皆さん、姪浜出身の儒学者「亀井南冥(かめいなんめい)」をご存じですか。
南冥(1743~1814年)は、天明4(1784)年に、福岡藩校の東学問所「修猷館」とともに開設された、西学問所「甘棠館(かんとうかん)」の館長として、多くの人材を育成しました。
また、志賀島で発見された「漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)」の金印を、中国の歴史書である「後漢書」を引用して、「私たちの先祖が中国と交流した証として持ち帰った金印である」と鑑定し、価値を説いた『金印弁』を著して、その保護に尽力したことで知られています。
能古博物館には、亀井南冥に関する文献等が数多く展示されています。
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