市職員をかたったり、市の事業を装ったりする不審電話が、急増しています!
特に次のような事案が多く発生しております。
「保険料の過払い分を還付する」などと偽って、次のように誘導する電話
〇保険料の還付金の通知を以前送付しています
(「緑色の封筒」、「青色の封筒」など、送付した封筒の色を言う事例が多く発生しています。)
〇支払期限がせまっていますが、今なら郵便局や銀行で手続きができます
〇手続きに必要なので、銀行(郵便局)の口座番号、暗証番号を教えてください
〇銀行(郵便局)のコールセンターから折り返し電話しますので、指示の通りにしてください。
【実際に発生した事例】
Aさんの自宅に、区役所の○○を名乗る男性から電話があり
「3か月前に、介護保険料の還付金の案内を、緑色の封筒で郵送しました。手続きが済んでいないのでお電話しました。本日中に銀行で処理する必要があります。どこの銀行を利用していますか。」と言われたため、Aさんは「△△銀行」と答えた。
「それでは、後ほど、△△銀行のコールセンターから案内の電話がありますので、指示に従ってください。」と言われた。
しばらくして、コールセンターを名乗る者から電話があり、「本日中に通帳、カードを持って△△銀行のATMに行ってください。」と案内されたが、Aさんは怪しいと思い、電話を切った。
市職員がこのような電話をかけることは絶対にありません!
詐欺グループは、様々な手口を使い、個人情報(住所・電話番号・家族構成など)や銀行の口座番号・暗証番号を入手しようとします。電話で案内されても、安易に応じないよう、十分注意してください。特に、市職員や警察官が、電話で個人情報や口座情報を聞き出すことや、通帳やキャッシュカードを渡すよう要求することは、絶対にありません。
詐欺グループからの電話に出ると、言葉巧みに誘導されてしまいます。在宅時でも、留守番電話機能を活用するなど、知らない人からの電話には応答しないことがニセ電話詐欺被害防止対策となります。また、話の内容を録音することを相手に事前に警告する機能がついた『迷惑電話防止機能付電話機』(通称:まっ太フォン)が家電量販店や電気店等で市販されておりますので、買い替えをお考えの方は、是非ご検討ください。
詐欺グループはご家族の名前をかたって電話をかけてくることもあります。日頃からご家族と交流することを心がけてください。また、いざという時のために、他人が知らないような内容の合言葉を決めておくことも効果的です。
役所や警察、銀行などからの電話で少しでも疑わしいと思ったら、相手の名前や部署を確認していったん電話を切り、電話帳などで電話番号を調べてかけ直し、実在する職員かどうか確認してください。もし、家族構成や家に現金があることを話してしまった時には、迷うことなく警察へご相談ください。
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