秋の全国交通安全運動へ向けて
高齢者交通安全教室

高齢者の交通事故
近年、高齢者が関わる交通事故が後を絶ちません。

博多区でも昨年、高齢者が加害者または被害者となる交通事故が336件発生しました。


人は誰でも、年齢を重ねると身体の機能や判断力が低下していきます。

自身の安全のために身体の変化を自覚し、運転する側も歩行者側も交通ルールを正しく守りましょう。

高齢者交通安全教室
東住吉公民館と同校区交通安全推進委員会は、7月30日に、博多警察署職員を招いて「高齢者交通安全教室」を共催し、23人が参加しました。
博多警察署職員の講話を真剣に聞く参加者
街並みの仲を危険を予測しながらあるく「歩行者シミュレーター

歩くときに気を付けるポイント
■道路を渡るとき
・信号無視をしない。

・遠回りでも、横断歩道や歩道橋を渡る。

・青信号の間に横断歩道を渡り切れないときは、横断を見送る。

・車が歩行者に気付いていない場合も考え、しっかり周囲を確認する。
■夜間に歩くとき
・車のライトを反射する反射材を身に着ける。

・白や黄色など明るい服を着る。


同公民館の井浦賢治主事は
「道路の横断が疑似体験できる『歩行者シミュレーター』で、何気なく渡っていた横断歩道には、車が歩行者に気づいていないなどの危険性が潜んでいると学びました。渡る前の左右の確認に加え、渡る途中でも車が来ていないか確認するようになりました」
と話しました。

9月21日から30日にかけて秋の全国交通安全運動が行われます。

井浦主事は
「私たち一人一人が思いやりの気持ちを持ち、交通ルールを守っていきたいです。地域全体では、交通安全の意識が高まってきていると感じています。今後も体験型の教室を開催し、高齢者の交通安全を推進していきます」
と語りました。


【問い合わせ先】
区総務課
電話 092-419-1044
FAX 092-452-6735

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