堤地区
みんながつながり支え合うまちへ
防災や認知症への理解 深める

避難所設置スタッフ訓練
堤地区で7月25日(日曜日)に地域の人が中心になって避難所設置スタッフ訓練が行われ、55人が参加しました。

災害の発生で急な避難所開設が必要になったとき、地域の人だけでも安全な避難所を開設できるよう、さまざまな事情の避難者を想定しながら、配置の工夫や必要な物の確認をしました。

同地区防災防犯部長の神野(かみの)定明さんは
「避難所を実際に開設する中で、課題の発見や足りない物の確認ができました。今後の訓練や実際に災害が起きたときに生かしたいです」
と話しました。


劇団つつみ
劇団つつみは、認知症を題材とした寸劇を行うグループです。

「認知症サポーター養成講座」の受講生で結成され、県内各地で50回以上の公演を重ねています。

寸劇は、家族のやりとりなどを題材に、認知症の人と接するときのポイントを良い例と悪い例で見せながら分かりやすく紹介しています。

代表を務める柴田(しばた)文政(ふみまさ)さんは
「認知症になっても安心して暮らせる地域を目指して公演を続けます」
と話しました。


つつみカフェ
つつみカフェは、「もっと知ろう認知症講座」の受講生が、地域住民の癒やしの場をつくりたいという思いから立ち上げたものです。

認知症の人やその家族、高齢者、障がいのある人が気軽に立ち寄れる場として親しまれています。

利用者は、ボランティアによるバイオリンの生演奏などに耳を傾けながら地域の人との交流を楽しむことができます。

同地区健康福祉部長の前田冨美子さんは、
「高齢者や認知症の人たちが主体的に活動しています。仲間づくりや居場所づくりにつなげたいです」
と話しました。

カフェは、新型コロナウイルスの感染状況を考慮しながら、毎月1回の開催を予定しています。


【問い合わせ】
区地域支援課
電話 092-833-4064
FAX 092-822-2142


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