【中央区】地域の消防・防災活動のリーダー
中央消防団に入団しませんか


【年間138件出動】
消防団は、地域住民で構成された消防機関です。火災や災害の発生時に、消防署と連携して消火活動や救助活動を行う、地域の消防・防災活動のリーダーです。
中央消防団には、団本部のほか七つの分団があり、本業の仕事を持つ人や学生など、171人(うち女性24人)の団員が在籍しています。
昨年の消防団の火災などによる出動件数は138件に上ります。出動に備え、団員は放水訓練や救助などの訓練に励んでいます。


放水訓練の写真
<中央消防団の防水訓練>


【伝統技術で防災意識の向上を】
消防の伝統技術を継承し、まちの安全を守る「心意気」を広めることも、消防団の大切な役割です。
10月25日に中央消防署で、伝統技術の訓練が行われました。掛け声とともに、力強く振られる纒(まとい)や、勇壮な消防太鼓など、気迫あふれる姿に憧れて入団する人もいます。来年1月に行われる「消防出初式」の演技披露に向けて訓練が続けられています。

伝統技術の訓練の写真


【元気いっぱいに地域防災を学ぶ「消防少年団」】
区内の三つの分団に「消防少年団」が置かれ、小学4年生から6年生の児童が在籍しています。防災の知識や技術が習得でき、子ども同士で交流できる行事もあります。
10月16日に海の中道海浜公園(東区)で野外活動が行われ、子どもたちは規律訓練やロープ結びの訓練に取り組みました。当仁地区隊隊長の上田直太郎君(12歳)は「消防車が大好きです。学校ではできない体験ができ、友達も増えました」と目を輝かせていました。


整列中の写真
<指揮者の号令に合わせて整列>


【団員を募集しています】
入団資格は、区内に住むか通勤・通学する18歳から65歳の人です。女性団員も活躍しています。消防少年団の団員も募集しています。 

【問い合わせ】
中央消防署警備課
電話 092-762-0119
FAX 092-762-0129


【団長に聞きました】
中央消防団 団長 竹内 進さん(72歳)

団長の写真

入団して37年目です。地域の事情に詳しい私たちと消防署員とが連携することで、円滑な消防活動ができるのだと思います。現場から引き揚げるとき、住民の皆さんに「お疲れさま」と言葉を掛けてもらえることが私たちの誇りであり、活動の原動力となっています。礼儀や規律など、人として大切なことを学べるのも魅力です。地域の安全安心に役立つ活動に参加してみませんか。








 










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