消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週月曜日の朝刊へ掲載)
【事例】「ブランド品がネット通販で安く売られていたので注文した。指定された口座に代金を振り込んだが商品が届かない。メールで問い合わせても返信がなく、あらためてサイトを確認すると電話番号の記載がなかった」
ネットで買い物したが、「商品が届かない」、「連絡が取れない」などのトラブルが多くみられます。ネット通販では、ホームページの画面に1.販売価格や送料、2.支払時期や方法、3.商品の引き渡し時期、4.返品についての記載、5.事業者の名称や住所、電話番号―を表示するように法律で定められています。これらの記載がなかったり、不自然な日本語が混じっていたりするサイトでの買い物はやめましょう。
代金を前払いしてしまうと、トラブルがあった場合、被害金を取り戻すことは困難です。振込口座の名義人が事業者名と異なる個人名義の場合、詐欺サイトの可能性が高いので注意しましょう。ネットで購入する際、連絡先がメールアドレスのみだと連絡が取れなくなる恐れがあります。事業者の所在地、電話番号などを必ず確認しましょう。ホームページに記載されている電話番号に電話して、実際にその業者が出るか確認することもトラブルを避けるための一つの方法です。
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