市地下鉄40周年ちかまる通信

<第2回> 室見トンネルの貫通石
 市地下鉄は、昭和56(1981)年7月26日、室見~天神間で開業しました。
 岩盤が硬く、地下鉄建設工事最大の難関といわれた室見トンネル(姪浜~室見間)が貫通したのは、開業の2年前、昭和54(1979)年4月23日でした。
 岩盤は、室見駅のコンコースに「室見トンネルの貫通石」として展示されています。「難関を突破した」ことから、学業成就の祈願に訪れる人もいるそうです。

 室見トンネルの開通と同じ昭和54年に、市地下鉄のシンボルマークの一般公募が行われました。
 4,000点を超える応募作品の中から選ばれたのが、現在のシンボルマークです。地下鉄(subway)の頭文字「s」と福岡市の「f」を組み合わせ、簡潔でスピード感にあふれた軽やかさが表現されています。地下鉄のシンボルとして車両や駅出入り口などに掲げられ、市民の皆さんに広く親しまれています。

■問い合わせ先/交通局経営企画課 電話 092-732-4108 FAX 092-721-0754

  • この記事をシェアする

  • LINEシェアのリンクアイコン
  • はてなブックマークのリンクアイコン