暮らしのヒント

消費生活センターでは，悪質商法に限らず，暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
（原則，毎週木曜日の朝刊へ掲載）

慌てないで！トイレの修理（令和2年8月27日掲載）

事例

「トイレが詰まったので、『２４時間対応』『トイレの詰まり千円～』とインターネット広告にあった業者に電話した。『６千円ほどで修理はできると思うが、詳しい料金は実際に見てみないとわからない』と言われたので来てもらった。『便器を外し、機械を使った作業が必要。費用は１０万円になる』と言われ、高額とは思ったが依頼した。詰まりは解消したが、やはり高額過ぎると思う」

解説

　自宅などでのトイレ修理や鍵の修理、害虫駆除など生活上のトラブルに対するサービスの作業内容や料金を巡って相談が増えています。
　業者の宣伝文句をうのみにせず、電話で依頼する場合は、出張料や修理にかかる費用を詳しく確認しましょう。必ず作業前に見積もりを書面でもらい、作業内容や金額に納得できない場合は、すぐに契約せず、複数の業者からも見積もりを取って比較検討しましょう。なお、当初に来訪要請した内容と異なる工事をされた場合は、クーリングオフが可能な場合もあります。
　日頃から緊急を要するトラブルに備え、修理業者などの情報を集めておきましょう。水漏れの場合は、止水栓の場所や操作方法を確認しておくと慌てずに済みます。

お問い合わせ先

部署：市民局 生活安全部 消費生活センター
住所：福岡市中央区舞鶴２丁目５の１
電話番号：（相談専用電話）092-781-0999　　（事務室）092-712-2929
ＦＡＸ番号：092-712-2765
E-mail：shohiseikatsu.CAB@city.fukuoka.lg.jp（このメールアドレスからは相談を受け付けておりません）