熱中症を予防しよう


熱中症は、高温多湿の環境に長くいることで、うまく体温調節できず、体内に熱がこもってしまう病気です。熱中症の正しい知識を身に付けましょう。

【猛暑でなくても注意を】
熱中症は、屋外だけでなく、屋内にいても発症することがあります。
また、梅雨明けの前後の蒸し暑い時期は、身体がまだ暑さに慣れていないため注意が必要です。

【周囲の人にも気を配る】
自分だけでなく、周りの人の体調にも気を配りましょう。
高齢者は暑さに対する感覚が鈍くなるため、気づかないうちに熱中症になることがあります。
また、体温を調節する機能が十分に発達していない幼児は、大人が小まめに気に掛けてください。

【熱中症の応急手当】
目まいや頭痛、吐き気などの症状が現れたら、涼しい場所へ移動し、服をゆるめて安静にしましょう。首や脇の下、太ももの付け根を保冷剤や冷たいペットボトルで冷やすのも効果的です。回復しない場合は、医療機関を受診してください。
意識がない、まっすぐ歩けない、けいれんしているなどの症状は重症です。すぐに救急車を呼んでください。

【マスクは状況に応じて】
マスクの着用は感染症対策として重要ですが、屋外で人との距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合など状況に応じて、熱中症防止のためにマスクを外しても構いません。


屋外での距離感イラスト


<問い合わせ>
区健康課
電話 092-419-1091
FAX 092-441-0057


【予防のポイント】
・小まめに水分を補給しよう
1日1.2リットルを目安に水分を補給しましょう。たくさん汗をかくときは塩分もしっかり取りましょう。

・温度・湿度に気を配ろう
クーラーや扇風機を上手に利用し、室温が28度を超えないようにしましょう。

・体調を管理しよう
栄養バランスの取れた食事を心掛け、睡眠もしっかり取りましょう。


【救急車か病院か迷ったら#7119】
県救急電話相談・医療機関案内「#7119」に電話すると、看護師が症状を聞いて救急車を呼ぶべきかを判断します。また必要に応じて最寄りの医療機関を案内します。(年中無休、24時間対応)
※つながらない場合は、福岡県救急医療情報センター 電話 092-471-0099へ。
















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