地域から広げる環境の取り組み
「環境のまち いいはら」

12月は、環境問題について考える「地球温暖化防止月間」および「不法投棄防止強化月間」に定められています。

地域で環境問題に取り組む飯原校区を紹介します。

飯原校区はごみ減量を目指して、資源として再利用できるのにごみとして出しがちな、菓子の紙箱や封筒などの「雑がみ」の回収に以前から取り組んでいます。

校区内の全戸に「雑がみ回収袋」や啓発チラシを配るなどの功績が認められ、昨年度、市環境行動奨励賞を受賞しました。

町内会単位から校区をきれいに
同校区はさらに環境問題に取り組むため、今年6月に環境問題推進委員会を立ち上げました。

以前から行っている油山川の清掃に加え、校区内に11ある町内会にトングやバケツ、ごみ袋などを支給し、週2、3回清掃活動を行っています。
草刈りも行い油山川はきれいに保たれています
環境意識の啓発にも力を入れて
同委員会は、住民に環境意識を持ってもらおうと、啓発活動も行っています。


小中学生を対象として行われた「環境のまちポスターコンクール」には、256点の応募がありました。
その中から選ばれた入賞作品を公民館やイオン原店に掲示するほか、啓発ポスターに使用して、校区内に張り出しています。


11月には、環境問題に取り組む姿勢を校区住民に周知し、協力を仰ぐため、「環境のまち いいはら」を宣言。

▽ごみ問題に取り組みます
▽資源を賢く使います
▽「いきいきと暮らせるまち飯原」を目指します

―と記したチラシを校区内全戸に配布しました。

それに併せ「いいはら通り」や飯原中央公園に横断幕を掲げ、住民の皆さんに環境への関心を高めてもらおうと取り組んでいます。
同委員会のメンバーはおそろいの青いジャンパーを着ています
住みやすい環境の校区を目指して
飯原校区自治協議会の木村俊彦会長は
「飯原校区の真ん中を流れる油山川の豊かな自然は、春のこいのぼりと共に人々の憩いの場となっています。校区をより多くの人に知ってもらい、その価値を高めていくためには、生活しやすい環境を維持することが大切だと考えています。環境問題をはじめ、さまざまな取り組みを行い、住んだ人がますます好きになる飯原校区を目指していきます」
と話しました。
桜の下の道を遊歩道にするのが校区の夢です

【問い合わせ先】
飯原公民館
電話 092-864-4545
FAX 092-864-6493

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