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更新日: 2018年3月20日

福岡市消費生活センター

窓やベランダからの子どもの転落事故にご注意ください!

 窓やベランダからの転落事故は,窓を開けたり,ベランダに出る機会が増えたりする春から夏に多くみられます。救急搬送データを年齢別に見ると,危険への認識が低い1歳から3歳の子どもの転落事故が多く注意が必要です。
 また,高所からの転落は,生命に危険を及ぼす可能性が高く,十分な注意が必要です。


1 窓からの転落事故の事例

事例1

 自宅マンション3階の窓から,15メートル下の道路に転落した。窓の横に足がかりになるものが置いてあった。保護者は同じ部屋にいたが,転落に気付かなかった。頭蓋骨内損傷,全身打撲などの重症を負った。(2歳児)


事例2

 アパート2階の窓枠の手すりを越えて高さ5メートルから転落した。部屋の中に家族はいたが,地上から子どもの泣き声が聞こえ,初めて転落に気付いた。窓のカギは締めておらず,窓と網戸が開いていた。防止柵はあるが,その前に本棚があり上ることができた。足の打撲,内臓損傷の疑いなどで,4日間の入院となった。(1歳児)


事例3

 子どもが網戸にもたれかかっていたところ,網戸が外れ60から70センチメートル下の屋外へ転落した。泣き声を聞いた保護者が見に行くと,コンクリートの上に仰向けで倒れていた。CTにて骨折,出血等は見られず,頭部打撲で経過観察をし,帰宅した。(1歳児)


2 ベランダからの転落事故の事例

事例1

 マンション4階のベランダから転落した疑い。家族が起床時に子どもがいないことに気づき家を出たら,エントランス付近で近所の人に保護されていた。外傷があったため,救急要請したが,ひじの剥離骨折,内臓損傷の疑いでICU管理となり,18日間の入院となった。(3歳児)


事例2

 保護者が隣の部屋で兄弟を寝かしつけるため,子どものそばを離れていた間,外で「ドスン」という音がして,自宅前の路上を確認すると,うつ伏せで倒れている子どもを発見した。普段は窓を3重ロックしているが,その日は1重で,子どもが自分で開けてベランダに出て転落した。顎,眼窩,鼻の骨を骨折し,6日間の入院となった。(5歳児)


事例3

 マンションの9階のベランダから転落した。子どもはベランダで椅子とおもちゃの箱を積み重ねてよじ登り,高さ1.2メートルの柵を越えて転落したとみられる。転落の際,1階の木の柵にあたった後,植込みの上に落ち,左足を骨折した。(4歳児)


事例4

 マンション3階の高さ70センチメートルの柵があるベランダから子どもが転落し,約7メートル下の草地の上に倒れているのが発見された。転落する前,子どもは保護者と昼寝をしていた。頭を強く打っており,意識不明の重体となった。(4歳児)


事例5

 2階のベランダで子どもが遊んでいて,ベランダのパネルが外れて落下した。頭蓋骨を骨折し,入院した。(6歳児)


3 事故防止のための注意のポイント

 窓やベランダからの子どもの転落事故は,子どもが窓枠やベランダの手すりを乗り越えて転落したり,窓の網戸やベランダのパネルが外れたりするなどして転落するケースが見られます。また,ベランダの手すりの下部や格子間などに大きな隙間があると,そこからすり抜けて転落する場合もあります。
 以下の注意ポイントを参考に,窓やベランダからの子どもの転落事故にご注意ください。


(1)子どもの行動や居場所を把握するなど,見守りを行いましょう

  • 開いている窓やベランダの出入り口に,子どもを一人で近寄らせないようにしましょう。
  • ベランダを子どもの遊び場にしないようにしましょう。
  • 子どもだけを家に置いて外出しないようにしましょう。
  • 理解できる年齢の子どもには,転落の危険性を分かりやすく教えましょう。

(2)子どもの発達に応じ,日頃から転落を未然に防止する環境を整えましょう。

 窓やベランダの手すりの高さには,法令等の基準(1.1メートル以上)がありますが,近くに足がかりとなるものがあると,子どもは乗り越えることができます。以下の安全対策を施しましょう。

  • 子どもが窓から外に出たり,ベランダに一人で出たりしないように,窓やベランダの出入り口を施錠しましょう。
  • 窓やベランダの出入り口の子どもの手が届かない所に,補助錠やストッパーを付けるなどの工夫をしましょう。
  • 窓の近くに足がかりとなる家具などを置かないようにしましょう。
  • ベランダの手すりの近くに足がかりとなる物を置かないようにしましょう。

(3)窓やベランダの手すり,窓の網戸等に劣化がないかを定期的に点検しましょう。

  • 窓やベランダの手すりや構成部品にがたつきや腐食,脱落などがないか点検しましょう。
  • 窓の網戸が外れたり,破れたりしてないか点検しましょう。
  • 窓のサッシが外れたり,鍵が壊れていたりしないか点検しましょう。

内容の詳細は添付資料をご覧ください
窓やベランダからの子どもの転落事故にご注意ください! (360kbyte)pdf


問合せ先

部署:市民局 生活安全部 消費生活センター
住所:福岡市中央区舞鶴2丁目5の1
電話番号:(相談専用電話)092-781-0999 (事務室)092-712-2929
FAX番号:092-712-2765
E-mail:shohiseikatsu.CAB@city.fukuoka.lg.jp
インターネット消費生活相談:https://ssl.city.fukuoka.lg.jp/shohiseikatsu-soudan/