消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週月曜日の朝刊へ掲載)
【事例】「インターネットの旅行予約サイトで航空券を予約した。数日後にキャンセルを申し出ると、2カ月以上先の搭乗便で申込金も払っていないのに、キャンセル料を請求された」
店舗で旅行の予約をする場合は、契約条件や予約内容について直接説明を受けることができますが、旅行予約サイトから予約する場合は、自分自身で契約条件などの確認をしなければなりません。確認不足により思わぬキャンセル料が発生することもあります。事例のようなインターネットによる旅行契約については、申込金を払っていなくても直ちに契約が成立したり、契約日からキャンセル料が発生したりする場合もあり、特に注意が必要です。
事例の他にもインターネットで予約した旅行の相談が少なくありません。トラブルを未然に防ぐため、旅行予約サイトを利用する際は、登録を完了する前に、予約成立時期やキャンセル料などの契約条件、問い合わせ先を必ず確認してください。また、予約をした後は、予約確認メールが届いているかを確かめ、届いていなければ予約サイトの予約照会画面で確認しましょう。確認メールやサイト内の画面は、入力内容を確かめる大事なものなので、印刷などをして旅行が終わるまで保管しておきましょう。
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