脇山口交差点からシーサイドももち海浜公園までの約1.6キロが「サザエさん通り」です。
当時、現在の西新三丁目に住んでいた「サザエさん」の作者・長谷川町子さんが、百道の海岸を散歩しながら登場人物を発案したことから、平成24年5月に名付けられました。
通り沿いには、記念碑や「サザエさん」をモチーフにした案内サインなどが設置され、いろいろな表情の「サザエさん」を探しながら散策できます。
【問い合わせ】
区企画課
電話 092-833-4306
FAX 092-846-2864
■「サザエさん通り」のキャラクター
漫画「サザエさん」は、昭和21年に福岡の地方紙「夕刊フク二チ」で連載がスタートしました。
掲載当時のサザエさんの顔が「サザエさん通り」のキャラクターになっています。
■国内にもう1カ所
「サザエさん通り」という名称は、長谷川町子美術館がある桜新町商店街(東京都世田谷区)に、昭和62年に初めて誕生しました。
桜新町は、長谷川町子さんが40年以上を過ごした街でもあります。
早良区にあるのは、桜新町に次いで2カ所目の「サザエさん通り」です。
地下鉄西新駅構内(改札口を出て正面)に漫画「サザエさん」の第1巻の表紙と第1話をモチーフにした高取焼の陶板があります。
高取焼味楽窯 第15代亀井味楽氏によって制作され、西新商店街連合会が設置しました。
9枚の陶板を合わせて、縦は114センチ、横は81センチあります。
「サザエさん通り」の起点である脇山口交差点に漫画「サザエさん」の第7巻の原画をモチーフにした看板を設置しています。
縦3.8メートル、横4.6メートルの大きな看板には、通り沿いの案内地図と、福岡市と長谷川町子さんとの関わりがイラストと共に描かれています。
銅像は、西南学院大学が学院創立100周年を記念し、社会貢献事業の一環として市に寄贈したものです。
「サザエさん」の作者である長谷川町子さん自身の銅像が制作されたのは全国で初めてです。
銅像横の案内サインには、長谷川町子さんが西南学院の近くに住んでいた時のエピソードが描かれています。
区は、地域や商店街、大学、企業等と共働して、子どもから高齢者まで、サザエさん一家のように生き生きと暮らし、学び、交流するまちづくりを進めています。
長谷川町子さん生誕100年を記念し、「サザエさん発案の地記念碑」がある磯野広場(西新六丁目)に、サザエさん、カツオくん、ワカメちゃんの銅像が設置されました。
これは、長谷川町子さんやサザエさんを愛する多くの個人、企業、団体の皆さんからの寄付で実現しました。
サザエさん通り沿いに、案内サインを7カ所設置しています。
案内サインの横には、サザエさん、カツオくん、ワカメちゃん、タラちゃんのシルエット像がランダムに設置され、「サザエさん通り」終点のシーサイドももち海浜公園で4人全員がそろいます。