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更新日: 2018年4月23日

福岡市消費生活センター

強力な磁石のマグネットボールで誤飲事故が発生しています

 2018年1月,幼児が複数のマグネットボールを誤飲し,消化管が穿孔(穴があくこと)し開腹手術等をしたとの事故情報が寄せられています。いずれもネオジウム磁石をうたう強力な磁力のマグネットボールを複数個誤飲したもので,磁石同士が引き合って消化管内に腸壁を挟んでとどまり,腸壁を穿孔していたものを開腹手術等により摘出したというものでした。


マグネットボールの誤飲事故事例

事例1 マグネットボールを5個誤飲し胃壁と腸壁を穿通

 クリスマスプレゼントとしてインターネットで2種類の磁石商品を購入。マグネットボール(直径3ミリメートル)を5個誤飲したことに保護者が気づいて受診。レントゲンで消化管内に5個連なっていることを確認し経過観察とした。翌日も磁石は移動しておらず,紹介先の病院で内視鏡検査を実施したが,胃内になく経過観察とした。その翌日もやはり移動がなく手術を実施した。磁石は2個が胃壁から,3個が空腸から壁を穿通していた。(3歳児)


事例2 37個を誤飲して小腸を3カ所穿通

 子どもが磁石を口に含んでいることがあったため,磁石を手の届かない所に保管していた。その後,嘔吐を繰り返したのでかかりつけ医を受診すると胃腸炎の疑いで薬を処方された。しかし,その翌日も嘔吐が続いたため,紹介状を書いてもらい他院を受診し,レントゲン検査で腸内に異物が見つかった。その後当院で開腹手術を行ったところ,小腸内の3カ所にあった磁石が磁力で引き合い,小腸を結着し,圧迫壊死を起こして穿通しており,直径3ミリメートルの磁石計37個を摘出した。(1歳9ヵ月児)


事例3 自宅にて誤飲

 缶についている磁石を誤って飲み込んだ。医療機関を受診しマグネットチューブでの除去を試みたが除去できず,全身麻酔で内視鏡除去術のため入院した。(2歳児)


消費者の皆さまへのアドバイス

(1)特に強力な磁力のマグネットボールを複数個誤飲すると大変危険です。子どもに与えないようにしましょう

 強力な磁力をもつマグネットボールを,幼児が複数個誤飲し,消化管が穿孔して開腹手術等を行っている重篤な事故が報告されています。また,事例のように,保護者の気が付かないうちに誤飲している可能性も考えられてます。特に強力な磁力をもつマグネットボールを玩具として子どもに与えないようにしましょう。なお,文房具などにも幼児が誤飲できる大きさの磁石の商品もありますので,マグネットボール以外の磁石の取り扱いについても十分に注意しましょう。


(2)万が一誤飲した可能性がある場合には,医師の診断を受けましょう

 複数の磁石の誤飲や,または磁石と磁石につく金属体の誤飲は大変危険です。体内で消化管に穿孔を生じるおそれのある状態となっても,あまり症状が現れないこともあります。子どもが磁石で遊ぶなどしていて,複数の磁石を誤飲した可能性があると思われる場合には,直ちに医師の診断を受けましょう。


内容の詳細は添付資料をご覧ください
●強力な磁石のマグネットボールで誤飲事故が発生 (1,610kbyte)pdf


問合せ先

部署:市民局 生活安全部 消費生活センター
住所:福岡市中央区舞鶴2丁目5の1
電話番号:(相談専用電話)092-781-0999 (事務室)092-712-2929
FAX番号:092-712-2765
E-mail:shohiseikatsu.CAB@city.fukuoka.lg.jp
インターネット消費生活相談:https://ssl.city.fukuoka.lg.jp/shohiseikatsu-soudan/