからパスポートコントロールも、これまでは人が見ていたところが、今、機械でパスポートを読み取るように福岡空港もなって、めちゃくちゃ早くなっているんですね。ですから、技術レベルもかなり向上してきていて、人が動くという動き自体がなくなっていいんじゃないかと思うんですね。
 ちなみにこれはですね、実は今、それこそ大事な課題になっている気候変動、CO2排出削減という点においても非常に大きな効果があると思っていて、手続きのために市民の皆さん、みんなが区役所まで来て、何かに、例えば車に乗って行って、駐車場でお金を払って、何してかにしてというような、そういう部分というのは、かなり削減にもつながると思っていて。ですから基本的には、景色としてはですね、最終的な未来の私の希望する景色としては、こうした申請の類いは全てオンラインで終わってしまう。そして、申請書を出すとかそんな話ではなくて、例えば、ぬくもりが必要な部分ですね、福祉だとかいろんな相談だとか、こういう部分を直接、区役所とかの人間、人員も割いて、そしてそういったこれからの高齢化に向けてですね、人の手が必要な部分はしっかり人をかけていく。一方、手続きだとか証明書だとか、こういうものに関しては全て機械、オンラインでやっていく。こういうようなふうに、変わっていけばいいなと思います。

記者
 ありがとうございます。あと1個、ちょっと細かい点で恐縮なんですけど、予約のやり方ですね、第2希望ぐらいまで取れるということですけれども、ちょっと比較的時間に都合がつきやすい人で、平準化に協力するとか、自分の都合とかの関係で、空いているときであればいつでもいいよみたいな予約とかってできるんですか。

市長
 その選択肢は。

事務局(市民局)
 基本的には30分枠で、予約していただくようにしていますので、それを第2希望まで選ぶということになっています。

記者
 それでは、発表案件以外も含め、質問があればお願いします。

記者
 昨日ですね、県立美術館の件が、小川知事から正式に発表がありましたけれども、同じ大濠公園に、まあ2つの美術館ができるという点について、知事は美術館エリアとしての一体的な整備になればというふうにおっしゃっていましたが、高島市長としてどう思われるか。

市長
 まずは基本的に福岡市に対して何ら説明がないので、正式な形ではお話をちゃんと伺ってから回答したいと思います。ただ、県立美術館というのは地元の作家を中心とした、およそ1万点の美術品があるのが県立美術館。一方で、福岡市の美術館というのは、これはグローバルな、例えば海外の有名な作家ですとか、そういうような作品が1万6,000点あるのが、これが福岡市の美術館というふうに、個性は全然違うんですね。
 ですから、こういう地元の作家とか、地元の展覧会みたいなことをする県立美術館と、それから世界的な作家の作品を集める福岡市の美術館というところがですね、近くにあって連携をするということがあれば、それは相乗効果というものは一定期待はできると思います。
 ただ、その前提としての、まずご相談とか、話がまだ全く福岡市としては聞いていないので、それはこれから、県のほうが福岡市に多分ご相談に来るでしょうから、そうしたことがあればですね、しっかり話は聞きたいと思いますし、いつでも福岡市は扉はオープンですので。

記者
 ちょっと同じ関係なんですけど、連携策としては、市長としてどういうものを思い描いたりとか。

市長
 いや、連携策というか、まだそれをするということの、何も報告も連絡も相談もいただいていないので、県のほうで何かお考えがあればですね、当然、福岡市にそうした話を持ってくると思いますんで、そうしたら当然、行政同士で話をしていきたいと思います。

記者
 あと、須崎公園の現在の県立美術館は、残して活用していくというようなことを知事が言われていましたけど、そのあたりの受け止めはいかがですか。

市長
 いや、私もその会見は見ていないんですが、老朽化するから移転するんですよね、建て替えるんですよね。ですから当然、その老朽化するから移転をするというふうにお話は伺っていましたので、そういう意味ではかなり困惑をしている状況です。
 ただ、今、須崎公園自体も福岡市として、公園として、きれいに再整備をするということで、公募も進めていましたので、今後、ただこれも県も正式に決まっている話ではないということですから、もし何か方向性があれば、福岡市に対して報告、連絡、相談はあるんじゃないでしょうかね。

記者
 再整備の計画の中では、県立美術館のところは、計画から外れているというか、計画外になってたかと思うんですけど。

市長
 老朽化で移転というふうに聞いていましたからね。

記者
 その外されているってことは、何か残ることが前提だったのかなと、ちょっと思ったんですが、そういうわけじゃないんですか、市として。

市長
 いえ、県立美術館は老朽化をしているので移転するという形で伺っていましたので、当然、行政として、例えばその二重に、例えばその施設を持つということは、その行政コストとしても当然ダブルになるので、通常その移転するということは、移転をするということで、コストを倍かけるという、むしろ残っている老朽化しているからですよね、そういったものをアセットで、残せるんだったら通常そこを使いますし、残せないのであれば、それをアセット、無理やりして残すというのは、相当コストがかかることですので、行政的には当然、それはなくなるものという前提で考えていましたのでね。

記者
 いや、ということじゃなくて、今回の、今、決まっている須崎公園の再整備の話の計画のところで、県立美術館の今ある場所について、例えば何かにするとか、公園の一部にするとか、そういうところが全部外されて、含まれてないというか、計画の中に入ってないはずなんですけど。

市長
 それはどういうことかというと、当然それ、公募する上では、須崎公園の整備が完了するスピード感と、それから県のほうの美術館の移転するスピード感というのが、どうなるか分からないわけですね。ですから、その福岡市が完成を、整備計画が完成をしても、まだ残っている可能性があるわけですね。ですから、そこには当然、かぶってつくるわけにはいかないので、そこを外した形で、その周りにつくって、そこは最終的になくなれば当然公園スペースということになるわけですから、そういうような計画はしているので。しばらくかぶるというか、それは完全になくなるまでは、当然かぶるということは想定はしています。

記者
 将来的には、なくなる。まあ、近い将来的にはなくなるものだというような考えでやられていたということでしょうか。

市長
 それはそうですね。はい。

記者
 すいません、関連で、須崎公園と拠点文化施設、新たな北天神の拠点として、福岡市も力を入れていると思うんですけども、そこで老朽化した既存の美術館が残ることの再整備への影響というのはどういうふうに考えていらっしゃいますか。

市長
 もう1回、言って。

記者
 現美術館が残ることでの、須崎公園拠点文化施設の再整備への影響っていうのは何か。

市長
 まず、再整備自体は、そのスピード感が合わない可能性も十分あることは想定をしていましたので、ですから整備自体は影響は大きくはないと思います。ただ最終的にできあがった絵は、当然なくなるということを前提に、そこは公園としてですね、市民の憩いの場として使って、そこに新たに今の市民会館の場所を移動させて、市民会館のあった場所は、これは親水性のあるような、川に開かれるような形での公園にして、そして場所を移して、もうちょっと内側ですね、川からすれば、のほうに今は大ホールだけですが、大中小のホールを備えた新しい拠点の文化施設というものをつくって、そして残った部分が公園として市民の憩いの場にするというようなイメージでした。
 ですので、そういう意味では当然タイムラグがですね、それはお互い独立した行政機関ですから、タイミングというのはかぶる可能性、お互いがピタッと合うわけではないですので、残るということも当然想定はしていましたので、残った上でも、ほかの部分の整備は着実に進められるということにはなりますので。

記者
 いいですか。再開発の関係なんですけど、ちょっといろいろ、いろんな報道が出ているじゃないですか。で、頭の整理を。ビッグバンの話で。

市長
 ビッグバン、はい。

記者
 で、頭の整理をしたくて、今どれぐらいのものがホームページでも建築確認の申請とか見られますよね。で、市としては、どれぐらいが建て替えの申請をされていて、あるいはどれぐらいが建て替えが終わってという、その辺の数字関係ちょっと。もう1回、頭の整理を。

市長
 分かりました。数字誰か持ってないかな。天神ビッグバン、スタートをいたしまして、おかげさまで、要するに、これまで建て替えが進んでいなかったものを、航空法の国家戦略特区を使って高さの規制緩和、それから容積率の緩和ということで、これが動き出しました。プロジェクトを発表してから建築確認件数の申請というのが、およそ倍のペースで今出て、その前ですね、つまり具体的に言うと、2015年の2月ですね、2月からは倍のペースで今確認が、件数が出ているということになります。そして、具体的には2015年2月から2019年の8月までの間に、もう既に竣工した、つまりもう完成しましたというものが28件。そして現在、工事中というものが13件。合計で41棟が現在もう完成した、もしくは建設中になります。これは、ちなみに共同住宅、要するにマンション的なものは除いています。
 で、さらに福岡市がもう相談を受けて、具体的にもう調整に入っているようなものも含めると、この天神ビッグバンが終わる2024年12月までには、およそ70棟程度、70ちょっとぐらいの建て替えが行われるものと想定をしております。で、今、これに向けてですね、各民間の皆さんが一生懸命、この期間にやはり、このインセンティブも使える期間は大事ですし、みんな頑張って調整をしています。で、確かに昨今、ちょっと何というか、記事が何件か出てきました。ちょっと、これはもうお願いしたいことといえば、お願いしたいことなんですが、マスコミの皆さんにですね。役所とか、もしくはその事業者には、ぜひ確認を一度してから記事にしていただきたいと思います。という理由は、これ今ちょうどみんな、こうしたもので動きをしようと思ってやっているときに、退店交渉みたいなことをするわけですね。ただ、これが先にプロジェクトが出てしまうと、そうすると自分たちがここで今仕事をして、商いをしているのに、先に移転する発表をするとはどういうことだというふうになると、退店交渉が非常に困難になってしまう。それから、移転交渉の際の補償についての額の引き上げをされてしまうとか、こういう民間における、非常に経済的ないろんな支障が生じる状況があります。ですから、もちろん今、とっても市民の皆さんも注目しているので、読者とか視聴者に対して早く届けたいという気持ちもありますし、皆さんの役割は非常に大きいと思うんですが、ぜひその確認をですね、その事業者と、やっぱり役所にも聞いていただいたら、件数も正確な件数をお伝えしますし、また事業者にも確認していただかないと、その退店交渉が困難になると、プロジェクト自体が全部壊れてしまうようなこと、もしくは大幅に遅れてしまうというようなことにもなり得ますので、ぜひそこはお願いできればと思います。数字は、今の感じでよろしいですか。

記者
 はい。

記者
 すいません、西日本新聞の坂本です。話を変えまして、先日、国土交通省が発表しましたクルーズ船の全国の港への寄港数や、旅客の人数が発表されましたが、博多港は寄港数でいうと、沖縄の那覇に久々に抜かれて2位ということになりましたが、その状況についての受け止めとですね、九州各港では国土交通省との連携とかですね、船会社と一緒に港の整備を急速に進めているほかの港とかありますが、そういったクルーズ誘致の競争がある程度、活発にまたなってくるかと思うんですが、その中で博多港としてどう対応していくか、今後の方針とかありましたら。

市長
 はい。クルーズの寄港数に関する質問がございました。非常に多様な要素が入ってくると思います。今回のような、コロナウイルスのようなことがあって、団体旅行が全部禁止というふうになれば、一気にクルーズが、寄港数が減るということもありますし、また例えば日中関係、日韓関係というようなカントリーリスクでも一気に減ることもございます。で、今回に関していうとですね、当然、今の複数の要因が重なったと分析をしていて、当然、その今、博多・上海間を中心としたクルーズが非常に、アジアクルーズの中でも中心になって、船会社もここにとにかく投入をしてきたわけですけれども。非常に競争が過多になっているというような中で、南のほう、沖縄、それから中国の広州ですとか、こういうエリアも非常に今頑張って港を整備してということで、そうした部分に船が今、移ったというような部分もありますし。
 それと併せて今ちょうど大きいのが、韓国と中国の関係で、韓国に対しての寄港ができなくなっていますから、要するにこのエリアを寄港しようとするときに、もう中国からダイレクトに日本に来るしかないんですね。当然、クルーズに乗るお客さんは、一定の期間の間に複数の国、いろんな街を旅したいというニーズがある中で、韓国に寄れないということになると、ダイレクトに福岡に来る。中国から福岡に来て、例えば長崎に行ったり、大分に行ったりして帰るという形になるので、やはり、そういう意味では非常に今、悪条件というかですね、寄港数でいけば条件的には良くない条件が重なっているのかなと思います。ただ、当然これから中長期に向けてですね、例えば来年以降の予約というのは非常に多く入っていますし、そういう意味ではちょうど今、階段の踊り場状態ですから、これからまた伸びていくものと思います。
 で、一方で、行政、福岡市としての対応なんですけれども、当然こうした、これはほかのクルーズ以外の観光もそうなんですが、やはり一部の国だけに偏ってしまうというのは当然カントリーリスクということがあるわけですから、例えば新年、新しい2020年というのは台湾からのクルーズも過去最高、最大に増えます。いろんな国から幅広く誘客をしていくというような形で平準化に努めていくなどしたいと思いますし、クルーズという旅はそもそも、これからの高齢化日本における、日本人にとって非常に、これはいい旅のスタイルなんですね。それはすなわち移動するホテルですから、もう乗り換えをせずとも船に乗るだけで、朝起きればいろんな国に行ける。船の中で全てのことが用を足せるというような、そういう状況は、これは高齢化日本にとって非常に強い。ですから、これからアウトバウンドというようなことが、非常にクルーズのニーズとして増えてくるということはもう想定されますので、そうした部分、アウトバウンドの強化、それから多国間からの誘客、こういうようなことに市独自としてもですね、見据えた上での今後の整備等、必要なことは進めていければと思います。

記者
 冒頭、市長ちょっとおっしゃいましたけど、今回コロナウイルス、まあ予約がキャンセルになっていますが、今のところ見通しとして、どのくらい影響が出そうかというのは、何かおっしゃることはありますか。

市長
 いや、コロナウイルス自体が、どこまでどうなるかがちょっと分からないので、それ次第じゃないでしょうかね。それがちょっと見通せないので、その次の見通しまではできない状況ですね。

記者
 このあとの予定もありますので、これで以上としたいと思います。

市長
 ありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。