魅力発見
第31回 そうなんだ西区
能古島甘夏 マーマレード


イラスト


能古島の特産品「甘夏」は、新鮮でさわやかな甘さが特徴です。出荷直前まで待って完全に熟してから収穫する“樹成り”という栽培方法が用いられています。その規格外品の果汁や果皮を使って作られたのが学校給食の「能古島甘夏マーマレード」です。自分たちで加工品を作ろうと発足した、JA福岡市のこのしま加工部会が生産しています。


部会では、マーマレード、冷凍果汁・果皮スライス等のゼリーや飲料用の一次加工品が作られています。

甘夏マーマレード写真
【給食で人気の甘夏マーマレード】


部会会長の明石さんは、「この活動には、収入や雇用の他にも重要な役割があります。それは、若者の果物離れを食い止めること。加工品をきっかけに、能古産のかんきつ類を好きになってもっと果物を食べてほしいです」と話します。

部会会長明石さん写真


現在、市内全ての小中学校の給食で提供されているほか、能古島渡船場に隣接した観光案内所「のこの市」で販売しています。常時入荷していないため、出会えたらラッキーな特産品です。


【問い合わせ】
JA福岡市のこのしま加工部会
電話 080-4283-0717




 








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