公民館で夏休みの思い出作り
小学生が体験授業

公民館では小学生を対象に、いろいろな体験をとおして学べるイベントを行っています。

弥永校区と若久校区で夏休みに行われた催しを紹介します。

両公民館の取り組みは、国連が定めた「持続可能な開発目標」(SDGs(エスディージーズ))にもつながっています。


弥永校区
ごみ減量を学ぶうちわ作り教室

エスディージーズ12 つくる責任 つかう責任
弥永公民館では「子どもの健全育成事業」として、子どもたちにごみを減らすことの大切さを教える取り組みが行われています。

7月22日には、校区で集めた古布と地元企業が使わなくなったうちわの骨組みを再利用し、小学生向けのうちわ作り教室が開催されました。
地域の皆さんから布を収集して再利用
参加した子どもたちは
「公園で遊ぶときに持っていきたい」
「暑い日が続いているからおばあちゃんに使ってほしい」
と笑顔で話しました。

同館長の大島好勝(よしかつ)さん(71)は
「今回のイベントが、ごみについて考えたり、学年の異なる友達を作ったりするきっかけになるとうれしいです。便利な世の中になり、古いものを再利用する機会が少なくなる中で、子どもたちにとって貴重な経験になったと思います。これからも、公民館ならではの体験を子どもたちに提供していきたいです」
と話しました。


若久校区
食べ物の大切さを学ぶ食育教室

エスディージーズ4 質の高い教育をみんなに
若久公民館では、毎年夏休みに小学生向けの料理教室や科学教室などの体験イベントが開催されています。

今年は、菓子メーカーから講師を招き、チョコレートをテーマにした食育教室が開催されました。

参加した30人は、原料のカカオからチョコレートができるまでの複雑な工程などを学びました。
チョコに関する知識をクイズで勉強
子どもたちは
「チョコやお菓子は多くの時間と手間をかけて作られていることが分かったので大切に食べたいです」
と話しました。

同館長の中野明さん(72)は
「イベントをとおして小学生に知る喜びを感じてほしいです。子どもたちが気軽に公民館へ来ることで地域の中でつながりができ、より住みやすいまちになると思います。これからも知恵を出し合い、感染症対策を講じながらイベントを継続していきたいです」
と語りました。


【問い合わせ先】
区企画振興課
電話 092-559-5017
FAX 092-562-3824

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