民族衣装を通して異文化理解
外国人と地域住民の交流事業

居住外国人が増加傾向にある南区では、地域に住む外国人と住民の相互理解を深める交流事業が行われています。
各国の民族衣装を参加者が試着
西高宮校区では、10月23日に同校区人権尊重推進協議会が創立25周年記念イベントを開催し、そのプログラムの一つとして外国人留学生との交流を行いました。

区内の専門学校「国際貢献専門大学校」に通うネパール・ベトナム・ミャンマー出身の留学生を招待し、各国の民族衣装などを学んで異文化への理解を深めました。
民族衣装だけでなく、国旗の成り立ちや食文化なども紹介
ミャンマー出身のスーミャピイさん(25)は
「これまでミャンマーの民族衣装を地域の皆さんに紹介することがなかったので、とても楽しかったです。この機会に、ミャンマーに興味を持ってくれたらうれしいですし、私も着物などの日本の文化をさらに知りたくなりました」
と笑顔でした。

同会会長の落合ムツ子さん(73)は
「その国の伝統や文化が表れる民族衣装を通して、世界には多様な価値観があることを学べると思い、このプログラムを実施しました。参加した皆さんには、町内会や公民館サークルで人権意識を広めていただき、国籍にかかわらず、地域の皆さんが暮らしやすい校区にしたいです」
と話しました。


区は、外国人と地域住民の交流事業を支援しています。


【問い合わせ先】
区企画振興課
電話 092-559-5016
FAX 092-562-3824

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