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更新日: 2019年7月30日

市長会見|市長のオフィス

7月22日市長会見

発表内容

  • 「エンジニアカフェ」開設(経済観光文化局 新産業振興課,経済観光文化局 文化財活用課) ※配付資料 (9,259kbyte)pdf

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発言・質疑要旨

「エンジニアカフェ」開設

2019年7月22日定例会見の写真

記者
 いいですか。じゃあ、市長から、発表案件よろしくお願いします。

市長
 はい、分かりました。発表案件に入る前にですね、まず、昨日からの雨も上がりました。それで、これから強い雨のピークというのは過ぎたわけですけれども、ただ雨というのはですね、地面に含まれていて、それで雨が上がったあとに、例えば土砂崩れとか、こうした災害が起きているということもこれまで多数ありますので。雨は上がりました。ただ十分、土砂災害等には気を付けていただいて、それでまだ警戒(レベル)3のエリアもありますし、例えば崖崩れしやすいエリアとかですね、そういう所にはできるだけ近づかないということをしばらくは気を付けていただければと思います。

 では、発表案件に移りたいと思います。「エンジニアカフェ」がオープンをいたします【フリップ (678kbyte)】。場所は、天神ビッグバンの東のゲートになります。ちょうど西のゲートにあたるのが、これがスタートアップカフェ、Fukuoka Growth Nextですね。そして今度、東のゲートにはエンジニアカフェができます。
 これから、ますます社会にとって、エンジニアが大事になってまいります。こうした中で、福岡市としては、エンジニアの皆さんが集い、そして活躍し、成長できる、そういう場をつくっていこうということで、まちのまさに中心、しかも場所は赤煉瓦(れんが)文化館というですね、非常にアイキャッチとしてもインパクトのある、こうした場所をエンジニアのまさに今、聖地にこれからしていきたいと思うんですね。特に、文化的で歴史的なそういう場所に、まさに最先端の未来をつくっていくエンジニアが集うという、この異色なコラボレーションというのは、福岡で最も長い歴史を持つ大名小学校という、130年の歴史の場所に新しい、最も新しい福岡の明日をつくるサービスをつくっていく、スタートアップの皆さんが集積をするのとひとつ似ている構造ではあるんですけれども。エンジニアカフェということで、8月21日にオープンとなります。
 それで、具体的なエンジニアカフェの機能なんですけれども、まずエンジニアを目指す、そうした皆さんからのいろんな相談を受けたりとかですね、それから、エンジニアコミュニティというものが実は福岡の中にはたくさんあって、こうしたところで会社の枠を越えて、要するにお互いに勉強会をしたり、レベルを上げていくというようなことが非常に盛んなんですね。実は、エンジニアの皆さんにとってこうした勉強会というのは、すごく大事で、福岡というのは、こうしたものが非常に現在でもたくさんある。これをもっともっと見える化することによって、域外からも、もしくは海外からも、こうしたエンジニアの皆さんが場所を選ぶときにですね、福岡という場所を、その活躍の場所に選んでいただけるような、そんな仕組みづくりもしていきたいと思います。
 それから、そうした情報等をSNS、それからホームページ等でも発信をしたりするなどなど、エンジニアの皆さんと一緒にネットワーク、それからコミュニティ、それから勉強会等のですね、レベルアップということをこの拠点を中心に、これからやっていければと思います。
 ちなみに、この赤煉瓦文化館なんですけれども、1909年、明治42年に建てられて、国の重要文化財にも指定された歴史と文化があふれる建物でございまして。まさに今回、そのロゴをつくったんですけど、そのロゴもこの赤煉瓦文化館というとこをひとつのキャッチにしたエンジニアカフェというですね、このロゴもできましたんで。ぜひこれから、およそ1カ月ですけれども、皆さんに愛される場所になって、そしてちょうどビッグバンの東西のゲートですね、スタートアップカフェ、Growth Nextと、そしてエンジニアカフェで、いいコラボ、これができればいいなあと思っています。私からの発表は以上です。


質疑要旨

記者
 じゃあ、私から一点。Growth Nextで、エンジニアの人たちの短期集中講座みたいなのを始めていますよね。ああいうのを、例えばエンジニアカフェを会場にやってみるとか、そういうコラボはあり得るって理解でいいですか。

市長
 ありますね。はい、おっしゃるとおりでございまして、実はスタートアップというか、会社にはいろんな機能が当然あって、経営的な視点のCEOのような方もあれば、COO、それから一方でCTOのような、要するに技術面のですね、どっちかというと、やっぱりCTO人材というのをもっともっと、これから福岡に集めていきたいというようなこともあるわけなんで。このスタートアップのイメージする新しいビジネスをやっぱり形にできるのはエンジニア。
 一方で、これは日本全体なんですが、今、よくこう、よく分からないけどフレーズとして言われているのが、AIがこれから仕事を奪っていくみたいな言い方がされるじゃないですか。でも、現実問題でいくと、こうしたIT人材という部分は、ニーズに対してやっぱり増える伸び幅というのがすごく限られていて、こうした人材が本当にこれから足りなくなっていくというのは、もう明白なんですね。
 こうした、IT人材ですとか、今の例えば、子どもたちにはそうしたプログラミング教育だとか、こういうエンジニアに向けたいろんなきっかけというのは、こういう場所も含めてつくっていきたいと思うんですが。逆に学校を卒業したあとの人たちですね、要するに再教育としての、こうした、これから求められる人材、求められる才能とかですね、技術というところを勉強していくという場も少ないわけでございますので。こうした場が、こうした再教育もそうだし、それから子どもたちをそうした方向性にいざなっていくというのもあるし、今のエンジニアたちのレベルをとにかく上げていくというような形で、これからのIT人材不足にも対応していくということがですね。ひとつやはり、イメージでいくと、Growth NextのほうがCEOとか、そっちのイメージで、こっちがCTOというイメージで、それでここでうまくコラボができたらいいなって。
 ご承知のとおり1年前に、「エンジニアフレンドリーシティ」を宣言をして、それでエンジニアの皆さんに、これからどうすれば、もっともっとエンジニアというところが福岡の中で活躍できるかというようなお話を、意見交換等をする中で出てきたのが、このエンジニアカフェのイメージですね。私としては、実はGrowth Nextの中に一カ所で、エンジニアも集まればいいじゃないかという、ちょっとイメージだったんですが、やっぱりエンジニアという、プログラミング系もあれば、組み込み系もあればという中で、やはり自分たちの場所がほしいというような意見もありましたんで。そこはひとつ、エンジニアカフェというような場所の構想が、そうしたところから生まれてきたということでもありますので。これはエンジニアの皆さんが求めていた場所・空間をつくることによって、エンジニアの皆さんって結構、そのなんていうのかな、ほかの業種と比べて転職というか異動が多いんですね。それはスキルアップしながら異動していくというようなことも多いというのがひとつ特徴であるんですが、やっぱり仕事を親が変わって引っ越すということは、子どもたちも転校しなきゃいけないとか、いろんな課題がありますよね。だから、やっぱりエンジニアが働く場としては、例えば東京みたいに、転職しても似たような場所に会社があれば、子どもたちも転校せずに済むわけですね。ですから、やはりこれから福岡というところで、エンジニアが活躍できる、そうしたエリアをつくっていくうえでも、福岡に集積をさせていくということで、福岡に住みながらエンジニアも福岡の中で、例えば仮に転職をしても、スキルアップをしながら転職できるとかですね、そういうような環境をこの福岡につくることができれば、これは間違いなくスタートアップとも、いいコラボをね、どんどんできてくるだろうし。それは海外からもいいスタートアップが福岡に来れば、こういうエンジニアが採れるということになれば、間違いなく集まってくると思いますし。またこのエンジニアカフェには、海外からのエンジニア、例えばインドとかですね、こういうエリアにも素晴らしいエンジニアたくさんいますので、多国籍なエンジニアがひとつ、ここに来ればきっかけがつかめるというようにね、そんな場所になってくれたらと思っています。

記者
 あともう一点、利用の条件とかっていうのは、例えばその今の話、勉強会をやる団体とかサークルだけなのか、例えば前、アマゾンが来て麻生塾と一緒に組んで、なんか教育プログラムをやるとかいう話があったが、ああいうIT系の企業も使えるのか。そのあたり、あるいは費用がどうなるのかっていうあたりはどうなっていますか。

市長
 オープンです。ですから、Growth Nextと同じで、スタートアップカフェと一緒で、例えばまだまだイメージの段階で、「自分もこうしたふうにやりたいんだけれども、どういうところから手をつければいいのかな」というような、そういう人も含めてですね、それから例えば学生さんとかでもいいんですけれども、含めて、ここではいろんな方を受け入れることができる。それから、イベントスペースに関しても、いろんな方が利用できるようになります。そして、お話のあった、今、質問のあった料金に関してなんですが、これは新しい運営するところも決まっていますんで、そこが細かくは設定をしていくと思いますけれども。例えばレンタルスペースがあって、こういうものであればお金はこれぐらいだけれども、お金を取ってやるこういうイベントはこう、というような形の、そういう細かな設定はまた後ほど、後日発表があると思いますが、基本的に誰もが使えるオープンな場所というイメージです。

記者
 分かりました。各社さん、いかがでしょうか。

記者
 KBCですけれども、エンジニアが足りないというふうにおっしゃっていますけれども、具体的にどのぐらい足りなくなるとか、そういうデータがあったら教えてください。

市長
 これは折れ線グラフでね、先日、私がプレゼンで使ったものの中に、一応、発表された数字、今、政府のほうでも発表しているIT人材のこれからの必要なニーズと、それから実際の伸び率というグラフがあって、この差というのがまさに足りない部分になるので、それは後ほど、お答えしたいと思います。その資料、私がプレゼンしたことがあるんで、その資料に書いています。
 ただ実際、福岡とかでも理工系の学生も多くて、という条件はいいんですけどもね。ただ、その福岡でも、やっぱりなかなか、まだもう、エンジニアが採りにくくなっているというような話も出てきたりとかもしますし。逆に、やっぱり今、大手のベンチャーといわれるですね、例えばメルカリにしろLINEにしろ、いろんなところも福岡に来ていますけども、福岡のほうがいいエンジニア採りやすいというようなことで来たということもあるんですね。
 ですから、そうした人材をどんどん輩出していくということは、いろんな企業に来ていただけることでもあるし、またそれが雇用につながっていくというようなことにもなりますんでね。レベル上げと、それから人材自身の数も増やしていければと思います。

記者
 いいですか、日経さんとか。

記者
 じゃあ、すいません。

市長
 じゃあ、今、先に質問が。

記者
 すいません。

記者
 このエンジニアカフェの何か、定量的な目標というのはありますか。何年間でどのぐらいの成果を出すとかですね。

市長
 結局、ここに来ていただける方が、例えば学生さんたちの、たぶんこれからプログラミング教育であったりとか、もしくはエンジニアとしてのいろんなこともするでしょうし、もっともっと相当ハイレベルな方に来ていただいているというのもあるので、ちょっと全体としてKPIがどこというよりもですね、いろんな方がエンジニアというものきっかけをつかんだり、それから活躍できるチャンスをここでマッチングできたり、もしくは個人個人のスキルを上げていくということもあるので、ひとつの例えばここで何社起業するみたいな、ちょっとスタートアップカフェみたいなものはあるわけではないです。

記者
 ざっと利用者数の見込みとか、そういうのは。

市長
 それもまだ、どういう形の使い方ができていくか、ちょっと分からないんですが。ただもう、うわさは各地に飛んでいますし、先日はグーグル(正しくは、Fukuoka.go)が主催をする「Go Conference」というものがありまして、このGo Conferenceもこれまで東京でしか開催していなかったのが、初めて地方開催で、福岡で開催をして、そのときにも非常に話題になっていて、全国に拡散しているような話題ですので、そういう意味ではかなりのインパクトをその業界にはもたらすと思っています。
 スタートアップカフェを始めたときも、正直言って、ほとんどの人が意味が分かってもらえなかったんですね。なぜ、私がそういうことするのかっていうとか、スタートアップ特区をとったときもそうなんですが、それは福岡の中でも悲しいぐらい分かってもらえなかったんですが、今になったら分かっていただける。私はこのエンジニアカフェというのがどういう意味を持つかとか、エンジニアというところになんでクローズアップしているかというのが、5年後ぐらいには相当、日本中に分かっていただけるんじゃないかという、先を見ているぐらい結構自信を持っています。

記者
 すいません。じゃあ、今回、なんで赤煉瓦館を活用されるように、そのきっかけみたいな部分を。

市長
 はい、そうですね。2つの当然、方向性があって、ひとつはニーズとして場所ですね。で、場所として、スタートアップカフェのときにもこだわったんですが、やっぱりまちのど真ん中じゃなきゃ意味がないということなんですね。ど真ん中じゃなきゃいけないということ。これはもう、世界のスタンダードで、ど真ん中じゃなきゃだめなんですね。で、そういう場所を探すというのは、なかなか簡単ではないというような中で、いろいろ探していた。で、というところ。
 それからもうひとつが、赤煉瓦文化館自身もどういう活用しようかという、行政の中で検討をしていたということがありまして、なかなか実はここが、お話したとおり国の重要文化財にもなっているんで、穴を開けたり、くいを打てないんですね。だから、活用が相当難しかったんです。だから、今回もエンジニアカフェで、例えばステージもつくりますけど、これはくいが打てないから、なんていうのかな、こういうのを組み立てる、なんていうかな、こう。

記者
 つっかえ棒みたいなやつ。

事務局(経済観光文化局)
 鉄骨を。

市長
 つっかえ棒って、それ、まんまじゃん。まあ、いいんですが。要するに、ここにこう、組み立て式のものをつくって、上から例えば何かぶら下げたいときは、下からこう、なんていうの、土台からつくってというような形で、直接壁に打ち込んだりというのはできないから、なかなか活用法としても、そう簡単ではないというような条件もあった中でですね。活用をどういうふうに一番うまくしようかなって、行政の中でもちょっと悩んでいたところもあったというような、さまざまな視点から「ここだ」って見つけたときには、もう昔からここしかなかったんじゃないかというぐらい、私はもう、こんなにいい場所が見つかった、アイキャッチとしても。それから、この、あえて近代的ではなく、文化的、歴史的なものの中に、エンジニアという、その秘密基地ができるという、そのニュアンスがすごくやっぱり、これはきっとエンジニアの人の心もくすぐってくれるんじゃないかなって。地下とかも結構、なんていうのかな、はりがこう、管があって、そこに上に管が通っているような、なんていうのかな、秘密工房というか秘密基地感があふれる、ガジェット感あふれるような場所なんで、すごくそういうところも気に入っていただけるんじゃないかなと思います。

記者
 そういうギャップみたいなところが。

市長
 はい、ギャップに、萌えていただければ。

記者
 ありがとうございます。

記者
 いいですか、もう。

記者
 読売新聞です。(配付資料の)2枚目の体制のところで、この方々が運営するという。

市長
 2枚目。そうですね。これは、先日、公募をしていまして、それで公募で受かった皆さんということです。ですから、そういう意味では、スタートアップカフェ等にもゆかりがある方ですので、そこの連携はですね、要するに対抗とか対立ではなくて、本当にいい連携ができるだろうと期待しています。

記者
 NPOが2社と、博多図工室は会社ですか。

事務局(経済観光文化局)
 はい。博多図工室はですね、これはコミュニティみたいなもので、場所としてはもう既になくなっているんですけれども、このコミュニティマネージャー、エンジニアカフェのコミュニティマネージャーになられます鈴谷さんのですね、ご経歴として紹介しております。なので、エンジニアカフェ自体の運営は、特定非営利活動法人のAIP(アイプ)さんと、株式会社サイノウさんによるものになっております。

記者
 お三方だけじゃなくて、このNPOの方々、職員さんみんながやるというふうな感じなんですかね。

事務局(経済観光文化局)
 そうですね、はい。

記者
 いいですか。じゃあ、発表案件以外で、昨日の選挙開票でほぼ決まりまして、ご所感があればいただきたいんですが。

市長
 分かりました。参議院選挙も終わってですね、特に大勢に影響はないという、変化はないということで、福岡としては日本で一番アベノミクスというものを背に受けて成長してきたまちでありますので、そういう意味ではこれからもその体制が安定して維持されるということは、これは福岡にとっては、非常に良かったなと思っています。
 これからも国としっかり連携を取りながらですね、福岡というところから、やはりどんどん国のこれからロールモデル、地方のロールモデルをどんどんつくっていって、そして日本全体が早く変わっていけるようにですね、それをまずは実践する都市として、これからもチャレンジをしていきたいし、それを進める上での環境はしっかり、引き続き整えられたらなと思っています。

記者
 ちょっと、全県選挙なんで一概にいえないと思うんですけど、今回は自・公・立という順番で、与党系が上位2位を占めて、前回はちょっと形が違ったじゃないですか。国民、いや民主党か、民主党の古賀さんが一番上にいて、自・公という順番で。アベノミクスを背に受けてきて、成果が出てるということが評価された。もちろん選挙区は、福岡市だけじゃないので、一概にそうはいえないと思うんですけど、そのあたりどうですか。

市長
 そうですね。まず、現状を変えたければ、現状を変えるような投票行動を取ると思うんですね。そういう中でも、福岡の皆さんは、現状というところを引き続き維持をしていくという、この形を維持しながら発展していくというところに投票されたというのが、まさに今回の結果なんだろうなと思います。ですから、与党の自・公で上位を占めたということは、今の政権の体制と、そしてそこと地方との関係というところが、引き続きこの形でぜひ、地方を活性化させるというところに投票していただいたのかなと思います。

記者
 各社さん、いかがでしょうか。いいですか。

記者
 市長。昨日、各報告会のところで姿が見えなかったんですけど、どちらにいらっしゃったんでしょう。

市長
 いや、どこにも行ってないです。特に、要請されれば行きますけども、という形で。

記者
 第一声のときは要請されていたんでしょうか。

市長
 そうです。第一声のときは、公明党の市議団のですね、黒子団長をはじめ、もう何度もぜひ来てほしいというような要請がありましたので行きました。ただ、今回は特にどこから、ぜひ来てほしいという話はなかったので行ってないです。

記者
 じゃあ、ありがとうございました。

市長
 はい、ありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。