平成30年8月まで、福岡高等・地方・簡易裁判所は城内に、福岡家庭裁判所は大手門にありました。現在は、中央区六本松四丁目に移転し、全国で初めてとなる、四つの裁判所の機能を集約した施設となりました。
司法関係者が一体になった街づくりが進められ、地域司法の充実に取り組んでいます。
【18歳から裁判員に】
今年4月1日から、成年年齢が18歳に引き下げられたことにより、来年から18・19歳の人も裁判員に選ばれる可能性があります。若者向けに裁判員制度に関するパンフレットで周知を行うほか、裁判官が職場や学校を訪問するなどして、説明を行っています。
<大合議法廷>
【裁判を傍聴するには】
公開の法廷で行われる裁判は、原則として誰でも傍聴することができます。事前申し込みなどの特別な手続きはありません。ただし、多くの傍聴希望者が予想される事件では、傍聴券が必要な場合があります。法廷の入り口には、裁判の予定表(開廷表)が掲示されています。
【調停制度100周年】
今年は、話し合いで問題の解決を図る調停制度が発足して100周年の節目の年です。福岡地方・家庭裁判所では、皆さんに調停制度について知ってもらうため、10月4日(火曜日)午後1時10分から中央市民センターで、「調停制度に関する説明」や「模擬調停」、「パネルディスカッション」などの記念行事を実施します。
<調停制度100周年のポスター>