熱中症にご注意ください

熱中症は、暑さや激しい運動などによって体温調節がうまくできなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れて発症します。
 特に、高齢者や乳幼児には注意が必要です。高齢者は、温度に対する感覚が鈍くなり気温の上昇に気付きにくくなる傾向があります。また、乳幼児は短時間でも発症する場合があります。
 熱中症は屋外だけでなく屋内でも発症します。新型コロナウイルス感染症対策のため、自宅で過ごす時間が増えています。頭痛、めまい、立ちくらみ、吐き気などの症状が出たら、体を冷やし、水分と塩分を取りましょう。
 無理をせず、体を休ませ、回復しないときは医療機関で受診してください。

●熱中症予防のポイント
 ▽汗をかいたら小まめに水分と塩分を補給する。
 ▽外出時には帽子、日傘を使用する。
 ▽エアコンや扇風機を上手に使う。
 ▽十分に睡眠を取る。
 熱中症予防のポイントを記したリーフレットを、各区健康課等で配布しています。
 市防災メール(熱中症情報)の登録や、市ホームページ(「福岡市 熱中症情報」で検索)もご活用ください。
 また例年夏場は、手足口病、ヘルパンギーナ、プール熱などの感染症が流行します。暑さで体力が消耗し、症状がさらに悪化する恐れがあります。
 体調管理に十分注意し、外出後や食事前などには、手洗いやうがいをしっかり行いましょう。症状が出た場合は、早めに医療機関で受診してください。

■記事に関する問い合わせ先/保健予防課

電話 092-711-4270

FAX 092-733-5535

熱中症予防 × コロナ感染防止
 マスクを着用すると皮膚からの熱が逃げにくくなり、気付かないうちに脱水症状になる場合があります。マスク着用時は激しい運動は避け、喉が渇いていなくても小まめに水分補給をしましょう。
 また、屋外で人との距離を十分に取れる場合は、マスクは外しましょう。感染対策をしっかり行いながら熱中症を予防して、この夏を元気に過ごしましょう。

「もしも」のときに備えて
 「緊急通報システム」は、1人暮らしの高齢者などが家庭内で急病や事故など緊急事態に陥ったときに、胸に掛けたペンダントのボタンを押すなどして、自動的に「受信センター」に通報し、助けを求めることができるサービスです。
 申し込み方法や費用など詳細は、お住まいの区の福祉・介護保険課にお問い合わせください。


【問い合わせ先】各区福祉・介護保険課

区 電話 ファクス
東 092-645-1071 092-631-2191
博多 092-419-1078 092-441-1455
中央 092-718-1145 092-771-4955
南 092-559-5127 092-512-8811
城南 092-833-4170 092-822-2133
早良 092-833-4352 092-846-8428
西 092-895-7063 092-881-5874



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