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更新日: 2020年1月7日

市長会見|市長のオフィス

1月6日市長会見

発表内容

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発言・質疑要旨

令和2年 福岡市の主な行事予定

2020年1月6日定例会見の写真

市長
 新年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

記者
 おはようございます。幹事社の時事通信です。市長から、発表案件についてお願いします。

市長
 はい、改めて、明けましておめでとうございます【フリップ (633kbyte)】。新しい2020年の年なんですが、いよいよ、オリンピック・パラリンピックの年になりました。少し先の未来のイメージがあったんですが、あっという間に来てしまいました。ということで、一応、オリンピック・パラリンピックのイメージのチーフにしてみたんですが、なかなかネクタイと合わせるのは大変だったんですけど。
 何はともあれ2020年、オリンピック・パラリンピックという、節目の年にもなりますし、干支としても一番最初に戻るという、ひとつの節目のイメージですので、新しい気持ちで、今年も職員と一丸となってですね、市民サービスの向上に向けて頑張っていきたいなと思います。
 それで、この2020年の主な動きは、既にお配りをしているふうに思うんですけれども、特にですね、例えばスポーツイベントは去年に続いて、去年はフィギュアスケートの国別対抗戦、ラグビーのワールドカップ、あとバレーボールのワールドカップなど、いろいろあったんですけれども、3月には男子サッカーで、東京オリンピックを控えます、アンダー23の日本代表の国際試合が博多の森球技場で行われます。これは、福岡でサッカーの国際試合が開催されるというのは、24年ぶりのことでございます。それから、5月になりますと、オリンピック・パラリンピックの聖火リレーもあります。それから、マラソンスイミング、いわゆる遠泳ですね。これが2021年世界水泳を前に、これはオリンピック・パラリンピックに向けた最終選考会が福岡で開催をされるということになっていますので、うまくこのオリンピック・パラリンピックから、世界水泳というふうにつながっていければいいなと考えています。
 それから、7月、8月になりますと、スウェーデン、それからノルウェーのオリンピックチームがですね、福岡で事前合宿を行っていただきますので、これはこれから予選なども行われて、具体的にどういう競技の皆さんがどれくらいの規模でいらっしゃるかというのは、明らかになってからにはなりますけれども、ぜひ市民の皆さんとの交流、ふれ合いというところも、しっかり行っていきたいと考えてございます。また、やはり福岡としては、2021年の世界水泳が控えていますので、うまくその連携が図っていけるように取り組んでいきたいと思います。
 それから、福岡市美術館、リニューアルをして大変好評でございますけれども、そちらに大型の彫刻作品を設置致します。去年3月にリニューアルオープンをして、大濠公園側から入っていただけるということにもなりましたし、見せ方もずいぶん工夫をしたつもりでございますけれども、その彫刻の作品はですね、そのオープニング記念として特別展示を行っていました、インカ・ショニバレさんですね、この方の作品で大型彫刻を設置を致します。で、やはり、この、はためく船の帆のイメージなんですけれどもね、彼は非常に多様性な背景を持つ方ですけれども、こうした帆を張って前に進むイメージが、福岡のネクストに向かってですね、大きく多様性とか、交流というものを原動力にして、前に進んでいくという、その福岡市のイメージに非常に近しい、親和性が深いということで、この作品になりましたけれども、これが7メートルのね、大型の作品が美術館に設置をされます。
 それから、福岡市動物園でミナミシロサイの一般公開もいよいよ始まります。去年の12月に南アフリカから雄1頭、雌1頭のサイが仲間入りをしたんですけれども、当然サイにとってもですね、環境が変わって慣れていくのが大事なんで、今、様子を見ている状況なんですが。体調も含めてですね、徐々に福岡の環境にも慣れていただいてきていますので、今月の中旬ぐらいには、お披露目できる予定でございます。ちなみに今日、動物園には新しい仲間、レッサーパンダが1頭来ますし、それから、ご承知のとおり、ミャンマーからのゾウ4頭の話、それからマレーシアからホオジロカンムリヅル、この2つに関しては福岡市のMOUということで、去年の末に現地を訪問して、MOUを結んできたところでございますので。こうした仲間も加わるということで、動物園のリニューアル、かなり長期計画でありますが、これも着々と進んでおりまして、皆さんに親しんでいただける場になってくれることをぜひ期待をしていただきたいと思います。まあ、ザクッとした感じで、年始なんでこんな感じなんですが、何かあれば、どうぞ。


質疑要旨

記者
 ありがとうございます。じゃあ、まず幹事社から1点だけ。特にですね、このイベントの中で、今年、力を入れていきたいという案件がありましたら、教えていただきたいんですが。

市長
 そうね、ちょっと待って、その紙もらっていい。そうね、個人的には美術館のね、彫刻もこれはやっぱり、これから福岡を本当に象徴する、いい作品になるなと期待をしていますし、あとアジア太平洋都市サミットもハビタットと共同で行うわけですけれども、これも一昨年に引き続きということになります。そうね、絶対これってわけじゃないけど、まあ、やっぱりオリンピック・パラリンピックもありますんでね、そこに向けて、うまく九州というところと絡めていければいいなというふうには思っていますね。

記者
 はい、ありがとうございます。発表案件について、各社さん、ありますでしょうか。

記者
 いいですか。今のオリパラの話なんですけど、新年のインタビューで、いろんな経済団体の人の話を聞いていると、やっぱりオリパラで九州は厳しいという声が多くて、要は来年以降の布石じゃないかという、やっぱり意識としてはそのほうが強いという理解でいいですか。

市長
 まあ当然、会場自体はやはり東京エリアを中心になります。もちろん札幌のマラソンなんていうサプライズもありましたけれども。基本的にはそうなるとは思いますが、当然ラグビーのワールドカップのときのように、長期滞在の方も非常に多くなると思いますので、私たちが例えばヨーロッパまで出かけるとなれば、じゃあスイスに行くならスイスだけというより、だったら併せてドイツもフランスも行って、ロマンチック街道みたいな、そういう感覚で動いたりすると思って、ピンポイントでそこだけというわけではないと思うので。
 当然、日本までわざわざ来たならば、いろいろ日本の風景を見に行ってみようということで、当然、九州にいらっしゃる方は多くいらっしゃると思いますし、またそのときのゲートウェイは、間違いなく福岡になってくると思いますので。そうした中では絶対東京だけというつもりではなくて、長期滞在を特にしていただける方は、これはものすごいチャンスだと思うんですね。
 やはり、日本にとって特定の国に偏らずに幅広く誘客をしていく。特に、これまで福岡にとっては、九州にとっては、欧米系の皆さんというのがやはり数が多かったわけではないので、これはラグビーのときと同じように、福岡、九州を知っていただける、すごく大きなチャンスだと思いますので、そういう皆さんにぜひ知っていただいて、存在感をしっかり出していければと考えています。

記者
 何か具体的な仕掛けとかって、考えられたりしますか。

市長
 具体的にどんなイベントをするということはないんですけれどもね。ただ去年、特に福岡、大分、それから熊本はラグビーワールドカップのほうで、培ったノウハウっていうのを新鮮に持っていますので、こうしたものも活かしてですね、しっかり受け入れ体制を整えていきたいと思います。

記者
 ありがとうございます。

記者
 ほかはよろしいでしょうか。じゃあ、発表案件以外で、各社さん、お願いします。

市長
 はい、どうぞ。

記者
 明けましておめでとうございます。朝日新聞の島崎です。一部ちょっと報道で年末にありましたけれども、自衛官の募集の件で、名簿を提供されることに、今年からなさっている件なんですけど、このちょっと方針と、あとやっぱり、その経緯ですね。結構やっぱり、自治体でほとんど提供してないところが多いので、まあちょっとデータ管理の仕組み自体で、抽出ができないということが判明したということだったので、そこの経緯もちょっと含めて教えていただけないでしょうか。

市長
 はい、分かりました。住民基本台帳というものがございまして、これのシステムを変えていくということが、これが情報化推進の福岡市の方針として、平成25年から進めてまいりました。それで、今の住民基本台帳ですと、例えば検索で、こういう人だけ抽出をするというような検索機能がないということ、それから住民基本台帳なんですが、例えばそのマンション名を入力できないとかですね、少し今は普通にね、エクセルを使っただけでも簡単にできるようなことすら、ちょっとできないというようないろんなことがあって、これを刷新をして住民サービスの向上につなげるということで、システムの改修をするという方針を平成25年に決めて、進めてまいりました。
 それが実は今日から、いよいよ運用が開始となるわけであります。で、このシステムを使って、例えばオンラインでの引っ越し手続きですね、こうしたものも進められるようになりますし、こういう市民の利便性向上のために、こういうものを今システムの更新を進めてきて、それが(平成)25年からやっているものが、いよいよ今日から動き出すということになります。
 で、これまで国や自治体が情報を閲覧しようというときに、もちろんその住民基本台帳を閲覧することはできるんですが、これは要するに、当然その目的に従って使っていただくというのが前提になるわけですけれども。そのときにはですね、先ほど言った検索機能がないので、例えば18歳の人を見たいという、こういう目的があるから18歳の人を見たいといっても、実はそれが、そこだけを抽出することができずに、福岡市民分全員の台帳から1人ずつ、何年何月何日生まれから何月何日生まれの人を手作業で書き写さなければいけなかったわけですね。これは、ですから、本人だけではなくて、それ以外の人、目的外の人の情報も全て閲覧をしていただくことにこれまでなっていたわけなんですね。ですから、当然、例えば写メで撮るなんてことは、今は簡単にできるかもしれませんが、そうは目的外になりますのでできないように、やはり職員が立ち会って、そこのところはしっかり、まあ監視というほどは、当然、相手は国か地方公共団体ですので、信頼感はあるわけですけれども、やはり人も付いておかなければいけないし、何しろそれを書き写す、全部を探す作業ってすごい大変だったのが、これからはそれが国や地方公共団体等のですね、組織がそうした検索をしたいときにも、検索をかければ、そこの情報だけが出てくるようになりますので、よりその個人情報の保護という点でいけばですね、よりしっかりしたものができるようになるということになります。
 で、まあ、これをそのまま出てくるわけですから、これを要するに、紙ベースでお渡しすることもできるようになるということです。ただ、これが可能かどうかということを、これを今、これから個人情報保護の審議会のほうにお諮りをしてですね、そして、これがオッケーということが出ればできるようになります。ですから、これは自衛隊のことだけではなくて、これはほかの全ての国や地方公共団体等が同じような形で閲覧をしようとしたときに、これはできるように今後もなるということになります。

記者
 あの、おさえたいんですけど、システムでそういう抽出ができなかったということが判明した経緯としては、それは、安倍首相が2月に、自治体のなんか6割ぐらいが提供を拒んでいるという悲しい現状があるというふうに言われたそうなんですけれど、それを受けて市のシステムを振り返ってみたところ、そういうことだったということが判明した、そういう経緯でよろしいですか。

市長
 それは、私個人としてですね、その状況が分からなかったので問い合わせたら、そういうことが分かったということです。ただ、福岡市として、担当局としての方針は、平成25年に改修の方針が決まって、そして、実際、今日からスタートというぐらいですから、相当な準備をしてやっているわけです。私個人としては、どうして、そういうことができないのかという細かいその仕組みが、システムが分かっていなかったので、私が問い合わせたら、実はそういう理由だったということが分かったということです。

記者
 なるほど。じゃあ、平成25年から地方公共団体に向けた、そういった、まあ名簿の提供というんですかね、そういうものを前提に、システムの改修を平成25年から進めてきたというふうに考えていいんですか。

市長
 そうですね。これは、ですから自衛隊だけではなくて、どこでも、どこの組織でも、それは当然これからできるようになるということになります。また、例えばオンラインでの引っ越しのですね、オンライン引っ越しサービスのような、新しいサービスも含めて、このシステムの改修よってできるようになるということになります。

記者
 あと、いろんな自治体で少しずつですけれど、名簿提供の動きもあるんですけれども、一方で、法的、その情報を提供することへの法的根拠が非常に曖昧だという声もあってですね、そのあたりは、一応、審議会にかけられるわけですけれども、どのようにお考えですか。

市長
 一応ってやめてもらえます。一応ではなくて、こうしたものにしっかり諮ってですね、当然、法律的には、より個人情報の保護というものが、必要ない人の情報を見せる必要がなくなりましたので、よりそうしたものに関しては、必要な情報のみを提供できる体制によりなったと思っていますし。またその上でも、さらにそれをお渡しすることについて、これはそうした審議会に諮って、手続きをしっかり経てですね、これは大丈夫というような形になれば提供するということになります。

記者
 関連で。西日本新聞の坂本です。今年もよろしくお願い致します。今、福岡市として想定するのは、抽出した18歳以上の方とか、そういった対象の方を抽出した名簿を紙で渡すこと、あるいは電子データとして提供する、どういった形での提供を今のところお考えですか。

市長
 その2つだというふうに思います。

記者
 両方。

市長
 はい。

記者
 分かりました。審議会にかけるということですけれど、今の現在、福岡市の個人情報保護条例では、ものの提供、電子媒体とか、紙媒体の提供までは求めていないと見ることもできるという解釈が市の当局として、それまではあったのではないかなという理解だったんですけど、それはそうではなくて、今後は、ものの提供までできるような流れになっていくということなのでしょうか。

市長
 まあ、そうですね。要するに、結局、同じことで、それを紙で書き写すという、この時代にですね、それだけの公務員の人件費をかけて、これ当然、市民全員分を書き写す、市民全員というか、対象の何千、何万という人を全部手作業で書き写すというのを今の時代にですね、それをやるというようなことは。結局でも、今度のシステムでは、その必要な人の分だけ、そのまんま出てきますので、それを要するに、その場で書き写すことは、既に今でもできるわけですね。それを同じものを間違いない形での提供をすれば、それだけ時間も短く済むし、それ以上の個人情報が何かそれをすることによって漏れるという話ではありませんので、それは実質変わりないと思います。が、ただ当然、審議会にお諮りをしてですね、念には念をということで、しっかりそこは確認をした上で、そういう方針が出ればですね、その方向で進めていきたいということです。

記者
 諮問はいつ頃行うスケジュールになるんでしょうか。

市長
 この4月までには、行うスケジュールだと聞いています。

記者
 すいません、今のに関連してなんですけど、4月までに諮問が正式に認められればなんですが、4月以降から。

市長
 新年度スタートとかね、多分そういう切りのいいときにスタートするんじゃないですかね。

記者
 を目指しているということで、よろしいですか。

市長
 そうですね。ほかにありますか、はい。

記者
 別件で、これもまた一部。NHKの金子です。今年もよろしくお願いします。

市長
 はい、お願いします。

記者
 客引きの話で、天神ですとか、大名ですとか、そういった所に防犯カメラということがありましたが、改めてになりますが、目的の部分、それからどういった対策を考えているのかということを、よろしくお願い致します。

市長
 これはカメラを設置をして、AIで認識をしてですね、その客引きの、例えば繰り返し性とかですね、そういうようなものをしっかり認識をして、そして客引きをとにかく、客引きというのも、本当にお店に人がいなくて、ぜひうちの店に来てくださいということで、中のスタッフが出てきて、外で呼び込むのと、それから今、問題になっている客引きというのは、まったく質が違うものなんですね。要するに、極めて悪質かつ非常に怖い人たちなんですね。これは要するにプロの客引きであります。こういう人たちを何とか、やっぱり排除をしたいということが大きな目的になります。やはりそうしたときに、福岡市として当然できる努力ということは、できる限りしていく中で、今、地域の皆さんと協力をしてですね、そしてパトロールをしたりとか、客引きを使わないようにしようということで、各店舗でお互いに呼びかけ合いをしてですね、そういった客引きを使いにくいような雰囲気もつくっていきながらということで、あらゆる形で基礎自治体としてできることをやっていきたいと思います。
 一方で、やはり今の問題となっているような客引きは極めて悪質ですから、これはやはり普通の市の職員ですとか、市民で声かけをしてもですね、要するに怖がらないというか、それがどうしたというような形になってしまうので、やはりこれは警察、制服の方がですね、しっかり注意をしていただく、もしくは罰金を取るというようなことが大きな抑止力になると思っています。
 今、自治体で、要するに福岡県と北九州ですとか、福岡市とか、こういう自治体間でこの話をしておりまして、県の行政のほうからも、これは必要性に関しては、同意をいただいているところでございますので、今後、具体的な調整をしていきながらですね、福岡市から客引きを、また福岡県全体から客引きをですね、なくしていけるようにしていきたいと思います。そうした取り組みの中のひとつと考えていただければ。

記者
 まずは10台ということでありましたけれども、そこの事実関係と、それから今後、どうしていこうと考えていらっしゃるかというところはいかがでしょうか。

市長
 ん。

記者
 今後もっと、さらに台数を増やしていこうだとか、違う手法を導入しようだとか、そのあたり、今、市長のお考えはいかがでしょうか。

市長
 まずは、これを導入してですね、そして具体的に、どういう形で成果が表れるかというようなところを見て、判断していきたいと思います。

記者
 ありがとうございます。

記者
 ほかはよろしいでしょうか。

記者
 じゃあ、もう1個いいですか。別件で、よろしくお願いします。去年はかなりヘルシンキですとか、イスラエルですとか、かなりベンチャーの強い地域への外遊がありましたが、そのときにどのようなインプットがあったかということと、今後のアウトプットに関して、今どのようにお考えでしょうか。

市長
 各地域、地域で、やはり強みというものは違いますし、また福岡のスタートアップを一緒に同行してもですね、やっぱりある地域では反応があまりないけれども、ある地域ではものすごく反応があるとかですね、その地域、地域によって違いというか、そうしたマーケットの個性というものが違うんですね。例えばイスラエルであれば、イスラエルのイノベーション庁と福岡市で連携をしていくということになりまして、また新年度では、一緒にいろいろ行うこともあると思うんですけれども、こうしたやはりスタートアップというものが生み出す新しいサービス、また新しいテクノロジーを使ったそのビジネスモデル、これは実は、行政課題に関してもいろいろと解決をできるような、そんな分野もたくさんあると思うんですね。
 そうした中で、行政としても積極的にこうしたものを使っていきたいし、また、福岡市の企業の皆さんの生産性の向上、こうしたことを行っていく上でも、こうしたスタートアップの新しい発想、ビジネスモデル、テクノロジーを取り入れていくことは、ここは非常に重要だと考えています。それは一方で、既存企業、伝統ある企業、要するに経験、販路、資金が豊富な既存企業に対して、スタートアップというのは非常に弱小であります。経験も資金も販路も乏しい。そうしたものを行政としても後押しをし、また都市間で連携をすることで、それぞれの都市がしっかりと後ろ盾として付く中で、国境を越えた形でスタートアップがビジネスを展開できる、こうしたベースをつくっていけるものと考えております。
 これから日本のマーケット自体はシュリンクといいますか、大きく納税者というか、労働者の数が減ってきて高齢者が増えてくるわけですから、やはり最初からグローバルという視点というものが、これからのビジネスにとって非常に大事ですので、こうした先駆け的な意味合いでもですね、福岡市として、こういうチャレンジをして、企業同士の行き来を盛んにできればと思っています。

記者
 ありがとうございます。

記者
 会見の時間がそろそろ厳しいようなんですが、ほかになければ。

記者
 じゃあ、1点。すいません、読売新聞の江口です。今年もよろしくお願いします。

市長
 よろしくお願いします。

記者
 4月から宿泊税の条例が始まるわけですれども、この使い道といったところで、いろいろ議会の中でも方針を示されているとは思うんですけれど、改めて今の思いというか、どういうふうに、どういう分野に力を入れて使っていきたいというところについて教えていただけますか。

市長
 はい。やはり福岡市というのは、九州のゲートウェイとしての機能が非常に、その役割は大きい役割があります。これまで例えば、マリンメッセもそうですけれども、国際センター、国際会議場、こうしたものも全て福岡市のお金、まあ一部国のお金も入ってつくっているわけですね。こうしたものは、九州全体の大きなインバウンドですとか、もしくは九州全体の回遊につながるアフターコンベンションですとか、こうしたものにつながる会議なわけですが、ただ、その整備に関しては全て福岡市民の市税という、基礎自治体としての市税のところからの支出になっていました。
 こうした広域的な福岡市は、これからも役割を担い続けていくための原資として、この宿泊税という新たな財源を得たことは非常に大きいと思いますし、また、その150円というですね、福岡市の税額についても、これは去年、本当、知事選も含めていろんなことがありましたけれども、しっかり勝ち取ることができたと思っていますので、これをしっかり有効に使ってですね、そして福岡はもとより、そこからやはり九州全体として回遊して行けるような、そんなゲートウェイとしての機能をしっかり高めていければと思っています。
 当然、納税する人はもとより、それを宿泊業者の皆さんもそれをこれから取っていくわけですから、こうした皆さんも含めて、おもてなし機能が福岡市全体として高まったなと思っていただけるような形で、財源も使っていければと思いますので、これはまた新年度の予算のときに、しっかり議論をしていきたいと思います。
 いずれにしても福岡市が、今日は先ほど、職員の皆さんにもお話をしたんですけれども、やはり視点として、私たち福岡市の職員は、当然市民サービスをより向上していくということはもとより、やはり九州全体としての役割もしっかり果たしていきたい。ですから、常にやはり視点は高く、鳥の目と、それから虫の目でですね、やはりグローバルに考えて、ローカルに行動するという、やはり自覚を持って取り組んでいきたいし。私としても3期目になりましたんでね、福岡市に関するいろんな方向性もできていく中で、やはり九州全体の発展というようなところにも視点を少し、取り組みができるような環境も整ってきたのかなと思っていますんで、九州全体が大きく発展していけるように、ひとつはその世界水泳をね、福岡大会として、もちろん誘致をしたんですが、これはやはり九州全体の回遊につなげていきたいという思いから、マスターズに関しては「九州」という名前に変えてですね、熊本、鹿児島にもお声がけをして、そうしたところも会場にできるようにということで、これは九州新幹線のルートですけれども、そういうちょっと九州全体の発展みたいなところもね、意識をしながら、この1年間、行政運営をしていきたいと思います。

記者
 よろしいでしょうか。じゃあ、市長、ありがとうございました。

市長
 はい、ありがとうございます。今年もよろしくお願い致します。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。