梅雨が始まる前に
災害への備えはできていますか

 

災害イラスト


これから梅雨を迎え、大雨による災害が発生しやすくなります。

災害への備えについて、区総務課防災・安全安心係の山中京介係長(43歳)に話を聞きました。


山中京介係長写真


【災害リスクの確認を】
近年、大雨に伴う河川の氾濫や土砂崩れなどの災害が増加しています。災害時に取るべき行動について知り、日頃から災害に対する備えをすることが重要です。

災害は、いつ、どこで起こるか分かりません。ハザードマップなどを利用して、まずは身近に起こり得る災害リスクについて確認しましょう。

「避難」とは、「難」を「避」けることです。災害が起きたときに自宅で安全が確保できる場合は、無理に避難する必要はありません。

避難する場合は、
・安全な場所に住む親戚や知人の家に避難する
・屋内の上層階に移動する
・市が開設する避難所へ行く―など、自分に合った避難行動を考えましょう。

避難場所を決めたら、避難経路を複数考え、実際に歩いて、より安全な経路を確認しましょう。


【備蓄品や非常持ち出し品の確認を】
水や食料、衛生用品、常備薬など避難生活に必要な物や、感染対策としてマスクや消毒液、体温計、スリッパなどを事前に準備しておきましょう。

ホームページ(「福岡市 備蓄」で検索)に、備蓄品や非常用持ち出し品の例を掲載しています。


【防災訓練を実施】
区は、地域の皆さんや学校等と協力し、台風や地震などの大規模災害に備えた防災訓練を実施しています。

筥松校区防災訓練写真

避難所を開設するときの手順を確認するほか、テントやダンボール間仕切りの設営をするなど、避難所運営を行う際の知識を深めることができます。実施日は公民館だよりなどでお知らせしています。


【問い合わせ先】
区総務課
電話 092-645-1038
FAX 092-645-1127


【防災情報を活用しましょう】

防災ハザードマップ写真

・ハザードマップ
災害の危険度情報や避難場所などの情報を一つにまとめた「市総合ハザードマップ」は、市ホームページ(「福岡市 防災ハザードマップ」で検索)で確認できます。

また、紙版の洪水ハザードマップ、高潮ハザードマップは、区情報コーナーと総務課で配布しています。

・動画配信
ハザードマップの使い方を紹介する動画を、区ホームページ(「東区 防災動画」で検索)に掲載しています。

・マイ・タイムライン
「マイ・タイムライン」は、災害に備え自分と家族が取るべき行動を事前に決めておくためのものです。市ホームページ(「福岡市  マイ・タイムライン」で検索)でダウンロードできるほか、区情報コーナーと総務課で作成シートを配布しています。
 























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