「体がだるい」「せきが治らない」それって結核かも

●9月24日~30日は結核予防週間

令和元年に全国で約1万5,000人が新たに結核と診断され、約2,100人が亡くなっています。結核はいまだ重大な感染症の一つです。
症状は、せき、たん、発熱、体がだるいなど風邪と似ています。新型コロナウイルスの症状とも似ているので、まずは、かかりつけ医などの身近な医療機関に電話で相談してください。かかりつけ医がいない場合は、新型コロナウイルス感染症相談ダイヤル(電話 092-711-4126 FAX 092-406-5075)に相談を。

●どうやって感染するの?

せきやくしゃみによって空気中に飛散した結核菌を吸い込むことで感染します。感染しても必ず発病するわけではなく、発病率は感染者の約1割といわれています。
ただし、体力や免疫力が落ちると結核菌が増殖し、数年から数十年後に発病する場合もあります。

●どうすれば予防できるの?

普段から規則正しい生活を心掛けておくことが大切です。
乳児は抵抗力が弱いため、発病すると重症化しやすく危険です。遅くとも1歳になる前までにBCG接種を受けましょう。

●65歳以上は毎年健診を

結核の発病は高齢者に多く見られます。65歳以上の人は毎年「結核・肺がん検診」を受けましょう。
各区保健福祉センター(保健所)等で無料の検診(胸部エックス線撮影)を行っています。予約は、集団検診予約センター(電話 0120-985-902)へ。

■問い合わせ先/保健予防課

電話 092-711-4270

FAX 092-733-5535



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