できることから始めよう
みんなで取り組む4つの「R」

リデュース(ごみを増やさない)・リユース(繰り返し使う)・リサイクル(資源として再利用する)の「3R(スリーアール)」に加え、リフューズ(いらないものはもらわない)を心掛け、ごみの減量に取り組みましょう。
まずはリフューズ・リデュース 次にリユース その後にリサイクル
市が収集するごみの量は1日当たり約1584トンです。
そのうち家庭から出るごみが最も多く、約828トンにも及びます。
(※令和元年度ごみ処理実績値)

ごみを減らすためには、一人一人ができることを考え、始めてみることが大切です。


いらないものはもらわない
コロナ禍での「新しい生活様式」の定着に伴い、テークアウトやデリバリーの利用が増えています。
割り箸や、使い捨てスプーンなど、不要なときは断りましょう。

いらないものをもらわないことで、ごみ減量につながります。



ごみを増やさない
家にまだあるのに同じものを買ったり、余計に買いすぎたりしていませんか。

在庫を確認して買い物に行くなど、必要以上にものを買わず、できるだけごみを出さない工夫をしましょう。


繰り返し使う
リサイクルの処理には、多くのエネルギーや費用がかかります。

リサイクルする前に、繰り返し使うことが大切です。
ものが壊れてもすぐ捨てずに、修理するなどして長く大切に使ったり、使ってくれる人に譲ったりしましょう。


区では、リユースの取り組みとして、市民の皆さんから持ち込まれた古本を再利用した「わらしべ文庫」を、区役所に設置しています。

単行本や文庫本、幼児向けの絵本などがあり、待ち時間に読むだけでなく、気に入った本があれば持ち帰ることもできます。

また、読まなくなった本の提供も受け付けていますので、ご利用ください。


資源として再利用
資源として使えるものを、ごみとして捨てていませんか。

中でもはがきや封筒、お菓子の紙箱、ティッシュの空き箱などの「雑がみ」、食品トレイや古着・古布は、ごみとして出しがちですが、リサイクルが可能です。


市はリサイクルステーションを設置するなど、家庭から出る古紙(新聞、段ボール、雑がみ)や、布類などの資源物回収を推進しています。

また、住んでいる校区の資源物の回収場所や回収日などが分かる「資源物回収場所早わかりマップ」を作成しています。

同マップは、市ホームページ(「福岡市資源物回収 早わかりマップ」で検索)からダウンロードできるほか、区役所でも配布しています。



【問い合わせ先】
区生活環境課
電話 092-833-4343
FAX 092-841-6687


大切に使ったランドセルを新たな持ち主へ
有住校区では一昨年度、海外からの転入者等へ譲るために、校区に住んでいる人から使わなくなったランドセルを集める取り組みを行いました。

昨年度も同様にランドセルが集まりましたが、譲渡先が見つからなかったものについては、有住公民館が公民館だよりで呼びかけるなどして、新たな持ち主を探しています。

集まった8個のうち、2個はすでに新たな持ち主が見つかりました。


同公民館の深見英子館長は
「どのランドセルも、今までの持ち主が大事に使っていて、きれいな状態です。提供してくれた人の思いが無駄にならないよう、必要とする人のもとへ届けばうれしいです」
と話しました。


【問い合わせ】
有住公民館
電話 092-822-0352
FAX 092-822-6603





  • この記事をシェアする

  • LINEシェアのリンクアイコン
  • はてなブックマークのリンクアイコン