9月24日(土曜日)~30日(金曜日)は結核予防週間

令和3年、全国で約1万1千人が新たに結核患者と診断され、約1800人が結核によって亡くなっています。結核はいまだ重大な感染症の一つです。症状は風邪と似ています。咳(せき)が続くときなどは、かかりつけ医等の身近な医療機関に相談を。
 
●どうやって感染するか
 
咳やくしゃみに混ざった結核菌を周囲の人が吸い込むことで結核に感染します。感染しても、発病するのは感染者の約1割といわれています。しかし、体力や免疫力が落ちると、眠っていた結核菌が増殖し、数年から数十年後に発病する場合もあるため、注意が必要です。早期に見つかると、通院治療だけで治すことができます。
 
●予防について
 
結核の予防には、普段から健康的な生活を心掛けておくことが大切です。抵抗力の弱い乳児は、結核を発病すると重症化しやすく危険です。遅くとも1歳になる前までにBCG接種を受けましょう。
 また、結核の発病は高齢者に多くみられます。各区保健福祉センター(保健所)等で、結核・肺がん(胸部エックス線撮影)検診を行っています。65歳以上の人は毎年検診を受けましょう。予約は、集団健診予約センター(電話 0120-985-902)へ。
 
■問い合わせ先/保健予防課

電話 092-711-4270

FAX 092-733-5535




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