南区博士への道
正解・解説コーナー



正解 ②ガラス製品加工

市が認定する博多マイスターは、熟練した技術を持ち、講演会や体験講座などを通じて高度な技能を未来へつなぐ活動を行う技能職者です。現在、29人が認定されており、区内では末積慶和さん(ガラス製品加工工)、川上則安さん(タイル張工)、齊藤雅彦さん(和服仕立職)、山口貴志さん(理容師)の4人が活動しています。その中で最も早い平成22年に認定されたのが、玉川町でステンドグラス工房を営む末積さんです。


作品制作中の写真



【技術と光の美しさを守る】
約50年にわたり手作業にこだわり続ける末積さんの作品は、福岡だけでなく全国各地からも注文が入り、多くの人を楽しませています。また、工房で教室を開くなど、技能の普及・伝承活動も精力的に行っています。

末積さんは「作品ごとの個性が際立つことが手作業の奥深さ、楽しさです。これからも、人の手で色とりどりの透過光の美しさを生み出す技術を守っていきたいです」と笑顔で語りました。

博多マイスターの詳細は、市ホームページ(「博多マイスター」で検索)でご覧ください。


【問い合わせ先】
市地域産業支援課
電話 092-441-3303
FAX 092-441-3211



【取材後記】
担当記者写真

小さな工房から生み出される光と色の世界はとても奥深く、無限の広がりを感じるほどでした。
繊細かつ丁寧な熟練の技に触れ、南区にこのような技術を持った達人がいることを誇らしく思いました。

 








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