「住んでよかった」そんなまちに
野芥サミット開催

野芥校区は、昭和57(1982)年から「野芥サミット」を開催しています。

「住んでよかった」と思えるようなまちを目指して、毎年度初めに、自治協議会や小・中学校、商工連合など地域の各種団体が、その年の取り組みや抱えている課題などについて情報交換を行っています。

第40回となった今回は、「誰でもが生きやすいまちづくり」をテーマに開催されました。

始めに、北九州市立大学准教授で言語学者のアン・クレシーニさんによる講演「アンちゃんから見るニッポン」が行われました。

アンさんは、日本の友人との交流を通じて、食事前のあいさつとして知っていた「いただきます」という言葉に、命をいただいていることへの感謝が込められていることを知り、日本の言葉や文化だけでなく、その根底にある日本人の「世界観」を知りたいと思うようになりました。

そして、考え方が同じでなくても理解するように努め、互いを尊重することが重要だと思っていると話しました。

講演後は「野芥のうた」が発表されました。

この歌は、野芥の歴史や名所、自然など、歌詞に入れたい言葉を校区住民から募集して作られました。

「野芥のうた」づくり実行委員会の野芥校区自治協議会矢野俊明会長は、
「昨年、コロナ禍で校区の夏祭りなどが中止になってしまったので、校区全体が元気になるように、みんなで歌を作りたいと思いました。みんなの思いが詰まったこの歌を、校区の歌として歌っていきましょう」
と話しました。


【問い合わせ先】
野芥公民館
電話 092-862-3119
FAX 092-862-3122

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