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更新日: 2019年5月23日

市長会見|市長のオフィス

5月21日市長会見

発表内容

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発言・質疑要旨

重要文化財「庚寅銘大刀」 実物初公開

2019年5月21日定例会見の写真(その1)

記者
 では、まず、市長のほうから発表案件についてお願いいたします。
市長
 はい、分かりました。まず、今日はこちらでございます【フリップ1 (435kbyte)】。1400年の時を越えて、福岡市の非常に大事な宝がいよいよ公開ということになります。これは古墳時代の刀であります、「庚寅銘大刀」(こういんめいたち)というんですけれども、これは国の重要文化財に指定をされた国宝級の福岡市の宝でございまして、いよいよ実物を皆さまにご覧いただく準備ができました。5月25日から福岡市の埋蔵文化センターで、この本物を見ることができます。で、今日はですね、皆さんに実物とはいかなかったのでですね、実物に極めて近いレプリカをお持ちをいたしましたんで、こういう雰囲気というものを実際にご覧いただこうと思います。うやうやしく(大刀のレプリカを受け取る)。
 これが精巧にできたレプリカなんですけれどもね、ポイントは、この縦のライン、ここをご覧いただきたいと思います。どうぞ、これ。まあ見えんよね、あとで接写してください。それでですね、こちらなんですが、何がすごいかということを改めて申しますと、鉄の刀に、ここに金色の文字が見えると思います。で、この金色の文字なんですけれども、これがですね、「金象嵌」(きんぞうがん)という、とても難しい技術によって文字が彫られているという。考古学的に非常に今、貴重なものでございます。その彫られている19文字の中に、実は暦(こよみ)を表現する「庚寅」(こういん)という文字が入っているんですね。庚寅の年、つまり古墳時代の後半の、西暦で言いますと570年に日本で暦を表現する漢字の組み合わせであります、この「干支」(かんし)が使われていたという手掛かりを示すものでして、そういう意味から、大変重要な考古学上の資料と評価をされているということでございます。
 それで特に、うちの埋蔵文化財センターなんですけれども、文化財調査のですね、調査用の透過エックス線撮影装置を福岡市は持っているんですね。これがあることによって発見して、当然、発見したときはもうさびだらけの状況だったんですが、発見してわずか2時間という、超スピード発見を実はしたというところも、これも結構すごいことでございまして。発見したあと、実際にこの文字を研ぎ出して、また保存の処理をする。こうしたことに関してもですね、関西とか、東京の専門機関に頼ることなく、福岡市、それから九州国立博物館、九州歴史資料館の協力を得ながら、福岡県を一歩も出すことなく、実はこれが実現したというところが、またポイントでございまして。福岡市としては経験豊富な学術の学芸員の皆さんとか、それから関係機関との連携によって、国にとって重要な発見になったということが非常にこれは誇らしいことでございます。
 今後は、研究設備や分析風景などが見学をできます、バックヤードツアーということも開催をしたいと思いますし、ぜひ博多区の井相田にあります、空港の近くなんですけれども、福岡市埋蔵文化財センターのほうに、ぜひ来ていただきたいと思います。本物、いよいよ報道陣の皆さんには、明日の午後2時から4時までで、実物をご覧いただこうと思いますのでね、ぜひご覧ください。


日本初「ドローン 都市部で目視外飛行」

2019年5月21日定例会見の写真(その2)

市長
 では、続いてにいきます。よろしいですかね。それでは、一気にですね、1400年前から最先端の話に、話は飛ぶんですけれども、どうやって飛ぶかというと、ドローンで飛びます【フリップ2 (447kbyte)】。5月28日なんですが、九州大学箱崎キャンパス跡地で、日本で初めて、いわゆる大都市の都心部で初めて目視外の飛行で荷物を運ぶという実験を行いたいと思います。これはもう、繰り返しますけど、目視外の、そもそも大都市の都心部での飛行自体が初めてなんですが、さらにこれで荷物を運ぶというところが非常に新しいわけですね。それで、この実証実験なんですけれども、これは、なんで、じゃあ大都市の都心部でなかなかできないかというとですね、これは当然、その実証実験の中でドローンを安全に飛ばせるだけの広大な場所というのが、そもそも普通はないわけでして、当然いろんな電波というのは都心部というのは飛んでるわけですからね。そういう中で、確実に、安全に、荷物を届ける。もしくは、ドローンとして目視外の飛行をするというようなこと、これによって、より安全の確からしさを高めることによってですね、将来的に利便につなげていきたいということでございます。で、当然こうした実証の結果をですね、新しい製品の開発につなげたり、もしくは実際に箱崎の「Smart East」が完成したときに、こうした新しい配送ですとか、さまざまな新しい形でドローンが活用されるということも、当然視野には入っているわけでございます。
 今、福岡市としては、このSmart Eastを実現するためにですね、箱崎地区におきまして、最先端のまちづくりにつながる埋蔵文化財、それから環境面の調査、そうしたさまざまな手続きを進めているところでございまして、こうしたものと併せて、今後ともこの箱崎地区においてですね、最先端のまちづくりにつながるさまざまな、例えば車の自動運転とかも含めてですね、いろんな民間の先進的な実証実験をこの地で行っていきたいと思っています。で、こうしたことを受けて、箱崎における公募の条件などをそろえて、来年度、公募を行いたいと思っております。で、今日ちょうど、その事業者の増本さんがいらっしゃっているので、せっかくだから一言どうぞ。

株式会社トルビズオンCEO 増本氏
 ありがとうございます。この度ですね、陸上と陸から空へですね、end to endで、この自動運転を行うというところをですね、この大都市、100万都市の中心部で行うのは初めてとなります。このSmart Eastからですね、こういった社会実験を社会実装へ移行させていく、こういった動きを今後進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

市長
 はい、ありがとうございました。増本さんは、ボルドー、福岡の姉妹都市のボルドーというのが、世界最大規模のドローンの実験場があって、こういうところも福岡市としては、姉妹都市としてMOUを結んでいますんで、自由に使っていいということで、実際ボルドーに行かれたりとか。これから人が乗るドローンとか、ドローンタクシーとか、こういうようなこともますます加速度的に、これから進んでくる中で、空の移動をするときのですね、空には道路があったり、車線があったりしない中で、空という空間をシェアしていこうという、そんな取り組みも普段からもされている方でございますので、ぜひ5月28日に実証実験をご覧いただければと思います。


G20「交通規制協力のお願い」

2019年5月21日定例会見の写真(その3)

市長
 では、私からは最後の話になりますが、いよいよG20が、あと残り半月となりました。ここで、福岡市民の皆さん、それから市外から福岡市にいらっしゃる皆さんにお願いがあります【フリップ3 (503kbyte)】。このG20、財務大臣・中央銀行総裁会議が開催されます、6月の8日と9日は、ぜひ、マイカーの利用を控えていただければと思います。ぜひ、公共交通をご利用ください。20カ国どころか、30カ国近くのVIPが福岡に一堂にやって来るわけですから、当然、長時間の検問ですとか、交通規制等があって相当な渋滞が予想されます。ですから、この6月の8日・9日は、ぜひ自家用車の利用を控えていただきたいと思いますし、また計画をされる方は、相当なやっぱり時間の余裕を持って、6月の8日・9日は、計画をしていただきたいと思います。ぜひ、これは市民の皆さん、それから市外から福岡に来る皆さんも、あと半月に迫りました。6月8日・9日、ぜひ、ご協力をよろしくお願いいたします。私からは以上です。


質疑要旨

記者
 では、質疑のほうに移りたいと思います。まず、幹事社のほうから、幹事社NHKの阿部です。よろしくお願いします。
 2件目のドローンの実証実験についてなんですが、この実証実験というのは、今回限りなのか、複数回やるのか、また、その1回の実験でどのくらいの距離を飛ばすことを想定しているのか、教えてください。

市長
 はい。これから公募が始まるまでの期間というのはですね、まさに大都市の都心部に50ヘクタールという広大な土地が空いているわけですね。ですから、今でも例えば、荷物を配送する自動運転の車ですとか、それから今回のドローンの実験のように、さまざまな実証実験というものを、この1年間、世界中からそうしたチャレンジャーと共に行っていきたいと思います。ですから、今回の配送実験を行いますけれども、ほかにもドローンでこんな実験をしたいという人の実証実験を今後1年間の中で、複数回行うことも当然あり得ることだと思いますし、そうした一連の流れの中の、今回、またひとつの玉ということです。具体的に、どれぐらいの距離を飛ばしてというようなことに関して、もう少し詳しくお話しできることがあったらお願いします。

増本氏
 はい。この目視外飛行の、目視外飛行についてはですね、長距離の目視外飛行というのと、建物の陰に隠れることによる目視外飛行というのがございまして、今回、場所の関係もありまして、安全性を担保するという意味からもですね、建物の陰に行くという形の目視外飛行の形態を取らせていただきたいと考えております。

市長
 距離的にはどれぐらい。

増本氏
 距離的には、そうですね、数百メートル以下といったところでしょうか。はい。

記者
 ありがとうございます。

市長
 なんか、せっかくだからまとめて、ドローン系がある場合は先に聞いていただけたら。

記者
 各社さん、ドローン関連でほかに質問があれば、この場でお願いできればと思いますが、いかがでしょうか。

記者
 朝日新聞です。これは目視外、都心部における目視外といった場合に、航空法の許可とかですね、それから他人の敷地の上とか、いろんなものがあると思います。今回は、他人の敷地ではない所で、やるということでしょうか。

増本氏
 そうですね。民家等は入っておりませんけれども、そもそも、私、ご紹介遅れましてすみません。株式会社トルビズオンの増本と申します。弊社が手掛けるサービスが、この「sora:share(ソラシェア)」という上空権のシェアリングサービスというのを行っておりまして、こちらでですね、単純に自治体のみならず、民間の許可も得ながらですね、他人の第三者の上空を飛ばしていくというサービスを展開しておりまして、こちらの実証実験でもございます。

記者
 いろいろ航空法上の許可とか、そういうものは。

増本氏
 それはもう全て、押さえております。

記者
 そういう意味で、この資料には、増本さんのところによると初と書いてありますけど、国交省的にもこれは初だというふうに言っているということですか。

増本氏
 いや、国交省ではないですね。こちらで言うところの初は、誤解のないようにお話しさせていただきますと、まず、この人口100万都市、100万以上の都市ですね、大都市の中心部での目視外飛行、しかもその目視外飛行が、今回は陸上から空中に向けて、end to endでやられるということですね。要は、自動運転のロボットからドローンが出て行くと。それを全部、自動運転で行うというところ、そして他人の上空の許可を取っているというこの3点、これがトリプルでありますので、これは間違いなく初になります。

記者
 すみません、西日本新聞の黒石と申します。実証実験をやってですね、実用化のめどというか、実用化までの工程というのは、どういうふうにお考えでしょうか。また、現行の法制下の中で、この実用化というのは可能なのかどうか。

増本氏
 現行の法制下ではなかなか難しいので、そこを、この社会実装を目指すFukuoka Smart Eastの取り組みをベースとして、これから規制緩和等もですね、サンドボックス制度等もございますので、こちらは福岡市の皆さまのご協力をいただきながら、ここからスタートしていきたいと考えております。

記者
 規制はともかく、技術的には現状でも可能。

増本氏
 ええ、もう海外でも、さまざまな事例がございますし、はい。

市長
 実際、技術的にはやっぱり目視外といって、可能といえば可能なんですけどね、なかなか公に、「これは絶対大丈夫だろうな」みたいな、相当の担保が求められるようなところもあるんですが、その安全の確からしさをさらに高めて、これがだって、本当に実用化されたら配送に関してはですね、重量にもよりますけれども、相当その部分の配送というものが、もうオートメーションでできるようになってくるとなれば配送コストとか、それから今、人材不足というところは、かなり解消されるし、また即時性というものも非常に向上するということからですね、相当な生産性の向上が見込まれると期待をしています。

記者
 すいません、読売新聞の今泉と申します。配送ロボットからドローンが飛び立つという、配送ロボットとしては、どういうものになるんでしょうか。

増本氏
 こちら、セイノーさんが以前、Smart Eastでも用いられた、この「EffiBOT(エフィボット)」というものになりまして、こちらがこのドローンをになっていくと。

記者
 陸上にあるということですか。

増本氏
 陸上で、まずドローンがあって、こちらです。このように、ロボットがございまして、こちらの上にドローンを添え付けて、これでやると。非常にプロトタイプで原始的なんですけれども、これができるということは、それ以上のものも当然できるということで、その一番原始的な部分を今回、実証させていただくというイメージになります。

記者
 実用化に向けて、陸上で行けるところまで配送ロボットで行って、そこから飛ばすということ。

増本氏
 そうですね、はい。

記者
 例えば、山間部とか離島とかに物が運べる、そういうイメージ。

増本氏
 従来であれば、例えば、end to endでドローンで運ぶというのは、非常に一番いい流れなんですが、ただ、やはり安全性の面とか、法制度の面とか、コストの面とか、さまざまな面で組み合わせないとどうしようもないところがございますので、そちらをしっかりこう、というイメージです。

記者
 それが初なのと、都市部で。

増本氏
 (都市部で)の目視外飛行になります。あとは、地権者を完全に把握して、かつ、そのルートも明確に示しているという、この3つはもう初ですね。

記者
 山間部での実験は、今までにやったような感じなんですか。

増本氏
 そうですね。目視外飛行というところでは、山間部ではございましたね。

市長
 海上もそうだしね。

増本氏
 はい。

市長
 当然、見えなくなるんで、すぐに。

記者
 見えなくなるというのは、箱崎キャンパスの建物とかの影になって見えなくなる。

増本氏
 そうです、阻まれて、もう見えない。

記者
 ということで、目視外になるわけですね。

増本氏
 そうです。はい。

市長
 あと、オートパイロットよね、このドローンは。

増本氏
 そうですね、はい。

市長
 要するに、操縦者がラジコンを操作するようにするわけではなくて、プログラムに沿った飛行ルートを自動的に飛んでいくというやり方になります。

増本氏
 地上も自動です。そこから飛び立つドローンも自動、最初から最後まで自動にしたんです。

記者
 皆さん、ちょっと離れた所で見ているということでしょうか。

増本氏
 そうですね、はい。

記者
 すいません、基本的なところで教えてもらいたいんですけど、西日本新聞の坂本です。地上の途中まで、ロボットが走行して、ドローンが飛び立つという、その地上をロボットが走行することの意味というのは、実際、実用化するときにはどういう意味合いがあるんですか。最初からドローンで飛ぶのとは何か意味が違うんですか。

増本氏
 そうですね。そこは例えば、最初からドローンで飛ばせない場所もございますし、安全性、安全面の観点から、あとは法律面の観点から飛ばせないエリアもございますし、そういったところをこう、組み合わせることによってクリアしているというイメージです。

記者
 例えば、安全面で、いきなりドローンを飛ばさないほうがいいとはどういう場合ですか。

増本氏
 例えば、30メートル以内に人が、第三者がたくさんいるような場所を通って行く場合に、急にドローンが飛び出すと、これは危険なので、まずそこまで運んで行くという。危険のない所から飛ばすとか、さまざまなケースがあると思いますので、ちょっと今、私が思い付いた限りでのお話にはなりますけれども。

市長
 例えば、市役所からドローンが、いきなりこう、渡辺通りの人が多い所の上を飛ぶんじゃなくて、ここから自動配送で、まず北天神の長浜辺りまで行って、そこから人が少なくなったエリアから飛び立てば行けるじゃないですか。こういう組み合わせをこうしていくというのは、すごく新しいことで、かなり実用化に近づくんですね、これによって。

記者
 すいません。KBCですけども、これ、荷物を実際に入れる、入れて運ぶということですけど、大体何キロぐらいの重さで、何を入れるんですか。

増本氏
 今回は1キログラム以下というところで考えています。

記者
 実際には、どれぐらいの重さまでは飛べるようなことを目指しているんですか。

増本氏
 ちなみに、今回使うこっちのドローンに関しましては、仕様上は0.9キログラムということで、日常品程度なんですけれども、今既に存在しているドローンでは、5キロ以上の大型の荷物を運ぶものも、もう出てきてはおります。

記者
 すいません。もう一度、確認なんですけど。具体的にいうと、箱崎キャンパスのどこから、どこに運んで、許可も第三者の許可も得ていると、一体どこの第三者ですか。

増本氏
 今回に関しては、箱崎キャンパスの敷地内なので、もう全て九大さんになりますね。

記者
 たぶん、似たような実験が千葉市とかでもあるんだと思うんですけど、類似例とかはどういうものがあるんでしょうか。

増本氏
 千葉市があるとすると、目視外というのは確かにあるんですが、まあ福岡のように100万以上の都市ではないというところと、あと中心部ではないです。

記者
 幕張は中心部じゃないみたいな。

増本氏
 海岸沿いですので。

記者
 ドローン関連、ほかにいかがでしょうか。

記者
 すいません。福岡市としては、箱崎キャンパスの有効活用にもつながるというようなイメージでしょうか。

市長
 今、Smart Eastの取り組みをしていますんでね。ここにやっぱり、新しいイノベーション、もしくは生産性が非常に高まるイノベーションをたくさん、レイヤーを重ねることによって、このエリア全体が持続可能で、非常に住む方にとって安心・安全・便利な、そんなまちをつくっていきたいと思いますので、そのためにさまざまな今、実証実験等も行って、これをまた地域の皆さんにもご覧いただきながらですね、安心感も持っていただきながら、実際そのまちづくりの中で、こうしたものも活かせればということです。そのためにも、いろんな実証実験をここで今、行うということですね。

記者
 ほかはよろしいでしょうか。

市長
 はい、じゃあ、ありがとうございます。

増本氏
 ありがとうございました。

記者
 じゃあ、続きまして、発表案件でドローン関連以外のものがあれば、各社さん、お願いいたします。幹事社NHKから一件、最後のG20関連なんですが、今、市長からもお話があったように、あと半月ちょっと。さまざまなイベント等で、機運が高まっているかなと思うんですけど、やっぱり市民としてはどことなく難しいテーマだったり、とっつきにくいところがある中で、市民の関心であったり、機運の高まりというのは、市長はどのようにお考えでしょうか。

市長
 そうですね。最初はやっぱりG20、財務大臣とかですね、中央銀行とか、普段の生活の中でなかなか例えば、中央銀行、日本銀行の方と取引をするとか、口座を開設するような場所ではないのでね、なかなか遠い存在のイメージなんですが、ところが最近であるところのキャッシュレスであったりとか、それから例えばAmazonで買い物をするなんて、まさに実は遠い話のようで、実は市民の皆さんにすごく近いところの、これ話が満載なんですね。Amazonで買ったときに、誰がどう課税をするのかなんていう、まさに、こういう私たちにとって身近にどんどん変化が起きている。これの新しい秩序を決めていくのが、このG20の財務大臣・中央銀行総裁会議です。新しい秩序が、この福岡から生まれていく。そのために、今それをよく皆さんに、このようにかみ砕いて、そしゃくして、ご理解いただけるように、高校生とかいろんな子どもたちへの教育ですとか、それからセミナー、それからまた直前になりますと集中的なイベントを連続で開催をしたりしながらですね。ぜひ、この開催されるということに併せて、レガシーとしてですね、金融、もしくはそうしたレガシーを高めるというような取り組みを集中的に行って、G20の成果としてですね、そうしたものも残していければと思っています。

記者
 ありがとうございます。発表案件ほかに、各社さんいかがでしょうか。

記者
 すいません。最近、ネットを見ていると、よくG20の「フリー乗車券プレゼントキャンペーン」とかって、地下鉄のやつが出てくるんですけど、そういうような、市なり、交通局なりなんだと思うんですけど、一般の人たちの車を使わないでねというための対策、もう少し何か、いろいろありましたら教えてください。

市長
 そうですね。ちょっと、じゃあ具体的なのは担当課、お願いします。

事務局(総務企画局)
 はい。先ほどのフリー乗車券の分は県警さんのほうでやられておりますけれども、そのほか、テレビCMとかですね、あるいは「まちクル運動」ということで、チラシも今日お配りしておりますけれども、そういった運動とも連動して、周知を進めているところでございますし、テレビCM、インターネット広告などで、いろいろなところで周知を今進めているところでございます。

記者
 「まちクル運動」って、何ですか。

事務局(総務企画局)
 これは国土交通省さんが実施されているキャンペーンになります。車を使わずに歩いて行こうというふうな、登録をしていただくとですね、いろいろな賞品も当たるというような仕組みになっています。

記者
 ほか、発表案件についていかがでしょうか。
 では、特にないようなので、続いては発表案件以外についての質疑のほうに移りたいと思います。まずは、幹事社NHKのほうから一点。市議会が昨日、臨時会が開かれまして、新しい議長に阿部真之助氏、副議長に楠正信氏ということで、新しい市議会の体制も整って、いよいよ来月から6月の議会が始まって、改選後、初の本格的な議会となりますが、改めてこう、市長として、市議会とどう向き合っていくかについて、お考えをお聞かせください。

市長
 これまでもう8年間、こうしたことは続けてきています。9年目ですからね、変わらずということですが、全て新しい体制ができました。特に議会と、また市長サイドというのはですね、車の両輪ですから、しっかりとお互い市政の発展の推進力になるようにですね、協力し、また市政を前に進めていければと思います。

記者
 では、各社さんいかがでしょうか。

記者
 共同通信の小川と申します。人口の件ですけど、先般、政令指定都市の中で川崎市がですね、神戸市を抜いて減少があったりしてですね、人口減が進む中で、そういった都市間競争というのも増しているところではあると思うんですけど、福岡県はそういったところで順調に伸びていまして、抽象的な質問で申し訳ないんですけど、まあ要因はどこにあるのかっていうのを、市長としてどうお考えかっていうのをお伺いできますか。

市長
 そうですね。人が増えていくって、いくつか要素があると思うんですが、まず仕事がないと、住みたくても住めないんですね。それから、ワクワクするということ。やっぱり仕事とワクワクというのは、人が集まっていく上で非常に大事な要素かなって思っています。福岡市としては当然、第3次産業というところがメインなわけですね。これは政令指定都市の中で唯一、一級河川がないわけですから工場をつくることができない。第3次産業というのは、集積のメリットというものがありまして、人口が増えれば増えるほど、これはいいスパイラルに入っていくわけですね。そうした意味からも人口が増えていくということは、福岡の成長戦略にとっても非常に重要だと考えています。
 そこで、そうした今のビジネスのニーズに応えられる、まずはハード面では「天神ビッグバン」、「ウォーターフロントネクスト」、それから「博多コネクティッド」を含めてですね、こうした都市としてビジネスを、それだけの特に、また高付加価値のビジネスを受け止めることができるハード面の整備を進めるとともにですね、やはり常に都市として動きがある、ダイナミックに動いているという、これはやっぱり人を引きつける非常に大きな強みだと思っていますので、こうしたさまざまな施策をとりながらですね、人にとって住みたい、働きたい、また遊びに行きたいと思っていただけるようなまちづくりを進めています。

記者
 RKBです。先月の定例でも、話があがっていましたけれども、今日は北橋市長と小川知事がトップ会談をする予定だそうですが、改めて市長として、小川知事と会談の予定、進展などありますでしょうか。

市長
 宿泊税等の話を含んでいる話だというふうに思うんですけども、今、事務的に協議を進めていますので、こうしたものが整えばですね、また動きがあろうかと思います。

記者
 すいません。読売新聞の甲斐ですけれども、昨日、阿部議長が記者会見の中で、議員定数の見直しについて言及されていて、福岡市は人口が増え続けているのに定数が62のままだと。増やすのか否かの、増やしたいとは言っていなかったんですけど、その辺について議論がもっとあってもいいのではないかというようなことをおっしゃっていたんですけれども、市長としては、この考えについては、どのように思われますか。

市長
 これ、ちょっと難しくてですね、やっぱり今、議員の数を増やしていくということ自体は、なかなか今の時流としてですね、じゃあ議員の数を増やしましょうというのもなかなか、シンプルになかなか思えないところもある。でも一方で、これは私のほうが言うとですね、要するに、市政に対するチェック機能ということもありますから、その人数が少なくていいと言っているようにもなるんで、なかなか市長部局としては、これは口は出しにくい話ではあるんですが、いずれにしても、人数がどうであってもですね、しっかり議会、議員の質を高め、そして、しっかりチェック機能を果たせるように、議会の皆さんには取り組みを進めていただきたいと思います。

記者
 毎日新聞の加藤と申します。先ほど、少しだけ出た「博多コネクティッド」なんですけれども、春までにメニューが出されるというふうにちょっと聞いていたんですが、もう5月も終わろうとしている中で、いつぐらいになりそうでしょうか。

市長
 夏って、いつからでしたっけ。

記者
 春までに。

市長
 夏って、大体いつから、何月からが夏かな。

記者
 もう初夏になっているかなと思って。

市長
 初夏にもうなってる。じゃあ、そろそろ言わんといけんですね。じゃあ、もう夏だろうと言われる前にはですね、梅雨の前にはお話ができるようにしたいと思います。

記者
 もう、じゃあ近いと思っていていいですか。

市長
 そうですね、はい。あと、突然やったりしないので、ちゃんと一社だけ来てなかったとかではなくて、ちゃんと皆さんがいる場でするんで、そこは心配されなくて大丈夫です。ちゃんとやります。もう間もなくと思ってください。

記者
 すいません。G20の話にちょっと戻りますが、いろいろと、8日、9日を中心にイベントがございますが、開催地の市長である福岡市長として、一番ここでの、例えばプレゼンとかですね、あるいはセレモニーとかが、自身の一番の見せ場であるというふうに考えている場面というのはありますか。

市長
 ありがとうございます。ただですね、実は明日、推進委員会が開催されまして、そこで初めてその概要とか、内容が説明をされることになるんですね。ですから明日、その件に関して、またお話しさせていただければと思います。まだ実はその発表に、財務省のほうで管理してる話なので、明日しっかりお話をさせていただきます。

記者
 すいません、産経新聞の小澤と申しますが、すいません、宿泊税の話に戻るんですけれども、事務的協議はたぶん3月の下旬ぐらいから始まって、もう1カ月、2カ月近くたつと思うんですけれども、先ほどこうしたものが整えばというふうにおっしゃいましたけども、その歩み寄りというのは見られるのでしょうか。それと、整う見通しというのは、立っているんでしょうか。

市長
 相手がいる交渉事を今ちょうどしてますんでね。まだ、この場で私が言えることは、現状ありません。ただ、当然、何らかの形で、これは落としていかなくてはいけない訳ですから、今それぞれの市と県の役割分担だとか、さまざまな部分をですね、それからエビデンスに基づいた部分ではどういう、観光に対してそれぞれの役割を果たすべきだとか。こういうようなことに関して、しっかり議論をしながら、内容を詰めているところでございますので、新しく何かまだ言えることはないです。

記者
 県知事選で、割と宿泊税の問題がクローズアップされましたけれども、それを経てですね、何か県と市で両者でですね、考えが一致していると、歩み寄れるところなり、何か違い、理論の違いというのは出てきているのでしょうか。

市長
 これは、大枠ではないと思いますけれども、ただ事務的な中で今お話をしている。私も細かく、どう話をしているというのはちょっとあれですけれども、それぞれの主張と、それからどこの部分で、どう折り合えるのか、こんなことを話しているというふうに聞いています。

記者
 共同通信の小川です。さっきのG20の話に戻りましてですね、さまざまなイベントとかを基にして、福岡のプレゼンスを高めるという部分で、すごい見える部分としてあると思うんですけれども。まあ、何事にも明暗というものがあると思うんですけど、市長がもし考えている、万が一、デメリットみたいな部分がもしあるなら、ちょっと教えていただきたいんですけど。

市長
 デメリット。

記者
 ええ。

市長
 開催をするデメリット。あんまりここで、皆さんに言ってもですね、これあんまりメリットが、そもそもメリットがないというか。そういう例えばリスクとかですね、そういうような開催に当たって、当然それだけのVIPが集まる訳ですからというような話は当然あろうかと思いますけれどもね。今そこで、それをあんまり声高に言っても、そんなに私はプラスを感じないので。はい。

記者
 ほか、いかがでしょうか。

市長
 このあと梅雨のシーズンがやってまいります。で、これから、日本で、東京に次いでなんですけれども、傘のシェアリングを行いまして、それの実際、これから会見を11時半から、すぐ下のエルガーラで行います。これはビニール傘のゴミを削減するというのもそうですし、また、これから突然の雨に降られて大変という方にも非常に便利と思いますので、ぜひそちらのほうもよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

※発言・質疑内容について、できるだけ忠実に作成しております。