私たちの暮らしを支える公共施設や事業所を毎月15日号で紹介します。
第1回
中央消防署
中央消防署は、平成30年に浄水通から那の津二丁目に移転しました。
市内の消防署では最大規模で、ヘリコプター離着陸場を有する最新の施設です。
平尾・笹丘の両出張所を合わせた119人の職員が、市民の安全安心を守っています。
消防士がすごい
消防士は防火衣や空気呼吸器など、重さ20キロの装備を身に着けて消火活動を行っています。
このような過酷な条件下で最善の現場活動を行えるよう、同署では実際に木材等を燃やして、火災現場の高温や濃煙の環境を再現できる部屋や、マンションの居室を再現した部屋を備えており、日々訓練を重ねています。
機動救助隊も活躍
大規模な自然災害や化学物質等による特殊災害にも対応するため、本部直轄の機動救助隊「ハイパーレスキューFUKUOKA」を同署に配置。
平成30年の西日本豪雨や昨年の熊本豪雨の際は、緊急消防援助隊として災害現場へ出動し、家屋倒壊や土砂災害等で被災した人々の救助活動を行いました。
市民の皆さんに感謝
本市で稼動する31台の救急車のうち21台は、市民や企業の皆さんから寄贈を受けたものです。
同署に配置された4台の救急車は全て寄贈された、わがまちの誇れる救急車です。