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更新日: 2019年9月4日

市長会見|市長のオフィス

9月3日市長会見

発表内容

  • ボランティアバス運行(市民局市民公益活動推進課) ※配付資料 (362kbyte)pdf
  • 博多駅筑紫口に新駐輪場オープン(道路下水道局自転車課,交通局経営企画課,住宅都市局都心創生課) ※配付資料 (1,102kbyte)pdf
  • スマートフォンアプリ活用によるウォーキング促進実証事業(保健福祉局健康先進都市推進担当) ※配付資料 (696kbyte)pdf

会見動画

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発言・質疑要旨

ボランティアバス運行

2019年9月3日定例会見の写真(その1)

記者
 幹事社の朝日新聞の島崎と申します。では、まず市長から発表お願いいたします。

市長
 はい、分かりました。まず最初は、先日の大雨の被害を受けまして、ボランティアバスを福岡市として出すことになりました【フリップ1 (401kbyte)】。9月の5日、それから6日の2日間なんですけれども、日帰り、それぞれということになります。今日から受け付けを開始をいたします。それで、人数はもう15名それぞれということですので、先着順ということにいたします。
 長崎、それから佐賀等でですね、2年前の九州北部豪雨を思い出すような非常に激しい雨が降り、特に油の被害も含めてですね、非常に報道されているとおりで深刻な被害が出ています。そうした中で、現地では復旧に向けた取り組みが進んでいるわけではございますけれども、家の中からの泥出しですとか、清掃、それから家財の運び出しというのは、非常にたくさんの人手が必要になってまいります。
 そこで、大きな被害を受けた佐賀県の武雄市に、被災地支援のボランティアバスを出すことにいたしました。日程は今お伝えしたとおりの木曜日、金曜日という平日になります。ボランティアの皆さんは、週末を中心にやはり参加者が多いわけですけれども、平日に、行政としてこのように出すことによってですね、より多くのボランティアの方に平日も来ていただければと思います。朝7時に福岡市役所を出発して、夕方6時に戻ってくるという行程になります。
で、今回はですね、福岡市の所有するバスを使いますので、参加料は無料ということにいたします。ただ、保険とかですね、それから自分で、例えば持っていくもの、食べる物等に関しては、ご自身でご負担をいただきたいということでございます。申し込みは、市民公益活動推進課宛てに、メールもしくはファクスでお申し込みください。
 この日は、福岡市の職員も一緒について行きますんでね、ボランティアが初めてという方等も安心して参加いただければと思います。そして、こうしたものに参加して、そしてまた民間のほうでも、ボランティアバスを出しているNPOとかの活動をしている方がたくさんいらっしゃるんでね、初めてという方もぜひお勧めをいたします。ぜひ、ご協力よろしくお願いいたします。


博多駅筑紫口に新駐輪場オープン

2019年9月3日定例会見の写真(その2)

市長
 続いては「博多コネクティッド」の話なんですけれども、この度、博多駅周辺の回遊性を高めて、そして利便性を高めていくということからですね、今回、博多駅の筑紫口に新しい駐車場オープンをしたいと思います【フリップ2 (529kbyte)】。

事務局(道路下水道局)
 駐輪場です。

市長
 駐輪場。ごめんなさい、駐輪場でございます。はい。2カ所の駐輪場、ひとつがこれは市営ということになります。市営の博多駅筑紫口駐輪場。これは、博多駅筑紫口のコンコースを一部利用して整備をしたものでございまして、360台になります。もうひとつが近鉄博多ビルの建て替えに伴って整備をされました、Pat都ホテル博多駐輪場でございます。で、こちらが237台分ですから、合計でおよそ600台分の駐輪場が新たに博多駅に誕生することになります。
 それで、これは自転車を止めたあとになると、そのまま地下通路を通ってJRと地下鉄の博多駅までアクセスもすることができますんで、横断歩道を渡ったりとか、待ったりというようなこともなくスムーズに、便利に利用していただけるということになります。
 今回、オープンする市営駐輪場の一部では、福岡市の駐輪場では初めて機械式を採用いたしまして、自転車を地下1階の入出庫ブースから、全自動でスピーディーに出し入れすることができると。それから、ポイントとして新たに定期利用を始めることにしておりまして、10日のオープンに先行して、9月5日の午後3時から定期利用の受け付けも開始をいたします。
 で、新しい駐輪場ができることによりまして、博多駅筑紫口の周辺に現在設置しています路上駐輪場、こちらのほうを撤去をしていきたいと思います。具体的に撤去したあと、何台残す、残さないというのは、現在ギリギリまで検討中ではございますが、基本的には路上のほう、あれは臨時の駐輪場ですので、なくす方向で検討をしてまいります。
 9月22日には、都ホテル博多もオープンをいたしまして、同時に地下鉄博多駅筑紫口の新出入り口もオープンをいたしますので、ぜひ、こうした駐輪場も利用していただいて、また20日からは筑紫口の改札口も都ホテル博多のほうに行きやすいように、新たに増やしていきたいということで、まさに「博多コネクティッド」、「つながっていく」ということで、駅を中心としてですね、周りとつながっていくという、このコンセプトが少しずつ具体化されようとしております。
 オープンに先立って記者の皆さんには、9日の午後1時45分から内覧会を行いたいと考えていますので、ぜひご覧いただければと思います。


スマートフォンアプリ活用によるウォーキング促進実証事業

2019年9月3日定例会見の写真(その3)

市長
 最後です。「福岡100」の取り組みなんですけれども、とにかく歩くきっかけというのはとっても大事だなと思うわけですね【フリップ3 (515kbyte)】。今回、新しく2つ、アプリケーション紹介したいと思うんですけれども。これ、ひとつはホークスの応援というかですね、「パ・リーグウォーク」といいまして、ほかの球団のファンの皆さんと競っていただこうということでね、ホークスの地元の誇りにかけて、ぜひ歩いて応援をしていただきたいというようなものがひとつと。もうひとつが「ふくおか散歩」というものでございまして、歩数によってポイントがたまって、そのポイントを使ってプレゼントに応募したりとか、お得なクーポンなどへの交換ができるというものです。このアプリは、今回、各区役所が開催するウォーキングイベント参加キャンペーンなどもありまして、特典も付いてまいります。
 結構、やっぱりウォーキングをすると全身の本当に、何ていうか、代謝も上がりますしね。個人的にもずっと今、私は時計型のを付けていて、個人的にこうやっているんですが、友達と、友達のグループをつくっていて、毎週もしくは週末だけとかいうチャレンジでしてると、結構やっぱり、動機になるというかね、あいつには負けたくないというようなのが結構、歩く動機にもなったりして。これ、結構、はまるとね、皆さん、健康づくりとか歩くきっかけにね、なるんじゃないかなと思っております。発表は以上です。


質疑要旨

記者
  ありがとうございます。それでは、ちょっと発表の案件についての質問に移りたいと思うんですが、よろしいですか。すいません、幹事社の朝日新聞です。

市長
 はい。

記者
 見慣れない顔ですいません。まず、災害ボランティアなんですけれども、ちょっと不勉強で申し訳ないんですけど、こういうボランティアバスっていうのの運行っていうのは、今年に入ってからとか、去年も含めてどのくらい運行されてたりとかあるんですか。

市長
 そうですね。今年に入ってからは初めてになります。また、これまでの大きな災害のときは、ボランティアバスを福岡市からも出していました。同じように職員が同乗してという形になります。無料での開催ということは。

事務局(市民局)
 初めてになります。

市長
 無料では、今回が初めてということになります。ほかのNPOの皆さんもですね、有料でバス代等を負担し合いながらということができるようになりましたので、これで持続可能な形でボランティアを続けていけるようになったわけですけれども、今回は、福岡市のバスを使ってということになります。また、平日ということで、できるだけ多くの方にですね、参加しやすいようにという形で、このような形を取ってみました。

記者
 以前は、無料ではなかったということなんですけれども、大体おいくらぐらいかかっていたものに。

市長
 2,000円とかね。

記者
 そうなんですか。

市長
 その程度ぐらいですかね。

事務局(市民局)
 それぞれ、熊本のときが3,000円、2年前ですけれど、熊本のときが3,000円。それから、おととしの北部九州のときが2,500円と1,000円と、2回に分けてやっておりまして、昨年がちょっと坂町で、広島で遠かったので5,000円、お一人当たり5,000円というところでした。

記者
 いずれも、じゃあ数千円ぐらい。

事務局(市民局)
 はい。ちょっとその時々の。

市長
 距離とかね。

事務局(市民局)
 距離とか、参加者数とか、助成金を使っている、使ってないとか、そういったところも勘案して決めております。

記者
 じゃあ今回、無料にできたというのは、やっぱり、まず場所とか。

市長
 場所もありますし、市営のバスを使ってというようなことで。

記者
 ありがとうございます。じゃあ、発表案件についての質問、各社さんからお願いいたします。

記者
 NHKの金子と申します。よろしくお願いします。

市長
 はい、お願いします。

記者
 私もボランティアに関してなんですけれども。今回、平日に設定しているということで、こちら、例えば休日に比べて平日が少ないですとか、その辺りの意図はおありでしょうか。

市長
 そうですね。やっぱり休日、もしくは休み期間というとなると、学生を含めてボランティアって、やっぱり多く集まるんですが、どうしても平日になってくると少なくなってくるということ。それから、今回ボランティアセンターを開設をしている場所も佐賀、長崎(正しくは、長崎は開設していない)含めて、福岡県も含めてですね、久留米とかも含めてあるんですが、特に、この武雄に関してが、まだ募集、受け入れをしているということで、つまり、まだやっぱり人員が必要というようなことで場所、それから日時を設定をいたしました。

記者
 あと、もう一点、よろしいでしょうか。博多コネクティッドのほうなんですけれども、合わせて600台分を新たにということですけれども、現在、路上にある自転車、今、撤去予定のものというのは、何台ぐらいあって、それをカバー、全体をカバーできるぐらいの量なのかとか、その辺りはどのようになってらっしゃいますか。

市長
 そうですね。今、外に置いてある、その臨時的に、今、外に止められるようにしている駐車場(正しくは、駐輪場)が四百数十台分あるんですね。それに対して。

事務局(道路下水道局)
 路上駐輪場が600台ですね、筑紫口周辺のですね。

市長
 路上が。

事務局(道路下水道局)
 はい、路上が600台です。

市長
 そして、下が600で、同数ってこと。

事務局(道路下水道局)
 下も600。今度できるのは、新しくできるのは600台です。はい。

市長
 上は。

事務局(道路下水道局)
 上は、路上駐輪場は600台のまま、周辺は600。

記者
 そのまま、じゃあ地下に。

市長
 そのまま全部、同数ってこと。

事務局(道路下水道局)
 ほぼ、まあ数的には同じぐらいの駐輪場が路上、路上としては博多駅周辺には、筑紫口周辺にはです。

市長
 400台、数十台は何の数字。

事務局(道路下水道局)
 400台というのは。

市長
 さっき、400台って言ってた。まあ、いいや、600台ということで、はい。

記者
 分かりました。で、こちら、資料のほうだと、ラグビーワールドカップのことにも触れておりますが、この辺り景観含めてどういった意図があるかを。

市長
 ごめんなさい、もう1回。

記者
 ラグビーワールドカップについても資料の中では触れてあると思うんですけども、この辺り、景観を含めて、どういった意図でこの地下にというのがもしあれば。

市長
 ちょっと、ラグビーの話は、ちょっとさて置いといて。地下というのはですね、まずやはり、博多駅とか、人がやっぱり集まる場所というのは、駐輪のニーズが非常に高いんです。で、というのも福岡市というのは、他都市と比較して坂が少ないので、非常に自転車に乗りやすいというような特徴がございます。そうしたことから、駐輪場の整備は非常に大事な課題なんですが、ただ当然、この外に置くというのは景観上よくないということ、それから歩道がそれによって狭くなってしまう、雑然と見えてしまうという景観上の理由と。あと歩行者の歩行空間の確保という点からも、あくまでも臨時としてですね、それでもやはり路上に何ていうか、放置の自転車を対策をするためにも、こうしたものをつくってきたんですが。そうしたもの解消するにあたってですね、新しくホテルができるという中で附置義務駐車場といって、そのホテルの規模とか、その滞留人口ですね、例えば泊まる人の数とか、こういうものに応じて、附置義務といって必ず何台以上の、例えば駐輪場、駐車場をつくらなければいけないという決まりがあるんですね。で、こうした数以上の、要するに駐輪場を今回、整備していただいたということでございますし、また博多駅の地下ですね、地下鉄のほうですけれども、地下のほうにつくることによって、景観的にも問題なく、そしてスムーズに、要するに都心のど真ん中まで乗ってくることができるというのが、地下に置くメリットでございます。

記者
 ありがとうございます。

記者
 いいですか。産経です。ボランティアバスの件で、あれ、熊本地震のときでしたよね。

市長
 ええ。

記者
 ボランティアバスの、規制緩和したの。あれって、今、今回の豪雨とかで、どのくらい活用されているのかみたいな数字ってありますか。

市長
 活用されている数はちょっと具体的に言えないんですが、ただ、あの規制緩和以降は、多くの皆さんが具体的にそれを使ってやっているので、ほぼそれがスタンダードになってきているんじゃないかなと思います。今、ちょっと解説していいですか。たぶん皆さん、よく分かってないと思うんで。
 ボランティアバスというのは、現地に行ってボランティアをするというのを、例えば福岡なら福岡で募って被災地に行くわけですね。で、これがですね、ちょっと熊本地震のときまでどうなっていたかというと、旅行業にあたるから、ここで例えばバスの、福岡から熊本までのですね、バスを借りる、そしてドライバーさんをお願いするとか、こう例えば、そういうかかった実費も含め、たとえ実費だけであっても、お金を集めた時点で旅行業法違反になっていたんですよ。それは東日本大震災のときから、とても大きな課題だったんですね。で、そうするとどうなるかというと、参加者からお金を取れないってなったら、NPOが独自に募金を募って、で、その募金でバスを運行するという形しか取れなかったんです。こうなると何が起きるかというと、災害が起きた直後というのは、例えば、お金がNPOにも募金が集まった。でも、だんだん時間がたつに従って、その募金のお金が尽きてしまうと、ボランティアを出すバスを送ることができないという問題があったんです。
 でも、ボランティアに参加したい人は、やっぱり自分で自費で全部行くって大変だし、また公共交通機関が行きやすい場所にはボランティアは集まるけれども、逆にそういう自家用車とか、バスとか、みんなで行かないと、行きにくい場所にはボランティアが集まらないという課題があったんです。
 それで、「それはおかしいだろう」と、「これがなんで旅行になるんだ」ということを当時の観光庁の長官にお願いをし、防災大臣にもお願いをし、そして熊本地震のときにですね、これをお金をそのときに集めてもいい、これは事前に市とかがちゃんとそこのNPOと話してオッケーといったものに関しては、オッケーですよというふうにしたんですね。ですから、こうしたものは今多くの方が利用して、例えば参加者からひとりいくらという形で集めて、それでバスをみんなで割り勘して行くというようなことができるようになったんです。
 ちなみに、福岡市が以前から、じゃあ、お金を取っていたのはどういうことかというと、それは旅行業者に委託をしていたんですよ。だから、お金が取れていたということなんですね。この関係性、分かっていただけましたでしょうか。

記者
 その関連で、だから、たぶん福岡市が名簿かなんかのチェックをしてという話でしたよね。

市長
 そうです。

記者
 だから、今もその活用の数って分かります。たぶん、チェックしている数とかって、把握しているんじゃないかなと思うんですけど。

事務局(市民局)
 29年度。

記者
 年度なんだ。

事務局(市民局)
 30年度で、最近は特にないんですね。

記者
 ないんだ。

事務局(市民局)
 はい。29年度と30年度でしたら、福岡市に届け出ている件数は分かりますけれど。

記者
 それ、ちなみに、都度、都度なんですか。それとも、いちNPOが何回通しても1件。

事務局(市民局)
 メンバーがまったく一緒であれば、1回でいいと思いますけれど。

記者
 基本では、都度、都度。

事務局(市民局)
 メンバーが替わるんであれば、その都度、都度になると思います。

記者
 一応、回数聞いといていいですか。

事務局(市民局)
 はい、ちょっとお待ちください。

市長
 ちなみに例えば、博多駅集合といっても、現実問題、当日急に来られなくなったり、急に増えたりってあるじゃないですか。だから、そこも一応、名簿を出して確認とはいっているんですが、一応、事後でもというような形にしていますけどね、現実は。

事務局(市民局)
 はい。今の届け出件数ですけれども、29年度が11ツアーです。11ツアーになります。それから、30年度が3ツアーになります。

記者
 もう1回確認で、今年度が令和元年度になってからは。

事務局(市民局)
 ゼロです。

記者
 まだ、今のところないってこと。

事務局(市民局)
 はい。福岡市にじゃなくても、いろんなところに出すことができますので。

記者
 可能性っていうのはある。

事務局(市民局)
 はい。現地のボランティアセンターに出しても構わないので、それはゼロという意味ではなくて、うちに出てないだけの話です。

記者
 だけの話。分かりました。ありがとうございます。

市長
 はい。

記者
 TNCの望田と申します。よろしくお願いします。このボランティアバスの参加者というのは、福岡市在住者とか、そういう条件はあるのでしょうか。

市長
 ないです。

記者
 ないですか。すいません、もう一点。6日以降の予定、運行の予定というのは、何か決まっていたりするんですか。

市長
 ボランティアセンターが、ボランティアをその時点、その時点で、今、例えばこれぐらいいっぱい来ているから、今日は来ても人を配置できないという場合は、受け付けを終了してしまうんですね。
 で、今日、現在の時点で、各地ボランティアセンターは福岡もあるし、佐賀も長崎(正しくは、長崎は開設していない)もあるけれども、武雄がまだ人が足りてないという状況だったので、今回、武雄を募集しました。ですから、例えば来週以降とかの状況等に応じてですね、それはまた判断していきたいと思っています。

記者
 よろしいですか、発表案件で。じゃあ、発表案件以外のことについての質問がありましたら、お願いいたします。

市長
 はい。

記者
 日経新聞の山田と申します。先週、京都府と京都市が、スタートアップエコシステムの国が指定する拠点都市に名乗りを上げましたけれども、福岡市として、そこになんか参画しようとか、そういう考えはおありでしょうか。

市長
 あれかな、スタートアップ拠点都市。

記者
 ええ。

市長
 やっていますよね。はい、もちろん、福岡市は選ばれるものと思っています。いや、逆に、福岡市が選ばれなかったら、どこを選ぶんですかって。

記者
 ありがとうございます。

市長
 はい。

記者
 電動キックボードの実証実験があったと思うんですが、改めてその狙いと、この実証実験で見えてきた課題があったら教えてください。

市長
 要するに、今テクノロジーが非常に進化をしてきているという中で、これまで、社会が想定していなかったいろんな便利なものが出てきているんですね。電動キックボードもそのひとつだと思っています。ただ、こうしたものというのは、多くの方がまだ乗ったことがないという状況がありますので、まずは、みなさんに体験をしていただこうということで体験をしていただきました。参加者としては、若い人がやっぱり多かったということなんですけれども、非常に皆さん、楽しく、そしてまた快適に乗っていらっしゃいましたと聞いております。

記者
 公道を走るということで、安全面の心配の声もあると思うんですが、その点はいかがでしょうか。

市長
 安全性でいくと、例えばこれって、自転車であっても安全であり、安全でなかったりというような、それは場所であったり、乗り方であったりというところに非常に影響してくると思うんですね。今、要するに自転車以上で、原付未満みたいな、こういう新しいものが出てきて、特にこれから交通をどうしていくかって考える中で「MaaS(マース)」という考え方で、いろいろ公共交通と、それからセルフで乗るいろんな乗り物等々も組み合わせて、交通体系を守っていこうというような考え方がある中で、新しく出てきたこういうものをどう位置付けするかというところが、今回大きな課題であり、その解決策を福岡市として、特区としてですね、いろんな実証実験の中で、これを明らかにしていきたいと考えています。
 それで、具体的にいうならば、例えば電動キックボードというのは、今、原付自転車の扱いですから、ウインカーが要るし、ナンバープレートを付けなきゃいけないし、それからヘルメットもかぶらなきゃいけないんですね。で、これ原付扱いだから、逆にいうと、自転車専用道も走ることができないんですね。むしろ例えば、海外等の事例でいけば、自転車専用道とかでそういったものは走っていたりするわけですよね。ですから、例えば今回、電動キックボードはレンタルです。で、レンタルにするという意味は、まず維持、管理、補修がしっかりできるということもそうですけど、プラス例えばGPS等で管理ができますので、例えば、仮にこれをエリアで指定をするならば、このエリアは走ること、例えば天神のど真ん中をですね、人がいっぱいいる中をキックボードでブンブン行っていれば、これは自転車も危ないですし、キックボードも危ないですよね。でも、例えば歩道にゆとりがあって、かつ自転車専用道みたいなものもしっかり整備されている場所であれば、そういうゾーンってたぶん走って、全然自転車であったって、キックボードであっても安全だと思うんですね。
 ですから、こうしたエリアをGPSで管理して、ここは走って、ここから出ると電源が入らないとかですね、いろんな管理の仕方があるんです。ですから、今、一概にキックボードが安全だとか、安全じゃないというようなものではなくて、それを便利なものが出てきたものをどううまく活かしていくか、新しいルールをつくっていくかというところが今の焦点かなと思っています。

記者
 はい、ありがとうございます。

記者
 すいません。NHKの金子です。電動キックボードの件ですけれど、今年2月に申請をして、今後は何か個別に働きかけをしていくとかってことはあるんでしょうか。

市長
 そうですね。今は、国とはもう、まさに今、交渉中で、どういう条件であれば、それがクリアできるのかというところですね。どうしても、それこそ今、具体的にお話ししたように、エリアによってもですね、ここはさすがに大丈夫でしょうって場所もあれば、誰が見てもここは走るとよくないよね、そういう所は大体自転車すら、たぶん押し歩き区間とかに指定していると思うんですが、こういうそのエリアの指定であれば折り合えるのか、それとも速さを規制すればいいのかとか。こういうようなことは今まさに、福岡市と国との間で交渉している最中でございますので、ぜひ何らかの形でね、少しずつ、ここは大丈夫でしょうというようなところから、ちょっとずつ社会実装をして、こういったエリアがだんだん広げられていけばいいなと思っています。

記者
 ありがとうございます。

記者
 すいません、西日本新聞です。電動キックボードに関連して、この前のBird(バード)さんとか、今度もうひとつ、Lime(ライム)さんとかやっておりますが、それ以外にもこれまで電動キックボードの実証実験、福岡市でよく行われていますが、このように福岡市で電動キックボードの実証実験をこぞってやろうと、いろいろ企業さんが働きかけてくれることについて、どんなふうに受け止めをされていますか。

市長
 そうですね。やっぱり、今、新しい価値をつくっていこうとか、新しい時代の秩序をつくっていこうというチャレンジャーが福岡市という場所に集まっていただけるというのは、非常にうれしく率直に思います。それは福岡市というまち自体がスタートアップ、つまりチャレンジマインドですね。やはり不平不満ではなくて、自分で、じゃあ新しい価値をつくっていこう、ビジネスをつくっていこう、世界をつくっていくんだというような、そういうその前向きなチャレンジャーがやっぱり尊敬されるようなまちになっていこうということを掲げていますので。そういう意味では国家戦略特区もあり、そして実証実験等にも前向きな福岡市というところが選ばれているというところの、ひとつの表れなのかなと受け止めています。

記者
すいません。交通に関連して、先日、福岡市の市議会の委員会でですね、生活交通の、生活の足の確保をぜひ拡充してほしい、充実させてほしいという市民からの請願が採択されまして、今度、本会議でも採択されるかと思うんですけれど、今、地元の方々がタクシー会社などに要請してつくっている市内の数路線の。

市長
 AIを活用した。

記者
 とかですね。そういった路線バス、ただ乗り手、乗る方が少なくて非常に苦労している路線も多いかと思うんですけれど、そういった生活の足を確保するためにですね、何ていうんですか、いいアイデアというかですね、そういうお考えはございますでしょうか。

市長
 教えてよ、逆に。もう、それは日本中の課題だからね。やっぱり要するに、不採算路線というところを税金でずっとカバーしていきながら、で、乗る人の数もすごく少ない場所、でも、その人たちの生活の足というところをどう確保していくのかというところが、これはもう本当に、日本中の課題で、特にこれから人口減少になってくると、本当に数世帯しか住んでいないとか、例えば高齢者でも、ほとんど外出機会が少ないというところに、じゃあ、公共の交通を走らせるとなったときに、これはどういうやり方がいいのか。
 例えば買い物にとって非常に不便であるということであれば、買い物カーが近くに行くというやり方もあるし、またネットの注文ということもあるわけですね。でも一方で、自分でスーパーに行っていろんなものから買っていくという楽しみという部分もあるという。これはやっぱり、どううまくベストミックスさせていくかということがすごく大きな課題になるし、だからこそ今、MaaSという考え方で、いろんな交通手段を取り入れて便利にしていこう。だから、パーソナルモビリティというですね、今言ったキックボードとかもそうですし、また、ひとり乗りの自動運転の車ということもあるでしょうし。自動運転ってなぜなるかというと、それは運転士さんがひとりついて、そしてバスを用意するとなると、非常にやっぱりコストがかかってしまうのを、じゃあ、人が乗る人数が少なくてもコストがまだ回っていけるためにということで、自動運転って話も出てきていたりするわけですね。
 ですから、こうしたまさに生活交通をどうしていくかという課題、つまり不採算のところに税金を注ぎ込み続けていくというのはやはり持続可能性が厳しいという中で、どれだけ工夫ができて、いろんなものを組み合わせることができるかというのが課題なので、とても大事な、市民にとっては一番生活の根幹になる移動の自由ですから、そこがしっかり将来にわたっても持続可能に確保していけるようにですね、行政としてもここは知恵を絞って、また民間の皆さんとも知恵を絞り協力していきたいと思います。

記者
 よろしいですか、ありがとうございます。

市長
 どうもありがとうございました。

記者
 ありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。