消費生活センターでは,悪質商法に限らず,暮らしに役立つさまざまなテーマのコラムを西日本新聞に掲載しています。
(原則,毎週木曜日の朝刊へ掲載)
「クレジットカードに身に覚えのない10万円の請求があった。カード会社からは『オンラインゲームで利用している』とのことだった。未成年の自分の子どもが利用していたが、承諾していないので取り消す方法はないだろうか」
まずはクレジットカードの請求明細に表示されている事業者に、できれば利用した当事者を同席させて問い合わせをしましょう。高額な利用が初めてで未成年の利用だと確認できた場合は、取り消しに応じてくれることがあります。
しかし、子どもが勝手にクレジットカードを抜き取り決済したり、親が一度だけゲームの利用を承諾してスマートフォンに入力したカード番号がそのまま残り、子どもが引き続き決済に使ってしまったりした事例では、カードの名義人の管理責任を問われることもあります。管理に注意し、カード情報を登録しているサイトのIDを子どもに利用させないようにしましょう。
ゲーム端末などによっては、利用できる機能にあらかじめ制限をかける「ペアレンタルコントロール」が可能です。子どもが利用する端末では必ず設定しましょう。ゲームの利用にあたっては、親が事前に内容や課金の仕組みを確認しておきましょう。
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