消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週月曜日の朝刊へ掲載)
【事例】「インターネットでクリーニングを申し込み、衣類を送った。事業者から見積もりのメールが届いたが、ホームページを見て自分で見積もっていた金額より高かった。電話は通じずメールでキャンセルを申し出たが返事がなく、業者の見積額でクレジット決済された
インターネットで申し込み、衣類の受け渡しに宅配業者を利用する宅配型クリーニングを利用する人が増えていますが、衣類の紛失や補償、業者の対応などに関するトラブルや、宅配業者が介在することによる配送トラブルが報告されています。事例のように、業者の判断で価格などを決められ、しかも解約が困難といった相談も寄せられています。
インターネットで申し込む宅配型クリーニングは、店舗型のように対面で直接、枚数や状態を確認することができません。店舗型との違いを考慮して利用を検討しましょう。利用する際は、預ける衣類のリストを作り、汚れが気になる場合は写真を撮って業者に伝えるとともに、自分でもその内容を控えておくなど、できるだけ業者と情報を共有しましょう。困ったときの連絡先や賠償基準などをよく確認しておくことも大切です。疑問点については、事前に直接業者に問い合わせるなどしましょう。
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