「アジアと創る」アジアンパーティ

アジアンパーティは、毎年9月から10月にかけて市内で行われる、「アジア」と「クリエイティブ」に関するさまざまなイベントの総称です。民間企業や団体等とも連携し、アジアの「今」が体感できる催しを開催します。
 なお、全ての催しは、新型コロナウイルス感染対策を講じた上で実施します。

イベントピックアップ
福岡三越で行われた前回のアートフェアアジア福岡の写真
●アートフェアアジア福岡

【日時】 9月22日(水曜日)~26日(日曜日)午前10時~午後8時(最終日は5時まで) 

【場所】 博多阪急(博多区博多駅中央街)8階催場、7階イベントホール「ミューズ」 

【料金】 無料 

【問い合わせ】 アートフェアアジア福岡実行委員会

電話 092-738-5655 

メール info@artfair.asia

45のギャラリー、150人以上の作家、1500点以上の作品が全国から集結する、西日本最大規模の現代美術の展覧会です。今を生きる現代アーティストの作品をお楽しみください。

●外国人による日本語スピーチコンテスト

【日時】 10月16日(土曜日)午後1時~3時 

【場所】 ふくふくホール(中央区荒戸三丁目) 

【料金】 無料 

【問い合わせ】 福岡よかトピア国際交流財団

電話 092-262-1744

FAX 092-262-2700

福岡都市圏の日本語学校や日本語教室で学ぶ外国人が、福岡に住んで感じたことや、将来の夢などを日本語で語ります。外国人の考えや、外国人から見た福岡について知る絶好の機会です。

申し込みは、9月10日(金曜日)からホームページ(「福岡市 外国人による日本語スピーチコンテスト」で検索)で先着順で受け付けます。
出場者がスピーチしている写真
市の施設でアジアを体感

●福岡アジア美術館

福岡アジア美術館(博多区下川端町)は、アジアの近現代の美術作品を体系的に収集し展示する、世界唯一の美術館です。
 同館のアジアギャラリーでは、毎回斬新な視点で収集したコレクション展を開催しています。詳しくは本紙11面をご覧ください。
9月23日から12月25日開催の「わが黄金のベンガルよ」からカムルル・ハサンの作品9月21日まで開催の「虫・ムシ・むし アジア美術館で虫あつめ」から角孝政氏の作品
●市総合図書館

市総合図書館(早良区百道浜三丁目)は、図書資料・映像資料・文書資料の3部門で構成され、中でも中国語、韓国語、ネパール語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語などアジア言語の資料収集に力を入れています。9月14日(火曜日)~29日(水曜日)には、「Enjoy(エンジョイ) Asia(アジア) More(モア)!(楽しもう、もっとアジアを!)」と題し、1階に「司書おススメのアジア本(推し本)」を集め展示します。詳しくは本紙11面をご覧ください。
昨年の展示の様子
福岡アジア文化賞

市は、アジアの学術研究や芸術・文化に貢献した人をたたえ、「福岡アジア文化賞」を贈っています。
 今年度の受賞者は下記の3人です。

■公式行事

(授賞式/市民フォーラム)
 今年度の公式行事は初のオンライン配信を行います。また、一部イベントは市内会場で実際に参加することも可能です。
 参加はいずれも無料です。各申込期限までに、ホームページ(「福岡アジア文化賞」で検索)からお申し込みください。

《授賞式》

【日時】 9月29日(水曜日)午後6時半~7時15分(オンライン配信)
 
※同時通訳(日・英)あり

≪申込期限≫9月10日(金曜日)

授賞式に関する問い合わせは、福岡アジア文化賞授賞式受付(電話 0120-390-545 メール fukuoka-prize2021@dip-s.co.jp)へ。

《市民フォーラム》
 
●パラグミ・サイナート(オンライン出演)

※同時通訳(日・英)あり

「民衆の歴史文書館をつくろう~インド発、NGOジャーナリズムの挑戦」

【日時】 10月13日(水曜日)午後5時~6時半

≪申込期限≫10月10日(日曜日)
 
●岸本 美緒(登壇)

「明末清初期の中国、そして世界」

【日時】 10月9日(土曜日)午後4時~5時半 

【場所】 福岡大学A棟401教室(先着順)

≪申込期限≫10月6日(水曜日)

※会場参加またはオンライン視聴のどちらかを選択。

●プラープダー・ユン(第一部・第二部オンライン出演)

※同時通訳(日・英)あり
 〈1〉プレイベント 映画上映『地球で最後のふたり』(2003年)
 〈2〉第一部 講演・対談「タイ作家が表象した日本と日本人」
 〈3〉第二部 文学講座「世界文学としてのタイ文学」

【日時】 10月2日(土曜日)〈1〉正午~午後1時50分〈2〉午後2時半~3時半〈3〉午後4時~5時10分 

【場所】 いずれも市総合図書館映像ホール・シネラ(先着順)

≪申込期限≫9月29日(水曜日)

※〈1〉〈2〉〈3〉いずれかのみの参加も可。 ※〈1〉はオンライン配信なし。〈2〉〈3〉は会場参加またはオンライン視聴のどちらかを選択。
 市民フォーラムに関する問い合わせは、メール(メール 31acprize-pl@convention.co.jp)で福岡アジア文化賞市民フォーラム受付へ。
 そのほかのイベントの詳細や最新情報は、市ホームページ(「アジアンパーティ」で検索)をご覧ください。

●福岡アジア文化賞 今年度の受賞者(敬称略)
パラグミ・サイナート氏の写真
大賞
パラグミ・サイナート
PALAGUMMI Sainath
(インド/ジャーナリスト)
 インドの貧しい農村を訪ね、丹念に人々の声を聴き、「農民の物語」を伝える気骨のジャーナリスト。
岸本美緒氏の写真
学術研究賞
岸本 美緒
KISHIMOTO Mio
(日本/歴史学者)
 中国明清期の社会経済史を専門とする歴史学者。日本の歴史学界に影響を与えてきた「灯台」的存在。
プラープダー・ユン氏の写真
芸術・文化賞
プラープダー・ユン
Prabda YOON
(タイ/作家、映画作家、アーティスト)
 タイを代表する作家の一人。評論家、脚本家、グラフィックデザイナーなどの顔も持つマルチクリエイター。



  • この記事をシェアする

  • LINEシェアのリンクアイコン
  • はてなブックマークのリンクアイコン