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更新日: 2019年6月17日

市長会見|市長のオフィス

6月10日市長会見

発表内容

  • G20福岡を終えて(総務企画局 G20担当)
  • IoTを活用した子どもの見守り強化(市民局 生活安全課) ※配付資料 (786kbyte)pdf

会見動画

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発言・質疑要旨

G20福岡を終えて

2019年6月10日定例会見の写真(その1)

記者
 では、幹事社TVQです。市長のほうから発表をお願いいたします。

市長
 はい、分かりました。まずは、昨日閉幕をいたしました「G20財務大臣・中央銀行総裁会議」でありますけれども、おかげさまをもちまして無事に終えることができました。これも本当に市民の皆さま、そして協力をいただいた多くの皆さまのおかげでございます。改めて感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
 今回、警備面にしても、それから交通にしても、そしておもてなしにしても、これはまさにオール福岡体制で、たくさんの皆さんに協力をいただいたおかげで、無事に今回このG20を終えることができたと思っています。非常にやっぱり、これは後世の福岡にとっても大きなレガシーを残すことができたと思いますし、今回をきっかけにしてですね、福岡市としてもまた新たなチャレンジをこれからもしていきたいと思っております。
 それで、特におもてなしの分野に関してはですね、学生たちから、それから、それぞれの伝統保存のためにこれまで活動をしていただいている皆さんから、本当に多くの皆さん、それから食ですね、もう、あらゆる分野の皆さんが総力を結集した形でおもてなしをすることができた。これは財務大臣や中央銀行総裁の皆さん、国際機関の皆さんをはじめですね、ついてきた事務方の皆さんもはじめ、あらゆる場面でこれに関する感謝と、また驚きの声も聞きましたし。
 また何といっても交通規制というところもあったわけですけれども、これは、呼びかけはもちろんしていたわけですけれども、実際にこの8日、9日の交通量ですね、本当に、「警察がいくら言ったって、行政が言ったって、こんなこと知ったこっちゃないよ」というのでね、運転をするわけではなくて、本当に皆さんがこの会議があるということで、「じゃあマイカーを自粛しよう」ということで、交通量がもう目に見ても実際にかなり減っていたということで、本当に多くの皆さんがこうした呼びかけに対して呼応していただいた、そして協力をしていただいたおかげで混乱なくスムーズに終えることができたんだと、本当に改めて市民の皆さんのご協力に対して感謝を申し上げます。
 G7の蔵相会合があってからこのG20まで、どれぐらいですかね、十何年ですかね、に一度というようなイベントではあったんですけれども、そうした皆さんの協力のおかげで本当にうまくいったということで、これは感謝の気持ちでいっぱいです。県警や海上保安庁や、本当にさまざまな皆さんが警備でもですね、相当な協力をいただいたこと、門司税関もそうですし、本当に感謝をしてございます。
 それからですね、会議の内容的にいっても、これは今、非常に100年に一度というか、大きくモノの売り買いが変わっている中で、デジタル課税という大きな課題に対して非常にフォーカスされた中で、全体の方向性としてですね、利用者が多い国には子会社だけを置いて、利益のほとんどは本国のほうに吸い上げて、そうした不均衡が起きているという問題意識ですね。これを参加20の国々で共有できたというのも、その方向性を大きく示すことができたという、いわゆる「福岡ポリシー」というものを前提として、これから各国と詰めの調整に協議が進んでいくことができるというのは、非常に福岡から大きな方向性を示せたということに対しても、大きな成果だと思いますし。また、もうひとつの高品質なインフラということですね。今日も新聞等を見てみますと、方向性としては何というか、いわゆる持続可能性ですね。債務超過にならない持続可能な形で、発展途上国に対するインフラの輸出と債務というところを十分に配慮しながら進めていくということを中心に書いていたんですが。実際、その文言に書いている以外の部分で、実際的には読んで文字通り高品質なインフラというわけであって、今これから開発する国々に対してですね、インフラの質が、要するに長持ちをしないものを例えば輸出をして、そしてその後、修理費もずっとその国が払い続けていかなくてはいけないというものではなくて、これは日本にとってはですね、高品質なインフラを輸出をしていく日本としては、これは非常に日本にとっては強みのある文言を盛り込むことができたなと。福岡市としても今そうしたことを計画をしているわけですので、非常にこうした文言というものがさらに政策の後押しになっていくんじゃないかな。日本としては非常に強みのある形の文言を盛り込むことができたということはですね、これは文字に書いて、今、書かれていること以外で、本質的にはそういう意味ではないかなと私は思っていますので、そこは良かったなと思っております。
 で、ひとつ、その裏話としてはですね、実はこうした分野、特にデジタル課税を含めて、こうした分野というのは非常に各国の利害というものがぶつかり合うものでして、その文言調整に関してドラフトづくり、草案づくりですね、これはもう一文字一文字によって自国の利益を損ねることがないようにということで、相当やっぱり事務方的には神経をすり減らして、自国の少しでも利益になるような形でやり取りが進むわけでして。実際に、開幕前日の金曜日の会議というのがまさに深夜まで及んでですね、実は最終的な文言調整までかなり時間かかることが予想されていまして、8日の時点ではですね、「かなり深夜までなるんじゃないか」、「徹夜じゃないか」ということがあったんですね。ですから、ちょうど大臣、それから中央銀行総裁の皆さんを流鏑馬、それからはしご乗りですね、こうしたもので皆さんをおもてなしをしているときは、実は事務方的には相当ピリピリした状況だという報告を受けていたんで、木遣りもそうですけれども。
 で、そういう中で、実はですね、そのあと福岡市美術館、リニューアルしたばかりの福岡市美術館をお食事の会場に使っていて、そのときに福岡市美術館にある屏風なんですけれども、円山応挙の「竹鶴」、それから「若松」なんですけども、こうした屏風を実はメイン席の前に大きく金屏風を置いて、また土佐光起の源氏物語をテーマにした、そうした屏風をサイドに飾ってというような形でおもてなし会場をつくっていたんですね。そうしたところですね、その食事会場で皆さんがこうした美術品に素晴らしい、もうスーパー一流の福岡市美術館の最高のもので、期間限定でしか実は公開をしていないものなんですが、これを今回おもてなし会場の背景として使っていたところですね、非常に各国の代表の皆さん方が喜んでいただいてですね、そしてお酒、それからお料理のほうも非常にここで進んで、それで非常に場が大きく和んでですね。実はそれで、そのあと、食事のあとにまたいろいろ草案づくりで、「さあこれから大変だ」というはずだったんですが、食事が終わった頃には実は雰囲気が変わって、それでもうみんなで和やかにまとめていこうという雰囲気になってですね、何とそこから40分後にスタートというような形だったんですが、1時間で終わったというような話も聞きまして。そういう意味では、このやっぱり屏風が非常に縁起が良かったということを実は裏話でお伺いをしました。
 また、この話自体はですね、昨日終わったあとに黒田総裁や麻生大臣、浅川財務官等を含めて簡単な食事会をして、打ち上げというか、そうした会があったんですけれども、その中でも全員の前で私も確認をしましたけれども、まさにそうだというお話でありました。で、そこでですね、せっかくこうした縁起のいい、その屏風も金屏風なんですけれども、これは当然、一般の皆さんはこれ見ることがなかったわけであって、マスコミも入っていなかったですよね、たぶん代表も入っていなかったですよね、なのでちょっと見る機会がなかったと思いますので、美術館とお話をいたしまして、それでG20福岡記念で、今回のその非常に縁起が良かったというですね、この会議を大きく前進に導いた、この金屏風を特別に18日から公開をしようということで調整をしまして、で、市民の皆さんにもこれをご覧いただけることにいたしました。6月18日から7月15日まで、特別に公開することに急きょいたしまして、今準備を目下することにいたしました【フリップ1 (532kbyte) 】。それで、この円山応挙のこの「竹鶴」、それから「若松」、その屏風を公開しますので、ぜひ市民の皆さんにもこの屏風の本物を見ていただきたいと思います。
 福岡市美術館としても、これはもう本当に最高の価値のある屏風で縁起がいいものということでメイン席のところに置いたんですが、本当に奇跡が起きたということをお伺いしましたんでね。市民の皆さんの、私たち市民の財産ですから、これを特別公開をしたいと思いますので、ぜひ市民の皆さんもこれをきっかけにご覧いただければと思っております。通常は年間のうちでも、2カ月展示するかしないかというもので、非常に保存も難しいものなので年中公開しているものではないんですが、今回急きょ公開することにいたしました。はい、以上がG20関係の話でございました。


IoTを活用した子どもの見守り強化

2019年6月10日定例会見の写真(その2)

市長
 それから、もうひとつの話なんですが、ここ数週間の間に痛ましい事件が、事故が非常に頻発して起きました。市民の安全、子どもたちの安全をどういうふうに守っていくのかということは、これはもう非常に大きな課題であります。そこで、福岡市としては新しいチャレンジをスタートをいたします。福岡市がまさに強みのあるIoT、それから地域と協力をいたしまして、子どもの見守りの強化のために新しいチャレンジを始めます【フリップ2 (495kbyte) 】。
 簡単にいえば、子どもが万が一、行方不明になったとか、そんなことが起きたときは子どもたちが一体今どこにいて、もしくはどこで姿が消えたのかという場所が分かるというものです。この小さな、IoTの機器なんですが、これを福岡市内の全ての小学生に持ってもらおうと思います。
 で、これを持っていれば、現在位置が分かるということなんですね。当然、現在地が分かるということはGPSか何かかなと、たぶん皆さんも今聞いて想像したと思いますが、ご承知のとおりGPSというのは消費電力も多いですから、皆さんも携帯電話ってそんなに長持ちしないですよね。子どもたちがずっとつけておくのに、そんな毎日充電しなければいけないようなものは実際に使えないわけです。そこで、IoTが活躍するわけです。このIoTが出す電波をキャッチするのがこうした基地局なんですが、これをですね、通学路を中心に設置をいたしまして、例えば電柱とか、それからコンビニエンスストアとか各店舗、こうした所に基地局を設けまして、子どもたちがどこの位置まで何時何分に、どう通過したということが見守れるような仕組みをつくりたいと思います。
 で、こういった基地局を置くということと、もうひとつやり方があります。それは市民の皆さんに協力をいただくことなんですけれども、皆さんが持っているスマートフォンにアプリケーションを入れていただくということです。で、アプリを入れると何が起きるかというと、そのアプリケーションを持った人の携帯電話を持って外を歩いているとすると、その近くをこのちっちゃなIoTを持った子どもたちが通過すると、あたかも皆さんの携帯電話がこの基地局とまさに同じ役割を果たすんですね。何時何分にどこの位置で、その子どもたちとすれ違ったという記録がこの基地局を置くのと同じような形で記録されるというものです。ですから、簡単にいえば多くの市民の皆さんがその携帯のアプリに入れていただければいただくほど、要するに密度が濃く子どもたちの居場所というところがよく分かるということになるわけですから、これはより多くの市民の皆さんの協力が必要です。まさに、オール福岡の皆さんで力を合わせて、子どもたちを見守っていきたいと思っております。
 当然これはですね、個人的には、これは実は高齢者の見守りにも使えるんじゃないかと思っていて、これをまずは全ての小学生、それから小学校の通学路を中心に普及を進める中で、ぜひ今後としては高齢者の見守りというところも視野に進めていきたいなと思います。資料、今どうなっているか分かりませんが。3年ぐらいでと書いていますが、私の中ではおよそ2年間をめどに、全ての小学校に配置できればと考えています。これは公立だけではなくて私立も含めてやっていきたいと思っております。今年の10月頃からですね、準備をこれから進めて、さまざまな何ていうのかな、協定というか、いろいろ結びつつ、10月頃から準備ができたエリアですか、そういうところから始めていって、およそ2年間というイメージで、スピード感を持って進めていきたいと思っております。私からは以上です。


質疑要旨

記者
 ありがとうございます。発表案件に関してですが、見守りのやつは、どこのエリアでとか、これまでの実績等とかあったりはするんですか。

市長
 これだけ全部のエリアでするというのは、当然、政令市で初めてのことですし、これをエリア的には今準備を進めていて、ある程度準備ができて、この区でできるなとかですね、このエリアでできるなという所から始めていって、およそ2年間で全ての校区に設置ができればいいな、スタートできればいいなと考えています。

記者
 G20のほうですが、開催地の市長として振り返ってみてですね、何か昨日、麻生大臣のほうが100点満点以上だとかいうようなのがありまして、市長のほう、何か点数付けたり、ここが良かったんじゃないかなという、自信になったところありますか。

市長
 まあ、「評価は人がつけるもんで、自分でつけるもんじゃねえ」なんていうことを麻生大臣が言っていましたので、それはね、当然これによって、いろいろ例えば車を使いたかったのに我慢をしていただいた方もいらっしゃるわけであって、ですから私として、そういう人も代弁して100点だったというわけにはもちろんいかない。それは皆さんの我慢があっての、協力があってのことで言ったんですが、ただ現在のところまででも混乱があった、事件があった、テロがあった、会議の妨害で大変なことがあった、そんな報告はまだ私のところにも入ってきていないということですから。これだけのやはり20といいながら、実際はもう30近く、たぶん国も来ていたと思いますし、あと国際機関も合わせると非常に大きな数になったと思いますが、混乱なく議論をしっかり開催し、そして皆さんにおもてなしに満足のお言葉をいただいて、帰っていただくことができたというのは本当に福岡市民の皆さん、そしてまた当然ご協力をいただいた全ての皆さん方に対して感謝の気持ちでいっぱいですし、私としては非常に、うまく成功させることができたと思っています。
 福岡としては「FUKUOKA NEXT」、福岡を次のステージへということで、今チャレンジをどんどんしているわけですけれども、福岡として過去最大規模の最高レベルの国際会議を成功させることができたというのは、間違いなくこれは福岡が次のステージへと着実に進むことに対して、行っていいぞというゴーサインが出たのかなとも思っていますんで、本当に全ての皆さんに感謝をしています。満足しています。

記者
 はい、ありがとうございます。発表案件について、質問がある各社さん、お願いします。

記者
 読売新聞の今泉と申します。そのG20なんですけれども、その中でこう、見えてきた課題みたいなところがもしあればですね、教えていただければと。

市長
 まあ、課題はさほど見えていないので、これから、よりこうすれば良かったということが出てくるのかもしれないですけれども。全ての面においてですね、例えば、まずそもそもの地理的な問題として、やっぱり先人の皆さんが空港・駅・港を半径2.5キロ圏内に集めて、全てが博多区にあるというですね、これはもう世界的に見て相当珍しいんですね。空港・駅・港がひとつのエリアに集中してあるというのは本当に珍しくて。で、実際、福岡空港を出てからすぐに都市高速に乗ることができる。そして、メイン会場までほとんど下道を使わずに行くことができるというのは、これはもう本当に東京、大阪を含めて日本の中でも、アジアの中でもたぶん一番といっていいぐらいアクセスが最高にいいという中で、非常にスムーズにいったということ。
 それから、おもてなし会場、これも実はもう今だから言っていいんですけれども、舞鶴公園、それから美術館を使ったわけですけれども、どうしてもその場所を言うとですね、警備の関係上で、そこを集中的にターゲットにされるとか。もしくはもっとね、本当は何時から何時までこのランプ、もしくはこの道を通行止めにしますといったら、たぶん市民の皆さんからすると、「その時間を避けてということをすればいいじゃないか」と思うかもしれませんけれども、警備上で大変残念ですけれどもそれを言うことができなかったので、より広いエリアで、「この辺りで、全体的にこの2日間」というような形で、交通規制をせざるを得なかったというところがあったんですけれども。ただ、そういう中でも本当に多くの市民の皆さんが協力していただいたおかげをもってですね、移動に関しても本当に問題なく極めてスムーズにいって、そしてシーホークから舞鶴公園まで、そして美術館までという移動等があったんですけれども、もうほぼオンタイムで来たということ。これができたというのも、やはり福岡のコンパクトな都市機能と合わせて、市民の皆さんのご協力が本当にあったからだと思っています。
 あと当然、去年の2月に、これが決定してから準備を進めてきました。当時は、最初はサミットを誘致していたんですね。これがご承知のとおり、さまざまなことがありました。何十年たったら言いますけども、いろんなことがありました。そんな中で、福岡市がこの蔵相の会議に決まって、そのときにやっぱりハイクラスのホテルというのの数が足りないというようなことも課題として言われましたよね。あれが去年の2月だったと思うんですが、あれから福岡市というのは、実は3,000室近く、たぶん供給されていると思うんですね、新しく部屋が。ですから、かなりこれは例えばサミットレベ
ルもできるくらいまで、数としては足りてきているけれども、ただハイクラスのホテル、いわゆるスイートルームがあるかというと、そこのところはまだやっぱり受け皿として欲しいところなんでね。これは福岡市も新しい制度をつくって、ハイグレードホテルに関しては規制緩和ですとか、優遇措置を取って今どんどん誘致をしていますし、ご承知のとおり、あれ以降リッツも決まりましたし、福岡市として今まだ計画をしているものもあります。ですから、こうしたものをですね、整備をしながら福岡が次のステージに行くために必要な機能というものは、どんどん「見える化」されてきていると、私はプラスに捉えているんでね。着々と都市機能をしっかり強化できるように、今そのまさに、本当に100年に一度の大きな転換期だと思いますんで。「天神ビッグバン」それから「ウォーターフロントネクスト」、「博多コネクティッド」こうしたものを着実に進めて、その都市機能の強化を図り、より福岡として利便を高めてね。そしてなんといっても、まだ今、東京、京都ぐらいしか知らないという海外の人も多い中で、やっぱり福岡のプレゼンスを上げていくというのは、第3次産業が9割の福岡にとって本当に大事な課題なので、そうした取り組みは続けていきたいと思います。
 今回もほとんどの国の皆さんが、福岡空港に直行便がない所からやって来ているんですね。つまり、東京とか大阪の空港から乗り換えて福岡空港までやって来ている。わざわざ来ていただいている。そんな皆さんが本当のコメントとして、「東京とか京都しか知らなかったけれども、こんなまちがあったんだ」、「とにかくきれい、まちがきれいで食事がおいしい」、「空港からこんなに近くて便利」ということを、とにかく口をそろえておっしゃっていただけたんで、プレゼンスという点で高まってくる。これによって、ますます福岡として大きなMICEが誘致できる。そして福岡市として経済が活性する。この活性化した経済によって税収も上がり、そして市民の皆さんの生活の質も向上し、そしてこれから訪れる少子高齢にあたって、福岡としてしっかり稼げる仕組み、装置をこの福岡の中にこしらえていくというですね、この好循環というものをしっかり着実なものにするために、これらも取り組みを続けていきたいと思います。

記者
 直行便を増やしたいと、そういう働きかけみたいなところも課題としてある。

市長
 そうですね、もちろんやります。ただ、これは卵かニワトリかの議論にもなるんですが。福岡空港の、新空港のときにも議論になりましたけれども、もちろん欧米直行便、できればそりゃあいいですよ。できりゃあいいんですけれども、長続きしないんですよね。ただ、ただ誘致しても。そこには誘致したあとに、ちゃんとビジネス客が正規の運賃というか、そうしたもので乗ってくれるお客さんがしっかりいるということ、それからベリー、実はおなかに載せる貨物というのも航空会社にとって大きな利益なんです。ここって見えてないけれども、搭乗率ばっかり皆さん見るんですが、ベリーも大事なんですよね。つまり何が言いたいかというと、こうした直行便を増やしていくためには、それだけのやっぱり都市としての力がなければ路線を誘致しようにも、どれだけ優遇しても持続可能性がないんです。ずっと補助金を出し続けて路線を維持するなら別ですけれども、やっぱり都市としての力こそが路線誘致には大事になってくるわけですから、本当に私たちが欧米とダイレクトフライトを持ちたいと思うならば、福岡がそれだけのビジネスが成立しているまちになるということが大事になってくるんですね。ですから、両輪なんですね。まちとしても機能を強化する。今、福岡が取り組んでいるビッグバンであれ、博多コネクティッドであれ、ウォーターフロントであれ、これらはまさに、まちを強くしていく、経済を強くしていく上では欠かせないチャレンジだと思っていますので。こういったことがひいては、この路線、こちらが言わなくてもですね、向こうが「東京、大阪があるんだったら、次は福岡にぜひつくりたい」とかね、を向こうから言っていただけるような都市になっていくというが今のお話をする上でも大事かなと思いますので、これからも市民の皆さんと「FUKUOKA NEXT」を合言葉にして、さまざまなチャレンジを次の世代のためにも、今取り組むチャンスだと思いますので、チャンスを逃さないように取り組みを続けていきたいと思います。

記者
 何度もすいません。先ほど、新しいステージとあるんですけれども、これからもさらに大きな国際会議を誘致していこうということで、よろしいですか。

市長
 はい。

記者
 日経新聞の山田といいます。今回のこの見守りのやつなんですけど、協働事業者に九電さんがなられまして、これはなぜなんですか。

市長
 なぜというか公募でですね、福岡市として見守りをこういうことをしていきたいって、実は例えば、福岡というのはLoRaWANというネットワークを全国の中でも唯一ですね、福岡市全体に張り巡らして、IoTの電波をキャッチできるようなこともしてますし、こういうさまざまなチャレンジというものをこれまで実証実験でも行ってきているんですね。で、それぞれ強みとか弱みとかいろいろある中で、どういう形でこれから子どもたちの見守りをしていくか。自分の頭の中には、子どもの見守りというのはイコール高齢者の見守りって、これはたぶん高齢化にも絶対使えると思ったので、こういう汎用性とか将来の道筋も含めて、どこに投資をしていくのが一番いいのかなというのを見極めている中で、一定の要項というものが固まったので公募をしていました。で、複数社応募があったんですが、こちらの九電さんを中心としたですね、グループの皆さんが今回、見事当選をされたということです。
 九電さんたちの強みというのは、ひとつは電柱が使えるということですね。電柱をひとつのアンテナとして基地局設置に利用できるというところが、非常に公募の中でも、応募してきた中でもね、強みだったと思いますし。それからこのIoTのデバイス、それからこの発信基地局ですね、こうしたものは無料で提供していただけるようにお話をしていますので、これは事業者の負担ということになります。で、じゃあどこで彼らは、民間として回収していくのかという話なんですが、これは例えば事件か何かあった、危ない、何かあったときには福岡市として警察等にもこの情報を共有しながら、すぐに子どもたちの発見ができるようにということに使いますが、親によってはですね、自分の子どもの今の場所とか、リアルタイムで知りたいという方も出てくるでしょう。そういう方には有料で、別途リアルタイムでずっと見守れるというサービスを付けることも、希望者はできますよという部分で、事業者にはマネタイズしてもらって。福岡市としては無料のエリアの中で、無料の範囲の中で何かが起きたときに、すぐに捜せるような形でこれを広めていくという、そういったところでお互いウィン・ウィンをつくっていこうというような形で事業は行っていきます。

記者
 分かりました。ありがとうございます。

記者
 すいません。続けて、見守りサービスなんですが、この端末と基地局、アプリ、それぞれ九州電力が開発しているサービスということですか。

市長
 いえ、違います。otta(オッタ)さんという会社です、はい。

記者
 ちなみに九電は、電柱に基地局を、まあ設置するというところで、協力するという。

市長
 そうですね。電柱もそうですし、役割分担はちょっと中で、あとどういうのは内部であるのかとか、今後の展開のイメージはちょっとまた、そっちはそっちで、ちょっと細かくは聞いていただきたいんですけれども、メインとしてはこういったアプリケーション等々を開発しているベンチャーの企業と九電さん、2社なのかちょっと忘れましたけれども、そうしたグループの皆さんが一緒に提案をしているということになります。

記者
 すいません。朝日新聞なんですけれども、この基地局とか、見守り端末機の大体の規模感みたいな、数とかっていうのは、どのぐらいを想定されていますか。

市長
 どれぐらいの、例えば間隔でやっていくのかとていう、基地局に関してはですね。それは通学路の中で、できるだけポイント、ポイントに置いていくということになるんですけれども、そこはたぶんこれから、例えば電柱に設置しなければいけないんですが、もし電柱以外にも、そもそもその通学路のエリア内のコンビニさんとか、こういうエリアの人たちが自分のところにこれを協力して「置いてもいいですよ」というところがたくさん現れればですね、より密度の濃い形で電波がキャッチできるような形になります。そうすると、もう電柱にわざわざ付けなくていいということになりますし、またそういう店舗が少ないとか、協力がなかなかここは薄いという所は電柱に付けていくとか、そういうような形で、できる限り通学路のエリアですね、そうした所が捕捉できるようなあんばいで付けていくということになろうかと思います。

記者
 これサービス開始が10月頃ということは、もうそれまでに設置をしているということは、もうすぐに呼びかけるということになるんでしょうか。

市長
 そうですね。ですから、そうしたところの基本的な、まず事業者が決まったという段階ですので、これからより具体的な協定等を結んでいきながら内容を決めて、そしてまた校区等々への説明、それから学校での説明、保護者への説明、そうしたプロセスを経て早いところでは10月からスタートということになって、順次いろんな準備が整ったエリアから行っていって、およそ、私のイメージでは2年間でできるようにということで、今お願いをしているところです。

記者
 すいません、あと政令指定都市初ということなんですけれども、結構、他都市でもいろいろやっている所はあるみたいですが、この初めてというところをもう少し正確にお願いできますか。

市長
 要するに実証実験というところで、福岡市の実証実験フルサポート事業というような形で、実証実験を行っておりますけれども、もう少し狭い範囲とかですね、もしくはひとつの校区で実証的にこういうことをやってみたということは、これまで全国でも例としてはあるんですけれども。このように全市で、しかも政令指定都市の中の全市でというですね、全市域ということでは初めてということになります。

記者
 すみません、FBSですけれども、この有料部分というのは、どのぐらいの金額になるというのは、今見えているんでしょうか。

事務局(市民局)
 月額480円、税抜きで480円になります。

記者
 税抜きで。

事務局(市民局)
 はい。

記者
 市長がうしろの予定もあるようです。あと5分ぐらいで終わろうと思います。発表案件以外でも質問がありましたらお願いします。

記者
 すいません。毎日新聞の加藤ですけれども、G20の先ほどの円山応挙の屏風の前の食事会なんですが、これはどのレベルの方が出席していた食事会なのかとなると、市長もそちらには同席をされていたんでしょうか。

市長
 はい。私はそこの席には同席をしていなくて、私は流鏑馬等々が終わってから、今度はシーホークのほうのおもてなしに行きました。で、このVIPの方だけが美術館の中になりますので、大臣、それから中央銀行の総裁、それから国際機関のトップ、ならびに、あとちょっとぐらいの感じですね。ですから、人数はかなり制限をされて、あれは100、100どれぐらいだったかは人数。

事務局(総務企画局)
 百何人。

市長
 まあ、およそ100程度の人数が中に入っていたということになります。

記者
 ちょっと来て間もないんであれなんですけど、この美術館でそういう食事会場にするというのは、これまでもあったんですか。

市長
 美術館。

事務局(総務企画局)
 いや、ほとんどないと思います。

記者
 どういった理由でそこを選んだか、あえてそういう雰囲気をつくり出そうということで選ばれたのか。

市長
 そうですね。これはもう、実は相当吟味をして、それでやはり日本としてのおもてなしができるということが大事ですし、もちろん一流のホテルというのも素晴らしいんですけれどもね。一流のホテルというのは世界中にあるわけであって、やっぱり日本ならではであって、そしてやっぱり福岡というところも感じていただけて、そしてまた前後のスケジュールとの関係でというような中で、流鏑馬を見ていただくというようなこと、それからやっぱ消防というですね、助け合いによって日本は自然災害から乗り越える。今回、全然注目されてないですけれども、自然災害からのレジリエンシーというところも、実は今回、全体のドラフトの中に入っているはずなんですよね。こうしたこともある中で、木遣りとか、はしご乗りというのをお伝えをしてというところも考えてですね、これまでチャレンジはしたことなかったんですけれども、美術館という所を使って、日本のその素晴らしい屏風とかですね、まさにめでたい、こうした場にふさわしいものの中で会を進めていただこう。そして、また演出ということも本当にいい、オンリーワンの演出ができるのでということで、その場所を選びました。最高クラスのものを特別に出したんですが、そんな奇跡が起きるというのは、非常にみんな興奮していましたし、結構終わったあと、かなりその話が話題になって、あれは、あの会の、あのときの食事会のおかげだっていうのは結構皆さん言われていたんで、本当に良かったです。

記者
 ちなみに出したお料理とか、お酒も何か福岡、九州のものがメインになったんですか。

市長
 食材は、特に福岡の食材を中心に使っていましたし、それからオークラ、オータニ、日航という、普段はライバル関係にあるところのシェフが一堂に競い合って、実は料理をつくっていただいたんですね。いい意味で、ですからお互い競い合いが生まれますし、またG20のメインのディナーをつくった料理人という肩書を持つ人が福岡に増えるというですね、人材もたくさん生まれるというような中で、そんな中で非常にいいお料理を出していただいたわけであります。

事務局(総務企画局)
 料理は、博多和牛がメインに出されましたけど、そのほかは九州の食材がたくさん使われております。

記者
 話が変わってしまうんですけれども、今週、今度の木曜日からまた議会が始まって、そこで、まあ宿泊税の条例案を出されるかと思うんですが。改めて、先日、福岡県の小川知事がオリンピック前までには導入を目指したいと言っていましたが、改めてこの高島市長の、この導入の時期、目安というものがあれば教えてください。

市長
 もう、とにかく待たされて決まったわけですから、できるだけ新年度に早く取りかかりたいと思います。できるだけ早くです、とにかく。これが年度初めから取れるわけですけれども、ただ福岡県の準備状況、それから北九州もやりたいっていたんで、するときにひとつの県の中でスタート時期ってずれることはできないんですね。ですから、北九州がされるのは、それはそれぞれで考えられてね、全然素晴らしいことだと思うし、どういう結論が出るか分からないんですけれども。ただ結論を出すのが遅れるために福岡市のスタートが遅れるとかいうことになると、本来4月から入るべきはずであった税収が相当額入らなくなってしまうので、それは県にも北九州にも、そのスケジュール感が遅れることがないように、作業をしっかり急ぐようにということは、もう事務的にはしっかりお伝えをしてね、で、足並みをそろえてできるだけ早くスタートしたいと思います。

記者
 各社さんはありますでしょうか。じゃあ、これで終わります。

市長
 はい、どうもありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。