「ハチクマの秋の渡り」の季節です


ハチクマ写真ニッコりんイラスト

油山にある片江展望台は、「ハチクマの秋の渡り」を見ることができる日本有数のスポットです。毎年数千羽のハチクマが確認されています。

【ハチクマって何】
ハチクマは、産卵と子育てのため、5月ごろ日本に飛来し、秋には越冬地の東南アジア方面へと飛んでいくタカ科の渡り鳥です。
翼を開くと幅が130~140センチになる大きな体が特徴です。ハチの巣に頭を突っ込んで餌を食べるため、他のタカよりも首から先が細長く突き出しています。雄は、尾羽に2本の太い帯模様があり、雌には数本の細い帯模様があります。
クロスズメバチの幼虫やさなぎを好んで食べる習性があることや、同じタカ科の鳥「クマタカ」に外見が似ていることから「ハチクマ」と呼ばれています。

【観察におすすめの時期は】
秋の渡りが多く見られるのは、秋分の日前後の2週間程度です。早朝には、木に止まっているハチクマを観察できます。午前11時から午後2時ごろの飛来数が一番多く、100羽以上の群れを確認できるときもあります。

ハチクマの群れ写真
<群れで飛ぶハチクマ>

高い所を飛び、肉眼では小さな点でしか見られない場合があるため、見に行くときは双眼鏡を持参することをおすすめします。

【問い合わせ】 
区企画共創課
電話 092-833-4009
FAX 092-844-1204


 

















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