消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週月曜日の朝刊へ掲載)
【事例】「クレジットカードを作ろうと申し込んだが,審査に通らなかった。理由を尋ねても教えてもらえない。滞納などの覚えはない。」
クレジットカード会社は審査の際,申請者がこれまでクレジットやローンを利用したときの契約内容や返済状況,利用残高などを調べます。こういった個人の信用情報を扱う「個人信用情報機関」に照会した上で,さまざまな視点から総合的に判断しています。
カード会社の審査基準は非公開で,審査に通らなかった理由は教えてもらえません。ただし各社が参考にしている信用情報については,個人信用情報機関に開示を求めることができます。開示された情報に心当たりがない場合や誤りがあった場合は,その情報を登録したクレジットカード会社に調査を依頼でき,事実と異なっていると判明すれば,情報が訂正されます。
カードの審査に疑問がある場合,情報開示請求をしてみましょう。個人信用情報機関は,クレジット会社が共同出資して設立したシー・アイ・シー,主に消費者金融系の会社が加盟する日本信用情報機構(JICC),銀行系の会社が加盟している全国銀行個人信用情報センターの3機関があり,各機関のホームページに請求方法が載っています。
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